タメ語ってどういう意味?付き合う前はタメ語と敬語どちらがおすすめ?
敬語を使わずに気さくな感じで話すときに使う言葉をタメ語といいますよね。今回は、タメ語の意味や類語を解説! また、男女の間でタメ語を使う際の心理や、タメ語で話されたときの印象、付き合う前にはタメ語と敬語どちらが良いのかもご紹介します。
Contents
タメ語の意味や類語は?
まずはタメ語の意味を解説します。
タメ語はタメ口と同じ意味!
タメ語と同じ意味で使われる言葉に「タメ口」がありますよね。辞書で調べてみると、「タメ語」は載っていませんでしたが、タメ口は載っていたのでご紹介します。
タメ口の意味
ため‐ぐち【ため口】
年下の者が年長者に対等の話し方をすること。ためくち。
[補説]1960年代に不良少年の隠語として始まり、1980年代には一般に広まったという。
この言葉をもっと掘り下げて「タメ」の意味も見てみましょう。
ため
相手と対等、または同等であることをいう俗語。地位や力関係、年齢などについていう。
「タメ」という言葉には「相手と対等」という意味があり、「年上や力関係が上の人に対して対等な話し方をすること」を「タメ口」というんですね。
LINEや会話で、女性が敬語とタメ語混じりで話してしまう相手とは?
女性が敬語に少しタメ語を混ぜて使うとき、どのような意味があるのでしょうか。20代女性100人にタメ語と敬語混じりで話してしまう相手について聞いてみました。
Q.あなたが敬語とタメ語混じりで話してしまう異性とは、どんな相手ですか?
気になっている相手だけ…12人
気になっている相手のときが多い…12人
友達に対して…18人
誰にでもなる…24人
誰に対しても、敬語とタメ語混じりで話すことはない…34人
敬語とタメ語混じりで話すことがある女性を中心に見てみると、気になっている相手限定という人と、誰にでもという人に分かれました。個人差が大きいようなので、これだけで脈ありなのかを判断するのは難しいですね。
敬語とタメ語混じりで話してくる女性への男性の本音は?
では女性がタメ語と敬語をまじえて話してくると男性はどう思うのでしょうか。20代男性100人に聞いてみました。
Q.タメ語と敬語混じりで話してくる女性をどう思いますか?
かわいいと思う…17人
自分が好感を持っている相手であれば、気にならない…33人
気になったことがない…38人
失礼だと思う…12人
ネガティブに捉える男性は12人とかなり少数派。相手との関係を見極めることは必要ですが、多少タメ語になってしまっても気にしなくて良さそうです。
付き合う前、敬語とタメ語どっちが好き?
続いては、20代から30代の男性100名に対して行った「付き合う前、タメ語か敬語かどちらが好ましいか」というアンケート調査を基に、男性の本音をご紹介します。
Q.付き合う前、敬語とタメ語どっち派ですか?
付き合うまではずっと敬語がいい…11%
基本は敬語で、たまにタメ語になるのがいい…10%
半々くらい…23%
基本はタメ語で、たまに敬語が混ざるくらいがいい…10%
最初は敬語で、合う回数を重ねるうちにタメ語になるのがいい…16%
タメ語がいい。敬語は好きじゃない…20%
特にこだわりなし…10%
付き合う前はタメ語と敬語のどちらが良いか調査を行ったところ「付き合うまではずっと敬語」「基本敬語でたまにタメ語」というように敬語寄りの人が21%、「半々くらい」の人が23%、「基本タメ語でたまに敬語」「最初敬語で徐々にタメ語」「タメ語がいい」というようにタメ語寄りの人が46%、「特にこだわりがない」人が10%という結果になりました。比較的票が割れる形になりましたが、タメ語のほうが好きな人が多いようです。それぞれの意見の人々にその理由を聞いてみました。
◆「付き合うまではずっと敬語」の理由
- 「これまでそうだったから・なれているから」(回答多数)
- 「敬語に礼儀を感じるから」(21歳・福岡県)
- 「常識をわきまえているかが大事」(26歳・茨城県)
- 「信頼感が高まる」(29歳・大阪府)
- 「新鮮感が好きだから」(36歳・兵庫県)
- 「馴れ馴れしくしないため」(22歳・東京都)
敬語はタメ語に比べて相手との距離を感じるかもしれませんが、マナーや礼儀として欠かせないもの。付き合う前となると、まだ関係を構築している最中ですので親しみやすさよりもマナーを重視するのかもしれませんね。
◆「基本敬語、たまにタメ語」の理由
- 「あまり堅苦しくないから」(回答多数)
- 「憧れ」(38歳・兵庫県)
- 「相手の人柄がにじみ出ている」(20歳・徳島県)
- 「基本は敬語のほうがいいから」(27歳・広島県)
- 「その人との関係性にもよるが、付き合う前からあまり馴れ馴れしい子は好きになれない」(39歳・東京都)
- 「付き合うまでお互い本性は出さないと思う。付き合ってから本当の距離を埋めていきたい」(34歳・三重県)
やはり付き合う前は親しみやすさよりもある程度距離感を保ちたい人が多いようです。そんななかで、何気ない瞬間にタメ語が出ると相手の素の部分が垣間見えて嬉しく思う人も。
◆「半々くらい」の理由
- 「ほどよい距離感・あまり馴れ馴れしいのは好ましくない」(回答多数)
- 「徐々に親しくなれれば良い」(35歳・愛知県)
- 「距離感が縮めるために、少しはタメ語も必要だと思うため」(31歳・兵庫県)
- 「真面目な場面では敬語で、そうでない場合はタメ語として、使い分けたいから」(22歳・愛媛県)
敬語には丁寧な印象があり、タメ語には親しみやすさがありますよね。この両方をバランスよく使っていくことでお互いが心地よいと思う距離感を保ったまま親しくなれるのかもしれませんね。
◆「基本タメ語、たまに敬語」の理由
- 「親近感があるから」(22歳・長野県)
- 「馴れ馴れしいのが好きじゃないから」(29歳・神奈川県)
- 「敬語は付き合っている気が薄れる」(33歳・神奈川県)
- 「親しい間柄でも礼儀を忘れないでほしいから」(31歳・福岡県)
- 「タメ語もうれしいけど敬語も使えてほしいから」(36歳・鹿児島県)
やはり付き合うためには親しくなることが欠かせませんよね。とはいえいくら親しいとはいえどやはりマナーも大切。状況などによってはしっかりと敬語も使えてほしいと相手に望む人もいるようです。
◆「最初は敬語、会う回数を重ねるうちにタメ語」の理由
- 「敬語は距離を感じるため」(23歳・東京都)
- 「段階を踏みたいため」(26歳・東京都)
- 「親密になる過程がわかるから」(27歳・東京都)
- 「仲良くなった感じがするから」(20歳・千葉県)
- 「いきなりタメ語は無理」(39歳・滋賀県)
- 「はじめは互いに遠慮するほうが、長続きしそう」(39歳・愛知県)
初対面でタメ語を使われると、急に馴れ馴れしいと不快に感じる人も少なくありません。まずはしっかりとマナーとして敬語で接しながら距離を縮めていき、相手と打ち解けたタイミングでタメ語に切り替えるのが無難なのかも。
◆「タメ語」の理由
- 「親しみを感じる・フレンドリーだから」(回答多数)
- 「自分が敬語で話したくない・敬語が苦手」(回答多数)
- 「気軽に話しやすい・打ち解けやすいから」(回答多数)
- 「人の素を引き出せるのがタメ語であると思う。許せる範囲なら全然構わない」(24歳・島根県)
友人関係や恋愛関係ではやはり相手とお互いに素で親しみたいですよね。そうなると付き合う前から敬語を望む人も多くなってくるのかもしれませんね。また、敬語自体が苦手という人も一定数いるようです。
【まとめ】
タメ語の意味や、付き合う前のタメ語はありかについて解説しました。タメ語で話すと心理的な距離感が近いと感じてもらえる一方、失礼だと思われてしまう危険性もあります。相手の話し方に注意しつつ、仲が良くなったと感じたときに段階的に敬語からタメ語にすると良いかも!?