意外と激ムズ。「偃月」ってなんて読む?月の見え方をあらわす言葉です

まだまだ知らない日本語って山ほどありますよね。たとえば「驟雨」や「感佩」は、初めて聞いたという人も多そうな日本語。でも、そんな周りが知らないようなマイナーな言葉を自分だけ知っているとなんだか嬉しい気持ちになります。
ということで…本日は「サラっと読めたらかっこいい」日本語シリーズからこちらを出題!

偃月」。
「月」は見慣れているけど、「偃」は日常で見かけることが滅多にない漢字。2つの漢字を合わせてなんと読むのでしょうか。分からないという方は、言葉の意味も一緒に確認していきましょう!

■ここでヒント!

「偃月」を小学館デジタル大辞泉で調べてみると、次のとおり。

1 半円形の月。半月。弓張り月。弦月。また、その形。
2 兵法で、陣立ての一。中央部を後退させて半月形に組んだ陣形。

このように、“半月の形”と“戦国時代に武士がとっていた陣の形”の2通りの意味があります。ちなみに読みかたは「○○○○」の4文字で、「月」は「げつ」と読みます。

弓を張ったような形の中国刀「偃月刀」や半月形のお城「偃月城」など、一昔前に使われていた言葉のようです。

それではこのへんで…正解を見てみましょう。


正解はコチラ!


「偃月」の読みかた、正解は「えんげつ」でした。
ちなみに1文字目「偃」という漢字の音読みは「エン」1つのみですが、訓読みは「す・ せる・ める・ おごる」など多くの読みがあります。どの読みかたが出てきても、もうサラッと読めちゃいますね!

CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中。明日のクイズもお楽しみに♪(Mai)