年の差婚って後悔しない?メリット・デメリットと長続きのポイントを解説

年の差婚、後悔してる?

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付き合っている彼氏と年齢が離れていると、結婚を考えたときに不安になる人も多いはず。でも、実際に年の差婚をして後悔する人は多いのでしょうか? 今回は、年の差婚のメリット・デメリットや、年の差婚をしても幸せになるコツをご紹介します。

年の差婚、ぶっちゃけどう思う?

まずは「年の差恋愛」や「年の差婚」に関するイメージ調査の結果をご紹介します。

Q:年の差恋愛に憧れますか?

憧れる…52%
憧れない…48%

年の差恋愛に憧れるか質問したところ、「憧れる」と回答した人が若干多い結果に。ちなみに、憧れると回答した理由としては「好きなら年齢はあまり関係ないと思うから」という意見が目立ちました!

Q:憧れの年の差恋愛シチュエーションは?

1位:上司と部下…36.8%
2位:先輩と後輩…19.7%
3位:学生と社会人…15%

次に、憧れの年の差恋愛シチュエーションを聞いたところ、1位は「上司と部下」でした。いわゆる社内恋愛ですね! 学校の先輩と後輩の関係も甘酸っぱくて人気が高そうですが、大人になってからの社内恋愛のほうがドキドキ感が増すという意見が多かったです♡

年の差婚って何歳差から?

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そもそも「年の差婚」というのは何歳ぐらい離れている状態なのでしょうか。こちらも調査結果をご紹介します。

Q:年の差婚と思うのは何歳差から?【相手が年上の場合】

 

1位:10歳以上15歳未満…52%
2位:5歳…13%
3位:15歳以上20歳未満…8%

大体10歳以上離れていると年の差婚・年の差恋愛だと思われるようです。

後悔はある?「年の差婚」のメリット・デメリット【相手が年上編】

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続いて、実際に年の差恋愛や結婚をしたことがある人に、メリットとデメリットを聞いてきました。まずは相手が年上だった場合のメリット・デメリットを見ていきましょう!

年の差恋愛・結婚のメリット【相手が年上の場合】

  • 「一緒にいて落ち着く」
  • 「包容力がある」
  • 「経済力がある」
  • 「落ち着いている」

年上のメリットとしては、やはり大人の包容力関連が多く挙がりました! 同い年や年下相手だとケンカになりそうなことでも優しく包み込んでくれたり、知らないことを教えてくれたりと年上ならではの醍醐味もたくさんありそう♡ 特に結婚するとなると年上のほうが頼れそうというイメージもありますよね。

年の差恋愛・結婚のデメリット【相手が年上の場合】

  • 「しっかりしてないと“年上なのに”と思ってしまうこと」
  • 「上から目線すぎる。自分が偉いと思っている」
  • 「話が合わないときがある」
  • 「イベントに対して冷めている」

自分より年上だと何でもできて大人っぽいというイメージがありますが、期待しすぎてしまうと「年上なのに…」と思い、後悔しまう場面があるようです。また、落ち着きすぎていることからイベント事を一緒に楽しめなかったり、ジェネレーションギャップを感じてしまったりすることもデメリットとして挙がりました。

後悔はある?「年の差婚」のメリット・デメリット【相手が年下編】

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年の差恋愛・結婚のメリットデメリットがわかったところで、続いては年下編をチェックしていきましょう!

年の差恋愛・結婚のメリット【相手が年下の場合】

  • 「かわいい」
  • 「年下だとだいたいのことは許せる」
  • 「若さゆえのコミュニケーションスキル」
  • 「自分も若くいようと刺激をもらう」

年下相手だと、変な期待をしなくて楽、シンプルにかわいい、という意見が目立ちました。そして、相手が若いと自分も若々しくいれるというメリットもあるようです♡

年の差恋愛・結婚のデメリット【相手が年下の場合】

  • 「話す内容や経験値が違いすぎて友達としか感じない」
  • 「頼れない」
  • 「お金がない」
  • 「まだ人間的に未熟で小さいところ」

デメリットとしては、頼れない、お金がないなど「子ども」という意見が最も多く挙がりました。ただ、子どもっぽい年下は恋愛対象に入りませんが、仕事を一生懸命頑張っているなど年下なのにしっかりしているなというギャップのある年下ならまた見る目も変わってくるのではないでしょうか? ただ、もともと相手に対して頼りたい願望がある人の場合、年下との結婚は難しいかもしれません。

女性が年上の「年の差カップル」が長続きするコツ

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自分のほうが年上の年の差カップルが長続きするためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

周りからどう思われているかは無視!

年上女性と年下男性の組み合わせで、意外と気にしてしまいがちなのが「周囲からの目」や「友達の反応」だといえます。とくに一回り近くも離れていると、相手に申し訳ない気持ちになってしまう場合も少なくないでしょう。でも、そこでひるむのはNG。自分が自分らしく振る舞えなくなってしまいます。そうなると、関係が余計にギクシャクしてしまい、ふたりの間に微妙な空気が流れることも。価値観は、周囲からの目で振り回されるものではなく、自分たちで決めるということを忘れないでください。

年下男性にとって「お母さん」になってはいけない

受け身の草食系男性もしくは母親が大好きな男性、いわゆるマザコン傾向が強い男性は、年上女性に好意を抱きやすいとされます。年下男性から好かれるのは嬉しいことかもしれませんが、あなたが彼にとって、何でも許して受け入れる「お母さん」になってしまってはいけません。精神的にも経済的にもかなりの負荷がかかってしまいます。年下だからといって彼を甘やかさず、男として自立を促すことでさらに素敵な関係になれるはずです。

ムリして合わせようとせず自立する・させる

年齢が離れていると、生活リズムが違っていたり趣味や交友関係、さらには価値観が異なるためにカルチャーショックを覚えてしまう場合も。そのため、どうしてもお互いが合わせようと無理をしてしまいがちです。でも、それだといずれ歪みが生じてしまいます。だからこそ、お互いに自分の時間を大切にするように心がけましょう。そして、それを共有することができれば、毎日の発見の連続が楽しい刺激的なカップルになれるでしょう。

年下彼氏を必要以上に甘えさせない

女性側が年上だと、どうしても年齢の差を気にしてしまい、周囲からの目も意識してしまいがち。そして、自分がお姉さんということもあり、「リードしてあげなきゃ」と思うことも少なくないでしょう。でも、必要以上に気にして彼を甘やかすのはNG。どんどん彼が付け上がってしまいます。「年上の私と付き合えて幸せだね!」くらいの強気な姿勢と、「自分のことはキチンと自分でやって」という突き放す気持ちを持って接することが大切。彼から嫌われないように振る舞うのはNGです。彼から尊敬されれれば、彼もあなたを離したがらないはずです。

男性が年上の「年の差カップル」が長続きするコツ

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続いて、男性のほうが年上の年の差カップルが長続きするコツをご紹介します。

  • とにかく相手をたてる
  • 「おじさん」は絶対に禁句
  • 連絡は控えめに
  • ケンカのときは冷静に
  • 甘えるフリして手なずける

男性のほうが年上の場合は、相手のプライドを上手く利用することが重要なようです。プライドが傷つかないように配慮しつつ、甘えたり頼ったりすることで相手に好きでいてもらいましょう。

後悔しない幸せな「年の差婚」の秘訣

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年の差婚にはメリット・デメリットそれぞれありますが、できればお互い心地よい結婚生活を楽しみたいですよね!ここからは幸せな年の差婚の秘訣をご紹介していきます。

【相手が年上の場合】 

相手が年上の場合は、以下の4つを意識してみましょう。年上のパートナーがきゅんとするポイントをまとめました。

1.ほどよく素直に甘える
素直に甘えてくれる時や、くっついて来る時などに、きゅんとする男性は多いです。ただいつも甘えすぎていると、「自立していない」「依存している」と思われてしまうきっかけに。時々素直に甘えるのが程よいかもしれません。相手の性格に合わせてバランスを取ってくださいね。

2.小さなお願いをして褒める
心理学においては古くから「好意を伝えると相手からも好意が返ってくる」という「好意の返報性」と呼ばれる法則がよく知られています。これをうまく利用できるのが、「ささいな頼みごとをする」という方法。年上男性にも「これ、組み立てるのが難しくて…できる?」など小さなお願いをしてみましょう。その時に、感謝や褒め言葉を伝えると相手も嬉しいもの。「また喜んでもらえることがしたい」と思ってもらうために、日頃からお願い&感謝を心がけましょう。

3.自分の仕事や趣味など、何事にも一生懸命取り組む
仕事や趣味などに一生懸命取り組んでいる姿は、年齢問わず素敵ですよね。仕事でも趣味でも、年下でありながら彼を超える一面を見せれば頼もしい存在と感じてもらえます! かっこいい姿でギャップを見せましょう♡

4.付き合いが長くなっても敬意を払う
何年も一緒に過ごしていると、友達のような関係になってしまいがちですよね。彼が「付き合ったころは、もっと敬ってくれていたのに…」と感じないように、日頃から感謝したり尊敬しているポイントを伝えたりしましょう。いつも頑張っている彼のためにプチギフトを渡すのもおすすめです♡

【相手が年下の場合】  

今度は相手が年下の場合に、心がけておきたい4つのことをご紹介します。年上の女性ならではの魅力を磨いて、更に虜になってもらいましょう♡

1.包容力を鍛えて彼を安心させる
年上女性の魅力といえば、やはり「安心感」。彼が弱っている時こそ、彼を支えてリラックスしてもらいましょう。感情に左右されない心や、前向きなメンタルを鍛えましょう!

2.時には彼を頼って褒める
普段は頼れるお姉さんでも、ときに抜けている一面があって目が離せない女性は年下男性に人気です♡ 料理が得意な彼には「あなたの味付けが好きだから、味見してみてくれる?」など相手を褒めつつ、頼ってみましょう。やってくれた後は褒めたり感謝を伝えたりしてくださいね!

3.マナーや知識を豊富にする
マナーや礼儀がしっかりしているのも年上女性の魅力のひとつ。同世代女性と比較しても「大人だな」と思ってもらえるように、品のある行動を心掛けましょう。彼が自慢したくなるような上品な女性を目指してみて。

4.メンタルを安定させる
いつも明るく、一緒にいて元気でポジティブな女性を好む男性も多いです。年齢を重ねるほど、感情をコントロールしなければならない場面が増えていきますが、その度に「自分を鍛えるチャンス」だと思って冷静に落ち着いて対応していきましょう。そんな姿を見て彼が惚れ直しくれるかも。

【まとめ】

あなたは年の差婚に興味がありますか? 年が離れている相手との恋愛・結婚にはメリットもデメリットもあります。ですが、大切なのはお互いに相手を想う気持ちと歩み寄りの姿勢。年が離れているからという理由だけで恋愛や結婚を諦めないでくださいね♡