「雷粔籹」なんて読む?ひらがなで7文字のお菓子です

よく知っている言葉やモノの名前でも、漢字で書かれるととたんに読めなくなってしまうことがあります。たとえば、「銅鑼焼」「餺飥」「成吉思汗」など。すべて音で聞けばおなじみの言葉なのですが、初見ではなかなか読めませんよね。
本日の漢字クイズも、そんな「知っているのに読めない日本語」からの出題です。お題はこちら!

「雷粔籹」
こちらも音で聞けば多くの人が「知ってる!」と言うであろう、とあるモノの名前です。いったい何と読むのでしょうか? ヒントを元に推理してみてください。

■ここでヒント!

・ヒント1 和菓子

「雷粔籹」は「雷+粔籹」という2つの単語がくっついて成り立っている言葉で、「粔籹」とは和菓子の名前です。「粔籹」は米や粟(あわ)などを水飴や砂糖で固めたお菓子で、大豆やピーナッツを混ぜることもあります。

・ヒント2 「雷」の由来

「雷」の部分の由来は、天候のカミナリではなく、浅草の有名観光地である雷門から。その昔、雷門の前で売り始めたお菓子であることから、大阪の「あわ粔籹」に対する東京名物菓子として「雷粔籹」と呼ばれるようになりました。

・ヒント3 ひらがなで何文字?

「雷粔籹」をひらがなで書くと、「かみなり◯◯◯」の7文字になります。

読み方は思い浮かびましたか……? それでは、この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「雷粔籹」の読み方、正解は「かみなりおこし」でした。「粔籹(おこし)」という言葉はひらがなで見ることが多いので、漢字表記は考えたこともなかった、という人も多いのではないでしょうか。知っているのに読めない食べ物の名前って、案外たくさんありますよね。

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。休憩時間にぴったりな短いクイズばかりなので、他の問題にもどんどんチャレンジしてくださいね!
(豊島オリカ)