■ホウ・レン・ソウをしっかり!「上意下達」って、読める?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「上意下達」って、読める?
漢字自体はとても簡単な、この四字熟語。
なんとなくで読めてしまいそうですが、意外と読み間違いが多いんです。
みなさんは、一発でバシッと読めますか?
■正解率は46%!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
46%の人が正解でした。
最も多かった間違いは、やはり「じょういげたつ」。
確かに、そう読みたくなっちゃいますよね……。
この読み間違いは、世間でも多くの人がやりがちなので、これを機にしっかり正しい読み方をチェックしましょう!
■正解は…コレ!
正解は、コチラです!
「じょういかたつ」でした!
「下」は「げ」ではなく、「か」と読むんですね!
さて、こうなると気になるのは意味ですね。
「上位の者や上層部の命令・意向を、下に伝えること」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味なので、つまり、偉い人から下の身分の人にやりたいことややらせたいことなどを伝えることですね。
逆に、下から上に伝えることを表す「下意上達(かいじょうたつ)」という言葉もあります。
いずれにせよ、「報告・連絡・相談」を意味するホウ・レン・ソウの重要性を再確認させられる言葉ですね。
仕事においては、「この方向性で進めてもいいか」ということを確認するために、10分の1ほど作業が進んだ段階で上司に結果を見せたり、逆に部下の進捗をチェックすると無駄が少ないと言われています。みなさんも情報共有をしっかり行って、効率よく仕事を進めましょう! (薄井大輔)
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