会話力に自信がないならこれ!気持ちをうまく伝えるテクニック

【会話力に自信がないならこれ!気持ちをうまく伝えるテクニック】


女性

 

気持ちは目にも見えず、触ることもできないもの。それだけにうまく伝えるのは、実はとても難しいことなのです。どうすれば、自分の気持ちをしっかりと相手に伝えることができるのでしょう。
そこで今回は、「自分の気持ちを相手にうまく伝えるテクニック」についてご紹介いたします。

 

■比喩表現で相手はイメージを助ける


自分の言いたいことを伝えるうえで、最も簡単にできる方法のひとつに「比喩」があります。
学習心理学の見地からみると、比喩を交えながら言いたいことを伝えることで、相手はその喩えられたものをイメージしやすくなると言えます。

相手の出身地に絡めて「大阪で言うと〇〇みたいなもの」と表現したり、元バンドマンには音楽になぞらえて説明してみたりと、相手の関心のあるものに結びつけるのがポイント。なんでも野球に喩えるおじさんがいますが、相手が野球に興味がない場合、ただの押しつけになってしまうので注意です。

 

■偉い人の言葉を借りれば相手の心に浸透する


もしもあなたが、自分の気持ちが相手に伝わっている手ごたえを感じられないなら、偉い人の言葉を借りるといいでしょう。

人気の芸能人や有名なアスリートなどの名前を借りることで、心理学的に相手の心に言いたいことが浸透しやすくなるのです。相手が尊敬している人物の言葉を借りるほど、この傾向は強くなっていくとされています。

 

■会話に詰まったら逆に「間」を利用


告白やプレゼンなどといった重要な局面になればなるほど、緊張して言いたいことを伝えにくくなってしまいますよね。人前でうまく話せないことをコンプレックスに感じる人も少なくありません。そんなときはいっそその沈黙、つまり「間」を利用してみましょう。

話すはずの人が突然、沈黙すると聞き手は無意識に発言者に注目するという心理効果があるのです。1秒の間には意味を区切るという意味があり、2秒の間は話の転換や強調を意味し、3秒の間には反応の確認や期待を持たせる効果があるとされています。

 

■会話力に自信がないなら食事中に言いたいことを伝えて


コミュニケーション能力は、その人の性格に基づいて発達するので、元々気持ちを伝えるのが苦手な人は歳を重ねてもあまりその点について成長がないかもしれません。自分を変えることはやはり難しいもの。それなら、話をする自分ではなく環境を変えてみればいいのです。

アメリカの心理学者グレゴリー・ラズンは、「食事の場で提示された意見は、好意的に受け取られる」という研究結果を提唱しました。食の快楽が話に結びつき、自分の言いたいことが好意的に相手に伝わるのです。

 

気持ちを伝える際に最も大切なこと、それは表情やしぐさと言葉の内容を一致させることだと言えます。
怒りの表情で「ありがとう」と言ったり、喜びの表情で「悲しい」と言われると、人は混乱するとされます(ダブルバインド理論)。自分の思いを適切に相手に伝えるには、表情やしぐさを素直に、言葉通りにすることを心がけましょう。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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