「狒狒」読めますか?「ふつふつ」じゃなくて…動物園にいるあの子です

普段カタカナやひらがなで目にすることが多い言葉って、漢字表記になると全く読めないことがありますよね。たとえば、「刳り貫く」「銅鑼焼」「成吉思汗」などは、カタカナやひらがなでは割と目にするおなじみの言葉なのですが、こうして漢字で書くとなかなかの難読語です。
そんな「知っているのに読めない漢字」シリーズから、本日挑戦していただくお題はこちら!

「狒狒」。
こちらの読み方は「ふつふつ」…ではありません。これも普段はカタカナかひらがなで見かける言葉なのですが、いったい何と読むのでしょうか? ヒントを元に推理してみてください。

■ここでヒント!

・ヒント1 動物

「狒狒」は、ある動物を指す言葉です。日常的にそばにいるというよりは、動物園で見ることができる珍しい動物です。

・ヒント2 カタカナで何文字?

「狒狒」の読み方は普段カタカナで見ることが多く、カタカナで書くと「◯◯」の2文字になります。

・ヒント3 どんな動物?

小学館デジタル大辞泉によると、「狒狒」とは次のような動物です。

「オナガザル科のうち、◯◯属とゲラダ◯◯属の哺乳類の総称。鼻口部が突出した独特の顔つきをし、雄は雌よりもがっしりしていて大きい。」(◯◯の部分は正答そのものにあたるため伏せています)

主な「狒狒」の種類としては、マント◯◯やマンドリルなどがいます。

ヒントを読んでいて「分かった」とピンと来た方もいるのでは? ということで、この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「狒狒」の読み方、正解は「ヒヒ」でした。
ちなみにマントヒヒの名前の由来は、オスの毛の生え方がマントを着ているように見えることから、と言われています。動物園で見かけた際は肩から背中辺りの毛の形をチェックしてみると面白いかも。

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(豊島オリカ)

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