朝のおめざドリンクの永遠の定番といえば、やっぱりコーヒー。何かと忙しい朝はついつい時短優先で適当に淹れてしまいがちだけど、ほんのちょっとだけ手間をかけるだけで味が格段に違うんです。朝カフェももちろんいいけれど、おうちで淹れたコーヒーが最高に美味しい、なんて、ちょっと一日の良いスタートが切れそうじゃないですか? さて、『AneCan』2月号に掲載されていた、コーヒーのプロが教える、美味しいドリップコーヒーの淹れ方を実際にやってみましたのでご紹介します。
必要なもの:ドリップ式のコーヒーメーカー、ペーパーフィルター、(あれば)口の長いコーヒー用ポット
マグカップ1杯分の材料:コーヒー豆20g、90度のお湯
1. まずはカップ、サーバーを温めておきましょう。
2. フィルターをドリッパーにセットし、コーヒー豆(中挽き)を入れる。コーヒー用ポット(もちろんおうちのやかんでもOK)に入れたお湯を、ゆっくり中心にだけ、点滴のようにポタポタ注ぎます。
3. ふんわりと真ん中がハンバーグのように膨らんだ感じが目標です。ここでコーヒー豆をしっかり蒸らすことが、おいしさの秘訣。「焦らずじっくり」がポイントです。
4. フィルターになるべくお湯がかからないよう、中心のみに垂らします。外側の豆には自然とお湯が浸透するので、とにかく中心のみに。
5. フィルターの下からコーヒー液がポタポタ落ちてきたら、お湯を注ぐ勢いをアップ! 粉が沈まないよう、入れて、待って、入れて……を繰り返して、仕上がり量の7割に達したところで、一気にさーっとヒタヒタになるよう注ぎます。
6. コーヒー液が仕上がり量に達したら、ドリッパーを外してかき混ぜ、濃度を均一にして完成です!
なぜかずっと「全体に均等にお湯がかかったほうがいい」と思い込んでいて、ぐるぐるまわしながらお湯をかけていた私。「真ん中にのみ注ぐ」というのは目からウロコでした! しかし、ちょっとだけ時間をかけて丁寧に淹れるだけで、本当に美味しいんです。不器用なので何回挑戦してもフィルターに若干お湯がかかってしまいましたが、それでも「美味しく淹れたい!」という心意気ひとつで味が変わるのがコーヒーの奥深さ。
次回は「紅茶の美味しい淹れ方」について実際にやってみてお伝えします!(後藤香織)
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