恋と愛の違いって考えたことある?
恋と愛、似ているようで違うといわれますが、この差ってどこにあると思いますか? 今回は、恋と愛の違いを女性たちに聞いてみました。また、恋が愛に変わる瞬間や、自分の気持ちが恋なのか愛なのか判断する方法もご紹介します。
Contents
20~30代女性に聞いた!恋と愛の違いとは?
まずは、恋と愛の違いについて20~30代女性100人に聞いた結果をご紹介します。
1.ドキドキするのが恋、安心するのが愛
- 「ドキドキするのが恋、落ち着くのが愛」(回答多数)
- 「ドキドキするのが恋、お互いに愛し合ってるのが愛」(27歳)
- 「ときめくのが恋、穏やかに相手を思いやるのが愛」(22歳)
いちばん多かった回答がこちら。恋はドキドキやトキメキを感じ、愛は家族に感じるような安心感を感じるものという答えでした。
2.自分本位なのが恋、相手を尊重するのが愛
- 「自分中心なのが恋で、相手も自分も大切にするのが愛」(28歳)
- 「自分のことしか考えてないのが恋、相手を思うのが愛」(29歳)
- 「自分本位なのが恋、相手のことを尊重しているのが愛」(28歳)
自分中心の気持ちが恋で、相手のことを思いやっているのが愛という回答も複数ありました。たしかに、恋をしている時は自分の気持ちをどうにかしたいと思って、相手のことを考えずに突っ走ってしまうこともありますもんね。
3.恋はひとりよがり、愛は双方向
- 「恋はひとりよがり。愛は相手のことを自分より大切にする」(29歳)
- 「片思いが恋、両思いが愛」(28歳)
恋は相手に向かった一方通行の感情で、愛はお互いに向き合った感情という答えもありました。
4.短時間で恋に落ち、長い時間で愛に変わる
- 「短期的だと恋、長いと愛」(27歳)
- 「恋は短時間で落ちる、愛は長時間かけてつくりあげるもの」(29歳)
恋に落ちるのは一瞬というくらいですから、恋は短時間でスタートします。そこから長い時間をかけて育んでいくのが愛。素敵な考え方ですね。
5.見返りを求めるのが恋、求めないのが愛
- 「見返り求めるのが恋、求めないのが愛」(29歳)
恋しているときは相手から何かしてほしい、愛情を示してもらいたいなどの願望がありますよね。ですが、愛では自分が愛しているだけで幸せであり、相手から何ももらえなくても成立する、という考え方です。「無償の愛」という言葉はこういうところから生まれるのでしょうね。
「恋」は恋愛感情として使われることが多い
では、続いて、「恋」と「愛」の言葉の意味をチェックしていきましょう。
まずは「恋」から。恋はやっぱり「好き」「ときめき」といった、恋愛感情を表す上で使うことが多いです。異性に限りませんが、考えるだけで胸が熱くなったり切ない気持ちになったり…恋愛している相手に対し「恋」を使いますよね!
「恋」の意味を辞書でチェック!
実際、辞書で意味を調べてみると、以下のように載っていました。
特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。土地・植物・季節などに思いを寄せること。
人に対して使うイメージですが、それだけではなく土地や季節にも使うようです。「恋に落ちる」「恋に破れる」などと使います。
「愛」は恋愛以外、家族や友人にも使われる
一方で「愛」は、恋愛感情だけではなく、家族や友人に対しても芽生えるもの。
「愛」の意味を辞書でチェック!
愛の意味を辞書で調べてみると、様々な意味がありました!
親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「―を注ぐ」
(性愛の対象として)特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。「―が芽生える」
ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する―」
個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への―」
キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。
仏教で、主として貪愛 (とんあい) のこと。自我の欲望に根ざし解脱 (げだつ) を妨げるもの。
やはり、恋愛よりも広い意味で、親子や兄弟、物事に対して使うことがわかりました。動物や食べ物に「恋」はあまり使いませんが、「犬愛がすごい」「ハンバーグ愛が強い」などと使うこともありますね♡
恋が愛に変わる瞬間って?
恋も愛も素敵な言葉ですが、恋が愛に変わる瞬間って一体どんなときなのでしょうか? 恋愛感情だけではなく、人として好きな気持ちが高まるといったニュアンスで、恋が愛に変わる瞬間を聞いてみました!
1.辛いときに支えてくれたとき
- 「何気ない心遣い」(回答多数)
- 「体調が悪いときに世話をしてくれた」(35歳)
- 「辛くて泣くことしかできなかったとき傍にいてくれた」(23歳)
辛いときこそ誰かにそばにいてほしいと思いますよね。そういう瞬間に駆けつけてくれてそっと寄り添ってくれる人には愛情を感じずにはいられないでしょう。
2.守りたいと思ったとき
- 「この人を守りたいと思ったとき」(回答多数)
- 「ずっと隣で支えたいと思ったとき」(26歳)
男女とか関係なく、相手のことを守りたい・支えたいと感じるのも愛なのでしょう。
3.尊敬できる部分が増えたとき
- 「夢に向かって頑張ってる姿」(28歳)
- 「仕事に対する姿勢を聞いたとき」(26歳)
- 「自分にないものを持っている」(23歳)
相手に対して「この人本当にすごいなぁ」と尊敬の念が生まれたときにも、恋が愛に変わりやすいです。ずっとそばで見ていたい、見本にしたいと思う感覚でしょうか。
4.相手への信頼が高まったとき
- 「失敗を受け入れてくれて、優しく包み込んでくれるとき」(35歳)
- 「悩みを話してくれること。聞いてくれること」(33歳)
- 「話を聴いてくれて、自分を受け入れてくれるとき。時には自分のことを優しく叱ってくれるとき」(37歳)
信頼関係は絶対に必要ですよね。相手を心の底から信頼して何でも話せると思ったら、それは愛している証拠かもしれません。
5.自分よりも相手のことを優先できるとき
- 「自分よりも相手を大切にしたいと思ったとき」(回答多数)
- 「自分が犠牲になっても良いと思ったとき」(26歳)
自分を犠牲にしてでも相手のことを考えられるって、なかなかできないことですよね。そんな相手に出会えたら大切にしたいもの♡
これは恋?それとも愛?判断するポイント4つ
最後に、相手に対する気持ちが恋なのか愛なのか迷ったときの判断ポイントをご紹介します。
1.一緒にいてドキドキするのか、安心するのか
相手と一緒にいるとき、ドキドキするのが恋、安心するのが愛といえます。もちろん愛する人に対してもドキドキという感情はありますが、恋の場合は緊張したり相手に気を遣ったりする、ちょっと落ち着かない気持ちになることも。それを超えて居心地がよく、素の自分を出せるようになったなら愛のある関係でしょう!
2.与えたいか、与えられたいか
相手に与えられたい、求めるのが恋。見返りを求めずに与えたいと思うのが愛です。自分と同じ気持ちを求めたり与えたこと以上を求めたりする状態は、愛ではなく恋といえます。最初は恋からスタートするのが当然ですし、恋と愛、どちらが良い・悪いということはありません。
3.愛したいか、愛されたいのか
続いてのポイントは、愛したいか、愛されたいのか。もちろんどちらもバランス良く、というのが理想かもしれませんが、相手からの愛の大きさより自分が注ぐ愛の方が大きく深い場合は「愛」です。そうではなく、とにかく大切にされたい、愛されたいと思うならそれは「恋」かもしれません。
4.悪い部分まで受け入れられるのか
完璧な人はいません。誰にでも悪い部分はあります。その人の悪い部分を見て冷めてしまうのが恋、そこも受け入れて改善できるように一緒に頑張れるのが愛です。これを繰り返すことで、どんどんふたりの関係は深まるし、相性の良いふたりになりそう♡
【まとめ】
あなたにとって恋と愛の違いはどこにありますか? 恋からスタートしたお付き合いも、長い時間を一緒に過ごすことによって愛に変わっていくことが多いでしょう。そして、お互いが相手を愛していると感じられたら、結婚という結論にいたるのかもしれませんね。