こんにちは! ライター・ルーシー、父親から「今年中に結婚したらボーナス300万!」というニンジンをぶら下げられ、婚活(恋活?)街道をまっしぐらで進んでいます。初めましての方は「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
さて、今回は学生時代の元彼ゴーヤ君とのエピソード。思い出は美化されるって本当なんですね。もしも再会しなければ、学生時代の思い出も綺麗なままだったのかな…。いや、でも今回得た知見は、大いに私の人生に良い影響を与えてくれそうなので、結果めでたしめでたしです!
元彼から「誕生日おめでとう」。はて…?
6月はバースデー月ということもあり、自分を韓国ドラマのヒロインだと勘違いしながら日々を生きているルーシーには想定通りさまざまなことが起こりました。そのうちのひとつが「元彼から祝福のLINE」。
この元彼(以下、ゴーヤ君)は学生時代の3か月だけ付き合ったTHE学生っぽ交際の代表格。なんかお互いノリと勢いと、彼氏彼女とかいたほうがいいんじゃないそろそろ?みたいな謎プライドで交際が開始し、深いところまで知らないまますぐに破局したルーシー&ゴーヤカップル。
進学先も就職先も、住む場所もまったく重ならなかったこともあり、その後の友情関係はなくただの“元同級生”以上でも以下でもありませんでした。確かゴーヤ君には5年ほど続く彼女がいましたので「誕生日おめでとう」とか送ってくれる距離感に一抹の違和感はありましたが、一度好きになった相手ですし、何かのきっかけかなーと思い、共通の後輩も呼んで5人で飲み会することに!
元彼が、絶対に復縁すべき相手じゃないと悟った理由4つ
そもそも未練があったとかは無いのですが、10年近くぶりに元彼に会うって割と貴重な体験、ちょっとドキドキしながらお店に到着。ほかのメンバーが遅れていたので、スタート時はゴーヤ君とふたりきりでした。世間話から、話題が進むにつれて「ん⁉ なんかイヤかも…」と感じることがいくつかあったので、間違っても復縁すべきじゃないと感じた理由をご紹介します。
【1】お前のインスタ、ちょっとイタいよね
ゴーヤ君:あ、久しぶり。てか誕生日おめでと
ルーシー:ありがとう~。覚えてくれてたんだね
ゴーヤ君:あんなに毎日インスタ上がってたらわかるよ。ってかちょっとイタかったし(苦笑)
確かに、誕生日当日は後輩がサシでお祝いしてくれる予定だったのに、実はサプライズで15人以上集まってくれていた! なんて感動のパーティーが開催され、27歳にもなってこんな驚かされることはなかったので、嬉しいのと感動で毎日のようにストーリーにメンションしたりメンションされたり、まあ傍から見れば「ウザい」と感じるレベルだったことでしょう。
しかしまあ、Instagramをフォローしてくれとゴーヤ君にお願いしたことは一度もありませんので、痛いと感じていたらなら黙ってそっとフォローを外せばいいのに…。こちらとしては、祝ってくれた友達への最大限の感謝とリスペクトを持ってメンションし返しているので、そういうのが嫌いなら見てもらわないほうがお互いWinです♡
「踊る阿呆 (あほ) に見る阿呆、同じ同じ阿呆なら踊らにゃ損々」、という言葉がありますが、学生時代からゴーヤ君は行事ごとを少し斜に構えるところがあって「気合入れなくてもいい線行く俺、かっこいい」的な雰囲気を醸してたので「あー、こういう”見る阿保”側なとこがイヤになったんだよな」と当時の気持ちを思い出しました。
【2】「今の仕事、わりと退屈…」とかなんとか
ルーシー:異動で東京に戻って来てちょっと経ったけど、仕事どう?
ゴーヤ君:ん~。まーまー。いっときちょっと忙しかったけど、今は落ち着いたかな。わりと手抜けるし、ちょっと退屈なレベルかも。
社会人5年目くらいのあるあるなのかも(?)しれませんが、普段「仕事バカ」っておでこに書いてあるレベルの人と仲良く飲むことが多いので「そんな風に言う人もいるんだな…」と、なんだか海岸の浅瀬で未確認生命体を見つけちゃったみたいな感情になりました。そしてそっち系のセリフは元カノに言うな、上司に言ってくれ。
【3】学生時代の親友としっかりデキていた
ゴーヤ君とは卒業以来まったく会っていませんでしたが、風のウワサで「浪人時代に男性ホルモンが無双してた」とか「大学でヤ●チ●化した」とか耳にしていました。ほとんど「どーでもいー」って感じでしたが、唯一「ムムッ」と気がかりだったのは、ルーシーとゴーヤ君と同じ学校でルーシーの親友だったYちゃんと「夜のお友達」になってしまったというエピソード。
めちゃフラットに言うと学生時代の元彼と親友が知らないあいだにオチョメしていたということです。今回の飲み会では、暴露系YouTuberばりにポロッた後輩がそのことをつらつらとしゃべってくれ、それがウワサどころか紛れもない事実だったことが判明。まあYちゃんとももう会ってないですし、ゴーヤ君にも未練はないので心のダメージは「2」くらいでしたが!
【4】お会計、ちゃっかり請求
最終的に、請求が私宛に7,500円。厳密に言うとあんまり楽しくなかったのもあり、呼んだ女の子の分×2でお支払いしたので、計15,000円。SNIDELのワンピ買えるわ。もう、なんなんだ。ミレ二アル世代的には、大学時代からデート割り勘とかもけっこうあったので、支払い自体には「まあ、そんなもんか」と納得はできます。
でも、一応「誕生日おめでとう」LINEが発端になった飲み会なのだから、俺ら男子3人でちょっと多く払うよとかあってよくないですか?(誕生日プレゼントとかもなかったしさ、せめて会計くらいさ) それくらいカッコよくいてくれよ、元彼君。君を選んだ16歳のルーシーが浮かばれないよ…。
高校時代の元彼と、同じ高校の親友が大学浪人期間中に夜のお友達になっていたことを知らされたうえ、なぞにお財布から15,000円もFLY AWAY。散々な目に遭いながらも「勉強代、勉強代」と自分に言い聞かせながら帰路につきました(完)
元彼の忘れ方、教えます
最後に、元彼を引きずったままの乙女さまたちへメッセージを。まだお付き合いしていたころの彼を思い出して切なくなったり、元の関係に戻りたいと思ったりしているってことは、あなたがそれだけ真剣にその人を好いていた証拠ですし、そう思わせるほどそのお相手がきっと素敵な人だったのでしょう。そんなときは
「忘れなくていい。冷めるときはいつかくる」
無理に忘れようとするのは心的ストレスになるのであまりおすすめはしません。ただ、重要なのは「なぜ別れたいと思ったか」「もう許せないと思ったこと」「好きだけど、悲しかった出来事」など、別れを考えるきっかけになった要素を見つめること。
冷静に振り返れば、百年の恋も「冷める」かも。そして今回のルーシーのように時間が経つと、元彼に疑問を感じて冷めることもあるかも。好きの反対は無関心であるとも言われますが、冷めれば冷めるほど、元彼の存在が自分のなかで薄くなっていきます。そして無関心の状態を迎えるのは3日後かもしれないし、3か月後かもしれないし、3年間後かもしれません。が、いつかきっと来るでしょう。もしも来なかったら、そのときは素直に告白すればいいのです。
学生時代は、同じ教室で、同じ授業を受け、行事も共にし、交友関係もある程度いっしょ。会話もノリも空気感もFITしていたからこそ、居心地がよかった私たち。ゴーヤ君は、ルーシーの学生時代におもしろい思い出を作ってくれた人、正直感謝することはあっても恨むようなことは何ひとつありません。
ただ、お互い離れて環境も別になると”あたりまえ”と感じることが少しずつズレていくのはしょうがないこと。過去に感謝し、今お互いがハッピーであることを願い合えたら、そんな素敵なことはないのかも♡
ミッションリミットまであと168日! To be continued……