【カーディガン×オフィスカジュアル19選】羽織り方や肩掛けのアレンジ術も解説

オフィスカジュアルカーディガン

季節問わずオフィスコーデに活躍するカーディガンは1枚あると便利! 気温が高い日でも、室内や車内では冷房が効いていて肌寒いこともあるので、さっと羽織れるカーディガンが重宝します。羽織りものとしてだけでなく、ボタンを留めてプルオーバー風に着こなしたり、肩にくるっと巻きつけてアクセントにしたり、着回し方もいろいろ。今回は合わせやすくて気温差にも対応できるカーディガンのおすすめコーデを紹介します。

オフィスカジュアルに万能なカーディガン

気温差のある季節の冷房対策に

オフィスカジュアルカーディガン

日中は穏やかな気温でも、季節の変わり目などは朝晩だけ寒くなることも少なくありません。気温差のある端境期は簡単に体温調節ができるカーディガンがあると安心です。気温が高い日もオフィス内では肌寒く感じることもあるので、薄手のカーディガンは必須! 夏であれば、コットンやリネンなどサマーニットを取り入れると、カーディガンコーデが軽やかな印象になります。クロシェニットなど透け感のあるデザインもおすすめ。

秋は軽めアウターに、冬はレイヤードに♡

オフィスカジュアルカーディガン 秋は軽めのアウターとしてカーディガンが活躍する時期。ほんのり風が冷たくなる季節に、トレンドの素材やカラーで秋のおしゃれを先取りするのもいいですね。冬は、シャツにカーディガンを重ねたりワンピースに羽織ったりと、レイヤードコーデがおすすめ。秋冬は太めのケーブルニットやフェザーニットなど、毛足の長いもこもこ素材であたたかなムードを演出して。

カーディガンを選ぶ上で注目したいポイント

素材感を意識するとよりおしゃれ!

オフィスカジュアルカーディガン カーディガンコーデをよりおしゃれに見せるなら、素材感を意識してみて。春夏に秋冬素材のカーディガンを合わせると重たい印象になるので、サマーニットなど薄手のカーディガンを選びましょう。反対に、秋冬なのに透け感があるシアーカーディガンだと寒々しい印象になるので、厚手のケーブルニットやフェザーニットなどあたたかみのあるカーディガンをチョイスしてくださいね。

カラーカーディガンは定番色のアイテムと合わせて

オフィスカジュアルカーディガン 定番色のカーディガンにマンネリしたら、カラーもののニットカーディガンで新鮮さを取り入れて。カラーアイテムは難しそうと思っても、白や黒、ベージュなど定番色に合わせるだけでコーデがおしゃれに決まるので実は着こなしが簡単なんです。

【秋冬】はカーディガンのレイヤードもおすすめ

【1】ワントーンのカーディガンコーデできれいめに

きれい色はなじませ配色▶︎アイシーパステルを淡グレーで抜け感UP『スイートな印象のアイシーパステル。今季ならやわらかなグレーで甘さを中和して、洗練見えを狙いたい! のっぺりしないように、質感やシルエットでメリハリよく仕上げることを忘れずに♡』

カシミアカーデとサテンスカートのリッチな風合いで作る、センシュアルなピンクコーデ。グレー小物の3点盛りが全身を優しく引き締め、モダンな女性に。カーデの下からチラッと白を覗かせるのも、ワントーンをおしゃれっぽく仕上げるコツ。

CanCam2024年11月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【2】鮮やかな赤カーディガンでトレンド感を演出

kate spade new york『1993年にハンドバッグのブランドとして創業以来、日常の中に前向きな気持ちが生まれるような、常にカラフルで大胆なコレクションを展開。「完璧ではないけれども特別なライフスタイル」を送る女性を応援する姿勢が世界中で共感される。11月末には銀座店がリニューアルオープン!』

今季のトレンドカラー・赤のカーディガンをプルオーバー風に投入。デニム合わせでシンプルに着こなすだけで、今年っぽいミニマルカジュアルが完成。バッグは明るめの色を選んで全体をトーンアップ。

CanCam2024年11月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山下 樹

【3】カーディガンとシャツの重ね着でかっちりめに

トレンドに左右されない〝ひとクセ〟がポイント 佐々木莉佳子(アンジュルム)『「この冬は、前に比べて大人っぽいシックな色味の服が増えた」という莉佳子。もちろん変化球小物でエッジを効かせるのはそのままで♡ さらに、空前のミニブームが到来中! ブーツやニーハイを合わせて自分らしくミニを楽しみたい気分だとか♪』

感度の高いジャケットスタイルは、シャツ×ネクタイの合わせでとことんマニッシュに。カーデを一枚挟むことでコーデの奥行きも完成度もUP! 小物はブラウンのローファーや小さめバッグでクラシカルに味付けを。

CanCam2024年1月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/川崎 萌、渡邉奈穂 構成/田中絵理子、安 彩楓

【4】ほっこりカーディガンは細身パンツでバランスよく

理想の彼女感が手に入る♡ more more コーデ見本帖 彼をキュンとさせて自分の気分もアガる「理想の彼女感コーデ」18連発を参考に、冬デートを思いっ切り楽しんで♡『おうちデート×アイシーカラーゆるニット』

ピンク×ブラウンのほろ甘ムードなニットコーデ。カーディガンはヒップがすっぽり隠れるくらいのオーバーサイズがこなれ感あり。ブラウンのパンツはすっきり見えるセンタープレスでロングカーデとのバランスを取って。

CanCam2024年1月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/山口春菜 モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山下 樹、川口里那

【5】きれいめベージュコーデに赤カーディガンを効かせて

“COLLAGE GALLARDAGALANTE”の前後2wayジャンスカ『ワンピース風、レイヤード、そしてスカートとしても、たくさん着回せてコスパ最強♡素材に個性があったり、深めスリット入りだったり今年らしい1枚を手に入れたい!』

ジャンスカ×トレンチのベージュコーデに旬の赤を差して変化球を。カーデをくるっと巻くことで顔まわりもトーンアップ。大きく開いたVネックから白Tを見せればこなれた抜け感がプラスできます。ブーツもベージュで繋いで、赤のインパクトを引き立てて。

CanCam2023年12月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/大沼奏保 構成/安 彩楓

【6】ショート丈カーディガンでワンピをスタイルアップ

“Rirandture”のギラギラカーデ『注目トレンドの〝ギラギラ〟アイテムは、控えめなデザインを選べば、もちろんオフィスにもOK。シャギーニット&クロップド丈カーデが着回しに最適!』

大人ブラックのⅠラインワンピをラメカーデで都会的にアプデ。ピタピタのリブニットワンピは、ラメカーデ投入でイイオンナっぽく盛り上げるのが正解。仕上げはポインテッドトウやチェーン付きのバッグなど、エッジの効いた小物でスパイスをプラス。

CanCam2023年12月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/大沼奏保 構成/安 彩楓

【7】淡いピンクカーディガンで今季らしい配色に

“PLST”のラベンダーシアータートル『レイヤードに持ってこいのシアー素材タートルは、淡めニュアンスカラーを選ぶと冬コーデのよい抜け感になってくれる!きれい色にTRYして、周りと差がつくレイヤードコーデを目指して!』

しごできパンツスタイルに、淡いピンクのカーデで華やぎを加えてほんのり甘く♡ ピンクとラベンダーの新鮮な色合わせでコーデの鮮度も底上げできます。バッグはアクセ感覚のツイードミニバッグを投入してデイリーのオフィカジをとことん楽しんで。

CanCam2023年12月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/大沼奏保 構成/安 彩楓

【8】かっちりジャケットに肩巻きカーデでこなれ感を

“MICA & DEAL”のオーバーサイズジャケット『レイヤードしやすく、カジュアルコーデにもハマるビッグジャケットは、オンオフ問わず使いやすい♪ 上品トラッド、ハンサムモード、メンズっぽカジュアル…幅広く着こなせるitカラーのグレーを選べば、この冬役立つこと間違いなし♡』

グレージャケット×サテンスカートのセットアップ風グラデコーデに、まろやかピンクのカーデをくるっとひと巻き。中に着たニットやブーツ、バッグまで淡いトーンの小物でまとめれば、全体に優しいムードが漂います。

CanCam2023年12月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/大沼奏保 構成/安 彩楓

【9】シアートップスを仕込んでカーディガンコーデを更新

シンプルなツイードカーデには、金ボタンに合うゴールドのブローチをつけてアクセントを。ネイビーのパンツとシルバーのバッグ合わせで、シャープなきれいめコーデを完成させて。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/齋藤千夏 構成/岩附永子、安 彩楓

【10】短丈カーディガンとロングスカートでスタイルアップ

ツイードジャケットはカジュアルをひとさじ足して、抜けよく着こなす!『トレンドキーワードでもあるツイード素材のジャケットは、コンサバになりすぎないようカジュアル感のあるアイテムと合わせるのがポイント。モノトーンやベージュなどベーシックな配色なら、よりオフィスらしいきちんと感を演出できるのでオススメ!』

バサッとはおれるビッグシルエットのツイードジャケットは、腕を通しても、肩にかけるだけでもサマに。短めの白カーデ×ハリ感のあるスカートに合わせることで、あか抜けたきれいめコーデが完成します。小物は差し色の赤バッグや靴下+パンプスで鮮度高く。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/田中絵理子、山下 樹

【春夏】は軽い羽織りや肩巻きにもおすすめ

【1】肩巻きカーディガンで視線を高く誘導してスタイルアップ

ストンとした細身シルエットのワンピで、ストレスフリーなジャージー素材でもしっかりときれい見え♡ ブルーのカーデとシルバーのバッグを添えて、シンプルなワンピコーデを大人っぽく着こなして。

CanCam2024年9月号より 撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/白宮みずほ(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、近藤舞緒 構成/岩附永子

【2】シックな黒コーデにボーダーカーデで遊び心をプラス

今っぽいセミワイドパンツ×タンクの黒コーデにボーダーカーデをプラス。オフィカジコーデを適度に盛り上げるボーダー柄で、映えるモノトーンコーデが完成します。バッグはグリーンを選んで爽やかムード&締め色に。

CanCam2024年9月号より 撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/白宮みずほ(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、近藤舞緒 構成/岩附永子

【3】カーデの肩巻きでオールインワンを大人っぽく

35℃超えの酷暑通勤は、オフィスへ向かうだけで汗だく。イージーケアのワンピorオールインワンだったら、お手入れが簡単かつコーデ迷子も回避!

オールインワンでも〝どカジュアル〟にならず都会的ムードで着こなせるのは、微光沢のシャンブレー素材と、ドロストコードでウエストが絞れるおかげ。締め色のカーデをくるっと巻いたら、フラットのゴールドサンダルでおしゃれっぽく仕上げて。

CanCam2024年8月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【4】黒カーディガンで引き締める爽やかなスカートコーデ

甘党通勤に欠かせない映えボトムがコレ!『春風に揺れるひらひらスカート』

軽さもはき心地も◎なニットフレアはお仕事コーデにもおすすめ。ヒップ部分に丸みをもたせたエッグシルエットが、女性らしいボディラインをメイク。クリーンな白カットソーをINしてヘルシーに振ると、グリーンの色味が際立って清潔感もばっちりです。締め色は肩に巻いた黒カーデがポイント。

CanCam2024年5月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/MAKI モデル/新沼凛空(本誌専属) 構成/岩附永子

【5】ペプラム×短めカーデで今っぽパンツスタイルに

甘ペプラム『シャープなウエストラインとふわっと広がる裾でかわいくスタイルアップ。ワンツーコーデでも今っぽく決まるなんて、頼もしい限り♡』

パッと目を引くチアフルなピンクで、鮮度も愛らしさも上乗せ。ペプラム型のキャミと短丈カーデ、ふたつのトレンドがセットになったアンサンブルは着るだけでコーデが旬顔に。ハリのあるトップスはストレートパンツの落ち感でバランスをとるのがおすすめです。デザイン性のあるバッグもポイント!

CanCam2024年4月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/加藤史帆(本誌専属) 構成/川口里那

【6】肩巻きカーディガンでセットアップをラフに

ドライなリネンで程よく抜け感を リネンジャケットセットアップ『お仕事服としても活躍するジャケパンセットは、夏に向けて軽やかなリネン素材をセレクト。ラフな風合いが休日のカジュアル着回しにも効く!』

ボーダー&シルバー靴で、きちんと見えするジャケット×センタープレスパンツの洒落感がアップ! さらにニットを肩巻きして淡色コーデに奥行きをプラス。チェーンバッグやポインテッドパンプスのシャープさも洗練コーデにひと役。

CanCam2023年6月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/浜田麻衣

【7】ボーダーやローファーでパリシックなオフィスコーデ

1枚で着こなしがグッとドラマティックに♡ハリ感スカート『マーメイドスカート旋風の昨年から一転! 今年は光沢感のあるタフタ素材やランダムに入ったウエストのタックで着るだけで映える、ハリ感スカートが推し! ふんわりとしたデザインなので、体型カバーも即叶う。』

ふわっと広がるAラインスカートが美人なお仕事スタイルにしっくり。パリシックなムードが高まるボーダートップスを軸に、肩掛けカーデとペールトーンのグリーンスカートで新鮮なマリンスタイルに。バイカラーのローファーもトラッドな味付けに最適です。

CanCam2023年6月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/安 彩楓

【8】白コーデをブラウン小物で優しく引き締める

インスタグラムで募集したお悩みをask!たなべさん!私たちのふわっとしたファッションの悩みにも答えて〜!『Q.春服を着たいけど、まだ寒いときどうしてますか?A.アウターの重ね着やリブタイツがおすすめ!』

ベージュタイト×白カーディガンの定番色コーデは、バイカラーのバッグやタイツなど、新鮮な小物使いで今っぽさを強調。薄手のスカートには、ニュアンスカラーのリブタイツを投入するのががおすすめ。黒より重くなりすぎず、目を引くおしゃれな足元がつくれます。

CanCam2023年4月号より 撮影/花村克彦 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/田中絵理子

【9】イエローカーデとブラウンスカートの清楚な着こなし

イエベブルベ別 ジェラートカラーコーデ最適解はコレっ!パステルカラーを上手く使いこなせるか不安…なら、パーソナルカラーに合ったアイテムを選ぶと着こなしやすくてオススメ♡『パステルカラーの春ニットを着るなら…』

温かみと優しい印象を与えてくれるたまごイエローのニットは清楚系コーデに最適♡ カーキを合わせると洒落感が増して大人めに着こなせます。きれいめコーデをイエロー&カーキでかっこよく取り入れるのが今年っぽさの秘訣。

CanCam2023年4月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花、齋藤千夏、鈴木麻莉 構成/安 彩楓

シーズンレスに活躍するカーディガンの通勤コーデ

カーディガンはオフィスカジュアルに年中活躍する万能アイテム。シャツを合わせたり肩に巻いたり、ボタンを留めてプルオーバーとして取り入れたり、さまざまなきれいめコーデがつくれます。季節に合った素材感やカラーのニットカーディガンを選んで、よりおしゃれな通勤コーデを楽しんでくださいね♡