ずっと日本語を使って暮らしていても、知らない漢字ってまだまだあるものです。その中には、「簇がる」「彳む」「且つ」など、音で聞けば誰もが知っているおなじみの日本語も結構隠れています。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズから、本日挑戦していただくお題はこちら！
「霽れる」。
雨＋齊（これ自体が難しい漢字ですね……）、という2文字が合体したような、こちらの漢字。＋れる、という送り仮名が付いていますが、いったい何と読むのでしょうか？ ちなみに、読み方を聞けば誰もが知っているおなじみの日本語ですよ。
■ここでヒント！
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「霽れる」は次のような意味を持つ日本語です。
＜天候にまつわる意味＞
・雲や霧などが消えてなくなる。
・雨や雪が降りやむ。＜心や気持ちにまつわる意味＞
・心のわだかまり・悩みなどがなくなってさっぱりする。
・罪や疑いなどが消える。＜その他の意味＞
・展望が開ける。見晴らしがきく。
ちなみに普段は、同じ読み方・同じ意味ですが、別の漢字表記で見たり書いたりしている日本語です。よく知っている日本語で、上記全てに当てはまる言葉といえば……？ なんとなく分かった！という方もいそうですね♪ では、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は……こちら！
「霽れる」の読み方、正解は「はれる」でした。
こちらの日本語は、ご存知のとおり「晴れる」という漢字表記が一般的ですが、こんなに難しい書き方もあるのですね。日本語ってやっぱり奥が深いです……。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。知っているのに読めない日本語はまだまだたくさん！ ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。
（豊島オリカ）
