「琺瑯」読める?キッチン用品で超おなじみの言葉です

漢字表記だと全く読めないのに、音で聞くと「えっ、それなの?」と驚くような、おなじみの言葉だった経験はありませんか? たとえば、「逸早く」「聢と」「眥」など、聞いたことはあるけれど、漢字で見ると読めない言葉って結構たくさんあるものです。
そんな「知っているのに読めない」漢字クイズから、本日チャレンジしていただくお題はこちら。

「琺瑯」
お料理好きなあなたはサラッと読めるかも。いったい何と読むのか、ヒントをもとに推理してみましょう!

■ここでヒント!

・ヒント1 キッチン用品

「琺瑯」は、さまざまな用具に使われるサビ止めの技法を指す言葉です。……というと難しく思えますが、キッチン用品でよく見かけますし、100均でも日常的に目にする言葉なんですよ。

・ヒント2 言葉の意味

小学館デジタル大辞泉によると、「琺瑯」とは、「さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉(うわぐすり)。また、それを焼きつけた金属器」のこと。工業製品から家庭用品まで広く用いられており、琺瑯の技術を活用した装飾品の一部は「七宝焼き」と呼ばれます。

・ヒント3 読み方は何文字?

「琺瑯」は、ひらがなでも見かけますが、カタカナで見かけることのほうが多いかもしれません。ひらがな表記では「◯う◯う」、カタカナ表記では「◯ー◯ー」(「ー」は伸ばし棒)と書きます。

さて、そんな「琺瑯」の読み方は? この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は……こちら!

 

「琺瑯」の読み方、正解は「ほうろう」でした! この「琺瑯(ほうろう)」は「ホーロー」
金属にガラス質の薄い層を焼き付けたホーローの食器や鍋は、錆びにくい上に独特の光沢を持ち、その耐久性と清潔感から多くの家庭で愛用されています。

CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時に更新中です。明日の出題もお楽しみに!
(豊島オリカ) 

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