「英听」読めますか?「えい…」じゃなくて、聞いたことある「あの単位」!

長く漢字を使って暮らしていても、見たことがない字ってやっぱりまだまだありますよね。その中には、読み方を聞けば知っている言葉なのに、漢字表記だと全然読めない言葉も結構あるものです。たとえば、キッチンツールでおなじみの「琺瑯」や、国語の授業で誰もが習う「天爾遠波」など。
今回の漢字クイズも、そんな「知っているのに読めない漢字」からの出題です。解いていただくお題はこちら!

「英听」。
「英」はともかく「听」という字は、初めて見た方もいるのではないでしょうか。ちなみにこちらの言葉、読み方は「えい……」ではありません。こちらも結構意外な読み方を持っているので、ヒントをもとにぜひ推理してみてください。

■ここでヒント!

・ヒント1 単位

「英听」は、質量を表す単位の1つです。記号では「lb」と表記されます。

・ヒント2 アメリカ

この単位は、日本ではあまり使われていません。主にアメリカで使われることが多い単位なので、英語が得意な人やアメリカ文化に詳しい人は、比較的推理しやすいかも。

・ヒント3 イギリス通貨

アメリカでは質量の単位として使われている「英听」ですが、イギリスではそれに加え、通貨(お金)の単位としても使われています。

ちなみに、読み方をカタカナで書くと「◯◯◯」の3文字です。

さて、答えは推理できたでしょうか? それではこの辺で正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「英听」の読み方、正解は「ポンド」でした!
「ポンド」とは、アメリカなど一部の国でよく使われているヤードポンド法の単位です。日本ではあまり使われない単位ですが、イギリスの通貨の単位とも同じ響きなので「聞いたことがあるなぁ」と思った方も多いのではないでしょうか。

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(豊島オリカ)

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