年の差カップルの魅力って?年上彼氏・年下彼氏と上手く付き合うポイント
芸能界などでも多い年の差カップル。実際のところ、どれくらいの年の差までなら付き合えるという人が多いのでしょうか? 男女の本音を調べてみました。また年上・年下それぞれの魅力や、長続きさせるポイントもご紹介します!
Contents
交際相手との年歳差は気になる?
Q.付き合い際に年の差を気にしますか?
【女性】
とても気にする 4.9%
多少気にする 54.5%
あまり気にしない 32.5%
まったく気にしない 8.1%
【男性】
とても気にする 4.5%
多少気にする 45.2%
あまり気にしない 41.3%
まったく気にしない 9.0%
交際相手との年齢差を気にするかどうかを男女別に聞いてみたところ、「とても気にする」「多少気にする」の割合は、男性が49.7%。対する女性は59.4%となっています。交際相手との年齢差を気にする割合は、女性の方が10%ほど多いようです。
歳の差恋愛のイメージに当てはまる年齢差は?
Q.年の差恋愛へのイメージにもっとも当てはまる年齢差は?(相手が年上の場合)
1位:10歳以上15歳未満(52%)
2位:5歳(13%)
3位:15歳以上20歳未満(8%)
Q.年の差恋愛へのイメージにもっとも当てはまる年齢差は?(相手が年下の場合)
1位:5歳(30%)
2位:10歳以上15歳未満(26%)
3位:3歳未満(15%)
「年の差恋愛へのイメージにもっとも当てはまる年齢差を教えてください」と女性に聞いてみたところ、パートナーが自分よりも年上か年下によって異なるイメージがあることが判明しました! なかでも、パートナーが年上の場合は「10歳以上15歳未満」と回答した人が約半数以上という結果となり、パートナーが年下の場合は「5歳」という回答が一番多い結果に。女性は年上より年下のほうがより年齢差を意識しているようですね!
歳の差は何歳までOK?
一言で年の差カップルといっても、年齢差はさまざま。実際には何歳差までなら付き合えると考えている人が多いのでしょうか?
Q.恋人との年齢差の許容範囲は?(年上の場合)
【女性】
年上はなし 0.3%
1~3歳上 19.4%
~6歳上 34.0%
~9歳上 22.0%
10歳以上 24.3%
【男性】
年上はなし 4.5%
1~3歳上 32.8%
~6歳上 32.3%
~9歳上 11.0%
10歳以上 19.4%
男女どちらも、6歳上まではOKという人が多いという結果になりました。女性のほうが年上への許容範囲が広いようです。
Q.恋人との年齢差の許容範囲は?(年下の場合)
【女性】
年下はなし 23.5%
1~3歳下 51.8%
~6歳下 14.5%
~9歳下 4.1%
10歳以上下 6.1%
【男性】
年下はなし 3.9 %
1~3歳下 25.2%
~6歳下 25.2%
~9歳下 15.5%
10歳以上下 30.2%
年下はなしという女性は約4人に1人と多め。男性では逆に、10歳以上年下もOKという人が約3割と、かなりの差が出ました。
歳の差パートナーのいいところは?【年上・年下】
続いては年上男性・年下男性、それぞれと付き合うメリットを聞いてきました!
【年上パートナーのいいところ】
年上のパートナーと結婚した人に、相手が年上で良かったと感じることを訪ねてみました。すると、男女ともに「相手に包容力・忍耐力がある」が1位に! 次いでランクインしている項目も含めて、実際に寄せられたコメントを紹介していきます。
- 「妻に包容力があり、今では私が大きな子ども扱いになっていて、まったくケンカにもならない」(男性・妻が8歳上)
- 「包容力があり、若いうちに経験できることをさせてくれる」(男性・妻が17歳上)
- 「自分よりも人生経験が豊富なだけあって、許容力・包容力が大きく安心できた。心の拠り所になってくれた」(女性・夫が17歳上)
- 「包容力があり、ケンカをしてもすぐに相手が折れて許してくれる」(女性・夫が10歳上)
- 「仕事で困ったことを相談すると、社会人の先輩としてアドバイスしてくれる」(男性・妻が7歳上)
- 「分からないことや不安なことは相談にのってくれる頼りになる妻。一番近い他人に相談しやすいというのは大きな利点」(男性・妻が7歳上)
- 「社会人経験が長いため、自分が困った時や失敗してしまった時のアドバイスが的確でとても頼りになる」(女性・夫が18歳上)
ランクインしている項目を見ても、年上パートナーのどっしりと構えた一面に魅力を感じている方が多いことがわかります。年の差があるからこそ、素直になりやすいというのもあるのかもしれませんね。まさに「大人の魅力」といえるかもしれません。
■年下パートナーのいいところベスト5
次に、年下のパートナーと結婚した人に、相手が年下で良かったと感じることを訪ねてみました。男性の1位は「自分も若くいられる」で、女性の4位にもランクイン。また、女性1位は「相手の若さや体力に頼れる」でした。それでは、それぞれのコメントを見てみましょう。
【自分も若くいられるの理由】
- 「年下の妻は体力がありアウトドア派なので、自分も外出する機会が増え健康的に過ごせる」(男性・妻が11歳下)
- 「自分の服のセンスも若くなる」(男性・妻が10歳下)
- 「若さを保っていられる」(女性・夫が12歳下)
日々、自分より若い人と過ごすことで、運動量に差が出たり、価値観や考え方を刷新する機会になったり、あるいはファッションなどの趣味が若返ることもありそう。自分にはない考えや感覚が良い影響を与えているようです。
【若さや体力に頼れるの理由】
- 「夫が若くてタフなので子育てや家事が頼もしい」(女性・夫が7歳下)
- 「夫が若く、体力が私より遥かにあるので進んで手伝いをしてくれる。家具の組み立てをテキパキしてくれたり買い物で重いものを率先して運んでくれたりとても頼りになる」(女性・夫が9歳下)
自分には難しいことをやってくれるというのはとても助かりますし、いざという時の安心感にも繋がりますよね。
歳の差パートナーの残念なところは?【年上・年下】
■年上パートナーの残念なところワースト5
では、反対に年上パートナーとの結婚で残念だと感じることも聞いてみると、残念なところに関しては男女の順位で差が見られる結果に。年上の妻を持つ男性の意見ワースト1位は「偉そうにされる・上から目線」、年上の夫を持つ女性から見たワースト1位は「一緒にいられる時間が短い可能性がある」がランクインしました。各1位のコメントは以下の通り。
【偉そうにされる・上から目線が残念!の理由】
- 「ケンカになったときに上から目線でものを言われる」(男性・妻が11歳上)
- 「結婚当初の自分が若かった頃は年上の妻を尊敬していたが、自分が精神的に成長していくとともに妻の上から目線にストレスを感じるようになった」(男性・妻が12歳上)
年上の妻は頼りになる反面、リードされすぎると上から目線に感じるのかもしれません。いい面にもなるからこそ、バランスが重要ですね。
【一緒にいられる時間が短い可能性があるのが残念…の理由】
- 「10歳近く離れているので、男性のほうが寿命が短いことを考えると“早く離れるのかな”とか考える」(女性・夫が9歳上)
- 「昨年夫が予期せず急逝したため、中身の濃い結婚生活だったとはいえ、結果的に同年代のカップルに比べて一緒に過ごせた時間が短くなったのはとても残念」(女性・夫が17歳上)
日本の男女の平均寿命は女性のほうが長いこともあり、年上のパートナーとの残された時間を気にする女性も多いようです。一緒に年を取りながら、末永く過ごせることが理想ではありますよね。
■年下パートナーの残念なところワースト5
男女ともにワースト1位になったのは「考え方や行動が幼い・子どもっぽい」。年齢差があるので多少の幼さはやむを得ないものの、一緒に過ごすうちに相手の子どもっぽさが気になるシーンもあるのかもしれません。それでは、実際に寄せられたコメントを見てみましょう。
【幼さ・子どもっぽさが残念の理由】
- 「考えていることが幼く感じて理解ができないこともよくある」(男性・妻が16歳下)
- 「話し方やマナーなどに幼さを感じるため、不満に思うことがある。指摘してもケンカになるだけなので、気にしないようにしている」(男性・妻が6歳下)
- 「世間知らずなところがあり、こちらが恥ずかしい思いをすることもある」(女性・夫が7歳下)
- 「私のことを“おばさん”などと呼んで、相手が不快に思うようなことをふざけて言ってくるところが幼稚だと思う」(女性・夫が7歳下)
年齢差があるので多少の幼さはやむを得ないものの、一緒に過ごすうちに相手の子どもっぽさが気になるシーンもあるのかもしれません。人生経験に差があるのは承知のうえ。しかし、最低限のマナーや常識などは特に意識してほしいところ。
また、女性の同率1位、男性4位の「自分の老いに引け目を感じる」に関しては、相手の問題というよりも、自分の体力面などが追い付かずいたたまれなくなるようです。
【自分の老いに引け目を感じるの理由】
- 「体力的についていくことができないのが申し訳ない。出かけたあとの疲労回復に妻と大きな違いがある」(男性・妻が11歳下)
- 「自身の体力が落ちてきたことを痛感しており、今後迷惑をかけてしまうかもと考えてしまう」(男性・妻が7歳下)
- 「先に老けてしまったり体力がなくなってきたりして申し訳ない」(女性・夫が7歳下)
- 「自分の老化が嫌」(女性・夫が9歳下)
歳の差カップルが長続きするポイント
年の差カップルが長続きするためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
【年上男性編】
1.ほどよく素直に甘える
素直に甘えてくれる時や、くっついて来る時などに、きゅんとする男性は多いです。ただいつも甘えすぎていると、「自立していない」「依存している」と思われてしまうきっかけに。時々素直に甘えるのが程よいかもしれません。相手の性格に合わせてバランスを取ってくださいね。
2.小さなお願いをして褒める
心理学においては古くから「好意を伝えると相手からも好意が返ってくる」という「好意の返報性」と呼ばれる法則がよく知られています。これをうまく利用できるのが、「ささいな頼みごとをする」という方法。年上男性にも「これ、組み立てるのが難しくて…できる?」など小さなお願いをしてみましょう。その時に、感謝や褒め言葉を伝えると相手も嬉しいもの。「また喜んでもらえることがしたい」と思ってもらうために、日頃からお願い&感謝を心がけましょう。
3.自分の仕事や趣味など、何事にも一生懸命取り組む
仕事や趣味などに一生懸命取り組んでいる姿は、年齢問わず素敵ですよね。仕事でも趣味でも、年下でありながら彼を超える一面を見せれば頼もしい存在と感じてもらえます! かっこいい姿でギャップを見せましょう♡
4.付き合いが長くなっても敬意を払う
何年も一緒に過ごしていると、友達のような関係になってしまいがち。彼が「付き合ったころは、もっと敬ってくれていたのに…」と感じないように、日頃から感謝したり尊敬しているポイントを伝えたりしましょう。いつも頑張っている彼のためにプチギフトを渡すのもおすすめです♡
【年下男性編】
1.周りからどう思われているかは無視!
自分のほうが年上だと、周囲からどう見られているかを気にしてしまう女性も多いはず。ですが、それを気にしすぎて自分らしくいられないと余計に関係がギクシャクしてしまいます。相手と自分の関係性さえ良ければ問題ないと腹をくくりましょう!
2.年下男性にとって“お母さん”になってはいけない
年下でかわいいからといって、なんでもかんでもやってあげる「お母さん」にならないように注意しましょう。それでは精神的にも経済的にも負担が大きくなり、長続きしません。
3.ムリして合わせようとせず自立する・させる
年齢差が大きいとそれだけ価値観にも差が出てくるのは当然のこと。そこをムリして合わせる必要はありません。お互いに自分の時間も大切にして自立しあった関係を目指しましょう。
4.年下彼氏を必要以上に甘えさせない
必要以上に甘えさせてしまうのはNGです。相手に嫌われないようにと振舞うのではなく、自分のことは自分でやってと突き放すくらいのほうが上手くいきます。
【まとめ】
恋愛をするうえで、年の差を気にするという人もいるでしょう。歳の差カップルにはメリットもデメリットもあることが分かりましたが、結局は幸せはふたりで作っていくもの。実際に年の差をある人を好きになったら、ご紹介したテクニックを参考に、良い関係を築いてくださいね!