「既存」の正しい読み方知ってる?
よく目にする漢字でも、実は読み方を間違えていた…そんなことってよくありませんか?
たとえば、旅行や出張で利用する「旅客機」、「かぶそく」と読みそうな「過不足」、仕事のメールでよく見かける「何卒」など。
よく見かけますが、これらの漢字の読み方を間違えている方は意外と多いんです。間違えていたら恥ずかしい漢字の数々。本日のお題はコチラ。
「既存」。
こんなの簡単!と思ってはいませんか?
「きぞん」と読んでいる皆さん、実は辞書に「「きぞん」と読むのは、本来は誤り」と書かれているんです。
「既存の施設を活用する」など、意味はご存知の通り「以前から存在すること」です。(小学館 デジタル大辞泉より)
では、一体なんと読むのでしょうか?
答えは、「きそん」。
濁らないんですね。
実際「きぞん」とパソコンや携帯で入力すると、「既存」が予測変換に出てきます。そう読む人が一定数以上存在するので、もはや「それもアリ」として扱われるようになってきているものの、本来の読み方は知っておきたいものです。
堂々と間違って読むほど恥ずかしいことはありません。漢字クイズは毎朝6時ごろに更新中。これを機に、是非正しい読み方を身に付けてみては? (齋藤有紗)