馴れ馴れしいとは。特徴や言い換え、社交的な人に近づく方法をチェック!

馴れ馴れしい人の特徴。人といい距離感を保つコツは?

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あなたの周りに馴れ馴れしい人はいますか? こちらからすると「距離感が近いな…」と思っていても、相手は気づいていないかもしれません。今回は馴れ馴れしい人と上手に関わるポイントや、自分自身が馴れ馴れしくならず社交的な人に近づくための心がけをまとめました。

馴れ馴れしいとは。意味をチェック!

まずは「馴れ馴れしい」の意味を辞書で改めて確認してみましょう!

  1. 非常に親しいようすである。「―・く軽口を交わす」
  2. ぶしつけである。遠慮がなさすぎる。「上司に―・い口をきく」
 

馴れ馴れしい人は相手からの距離感が近すぎて、いい意味でフランクなのかもしれませんが、褒め言葉としては使われない印象ですよね。イメージ通りの方も多かったのではないでしょうか?

馴れ馴れしいを言い換えると?類語はコチラ!

馴れ馴れしいの意味に近しい言葉は

「フランク」「軽薄な」「礼儀知らずな」

などが使われます。

出典:小学館デジタル大辞泉

馴れ馴れしい人ってどんな人?

1.スキンシップが多い

まずはスキンシップが多いこと。これは下心満載すぎますよえ。会って間もなかったり、友達の関係であるにも関わらず体を触ろうとしてくる男性は、なんだか信用できないですよね。簡単に身体に触れられると思わないでほしい!

2.距離感が近すぎる

初対面なのに下の名前を呼び捨てにしたり、ちゃん呼びをしてきたり。突然だと驚きますし、距離の詰め方の速さに若干引いてしまいます。まずは「苗字読み」から、そして断りを入れて名前で呼ぶようにしてほしいものです。

3.何でも知ろうとしてくる

好きなことや行きたい場所など、自分に関心を持ってくれるのは嬉しいもの。しかし特別な関係でもないのに予定や過去を全て把握しようとしたりと、プライバシーなところまで踏み込んでくるのはNG。人としての最低限のマナーですよね。

4.上から目線な言動

何かと教えたがったりアドバイスしてきたり…まだそこまで心の距離は縮まっていないのに上から目線な言動をしてくる人も、馴れ馴れしい人の特徴。なんだか馬鹿にされている気分になりますよね。よほど自分に自信があるようですが、対等に接してくれる人のほうが何倍も素敵ですよ。

5.自分勝手

馴れ馴れしい人は、自分のことを中心に考えがち。自分の事ばかり話してこちらの話は聞いてくれないなんて、一緒にいても退屈ですよね。付き合ってからも、自分のことばかりで、構ってくれないだろうと想像してしまいます。

馴れ馴れしくならず、社交的な人になる方法

1.感謝を言葉にする

距離が近くなればなるほど、感謝の気持ちを言葉を忘れてしまうことも。しっかり言葉にしなければ伝わりません。「親しき中にも礼儀あり」なので、「ありがとう」はきちんと言葉にして!

2.質問力を磨く

質問することで、自然と会話のラリーが続きますよね。そして、自分の話ばかりすることを防ぐことが出来ます!

3.笑顔を忘れない

あとはやっぱり笑顔。笑顔が素敵でポジティブなオーラを放っている人には惹かれますよね。多少馴れ馴れしいかも? と思われても「フランクで話しやすいな」という印象に。無理に笑顔を作る必要はないので、口角を上げることだけでも意識してみて!

4.ルールやマナーを守る

どんなに人に好かれるように行動していても、基本的なルールやマナーが守れていない人への評価は高くなりません。人が見ていないところでもしっかりとルールを守る。そういう小さなことの積み重ねで誠実さが周りにも伝わります。

5.会話のネタは相手から引き出す

会話が盛り上がらないからと言って、自分ばかりが話してしまうはNGです。自分がたくさん話そうとするのではなく、相手の好きなことを質問して相手に話してもらうようにするのが正解です! そうすると自分ばかり話さずコミュニケーションが取れるはず。

6.共感する

多くの人は認められたい、共感を求める生き物です。「こうしたほうがいい」とアドバイスをされるより、「その気持ちわかる!」と共感してもらったほうが、よっぽど嬉しく感じるのです。気持ちに共感してもらえることで、自分を理解してもらえているような気持ちになるのかもしれませんね! 心を開いてくれるポイントかも!

7.思いやりをもつ

当然のことですが、思いやりも大切。自分ならどうかではなく、相手がどう思うかを意識した行動を取ってみて。それだけで今までと違う考え方や動きができるかも!

馴れ馴れしい人と上手く関わるには

1.お願いは聞き流す

図々しい人の話をまともに聞いていたら、こちらもストレスが溜まってしまいます。無理な説得は厳禁! あまり関わりたくないと思っているのなら、否定も肯定もせずに聞き流すようにしましょう。

2.ときにはきつく接する

馴れ馴れしい人を放っておくと、自分の考えを押しつけてきたり、自分が得になるような行動がエスカレートしたりします。なので、「ここは」というところで、ときにはきつく接することも必要です。会社の上司などを上手く利用して、図々しい人に伝えてもらうようにするといいでしょう。

3.おだてる

きつく接したり追い込んだりするのとは反対に、「おだてて手のひらの上で転がす」という方法もあります。慣れ慣れしい人を立てているように思わせて、大事なところはこちらの思うとおりに仕向けさせるんです。

4.その人のいいところを見つける

馴れ馴れしい人にもいいところはあるはず。悪いところに目を向けるのではなく、よいところを見つけて褒めること。そうしているうちに、図々しい人の態度も変わるかもしれません!

5.無理に理解しようとしなくても良い

馴れ馴れしいは自我が肥大化しており、他人の気持ちに対して配慮したり協調する能力が欠けているのです。あなたが相手を理解しようとすればするほど深みにはまっていくので、ときには理解できると思って付き合わないようにするのがポイントになる場面もあるでしょう!

6.できるだけ関係を持たず、ノータッチに 

慣れ慣しい人に対するいちばんの対処法は、極力関わらないことです。どうしてもという場合は仕方がありませんが、そうでないのならできるだけ距離を置きましょう。

【まとめ】

無意識に馴れ馴れしい行動、取っていませんでしたか? 同じ行動をしても相手によって受け取り方は様々。関係性と相手の性格を考えて接すると、馴れ馴れしい人はではなく社交的で話しやすい存在になれるはず!