1日24時間じゃ足りない?時間を「断捨離」して7日間で人生を変える方法

「超忙しい」「時間がない」。この言葉、今年1年(いや年中?)、ずっと口にしています。どうやら、世の働く女性たちもその様子。「何が欲しい?」と聞かれて「時間」と答える人が多いよう。でも、1日は24時間。それは世界中の人たちに平等に与えられた時間でもあります。

ところが、『AneCan』2014年1月号、「今『断捨離』すべきは“時間”です!」という記事によると、「時間がない」と言っている人の“時間の流れは一定”という考えに問題があるという一文が……!

1日24時間じゃ足りない人は、人生のムダな時間を「断捨離」すべし!

片付け術「断捨離」を提唱している、クラター・コンサルタント やましたひでこさんいわく、「いやだと思いながらの作業の時間は、時間の針は進みません。何かに夢中になっている楽しい時間は、あっという間。あなた自身も、退屈な会議の時間は長く、大好きな恋人と過ごす時間は短いと感じたことはありませんか? つまり時間は“自分がどんな気持ちで過ごすか”で早さも長さも変わるものなのです」と言っています。

それって、1日24時間だけど、24時間じゃないって意味?

そうなんです。時間がない人の多くは、つまらないことに時間をかけて、充実感のないまま1日を終えていることが多いとか。なんとなくやっているゲーム、友達とのおしゃべり、惰性で観ている興味もないテレビ番組……気がつけば数時間経っていた!という経験、私はよくあります。

この“なんとなく”の時間をコンパクトにし、時間の使い方を意識することが、「時間断捨離」の第一歩

スマホのゲームは気分転換を目的に○分間だけ、興味のないテレビ番組は観ない、リラックス目的のときはスマホや携帯を手放す……など、「目的と期限を決めて時間を使っていると、“自分は何が好きで、どんな人生を歩みたいか”さらにクリアになっていきます」と、やましたさん。

理想の自分と現在の自分の“着地点”が見えてくると、不安や迷いもなくなり、自分にとって不要なモノ、人間関係なども整理される。結果、何かを探したり、迷ったり、悩んだりする時間が劇的に短縮。それで人生の質が向上する。これこそが、「時間断捨離」の本当の目的だとか。でも、そこまでいくのには大変な時間がかかるのでは?

意識して時間を使ううちに、早い人では7日程度で、“自分の人生の目的”がクリアになります。これが定まると、あなた自身がどんどんクラスアップしますよ」(やましたさん)

7日で自分が変わる!? 30数年間、時間使いが下手な生き方をしてきた私でもできるのでしょうか。だとしたら「時間断捨離」、ますます侮れません。

そんな私の背中を一押ししたのが、2児(1歳と3歳)の子育てをしながらモデルの仕事をこなしている、AneCan専属モデルの鈴木サチさん。彼女も「時間断捨離」に成功したひとり。鈴木サチさんが「時間断捨離」のためにやったことを見ると……

□冷蔵庫に食材を買いだめしない! ←これで“5分”短縮
□ネットは決められた時間内に ←これで“60分”短縮
□“明日やればいっか!”の気持ちを封印 ←これで“30分”短縮
□気持ちの切り替えを早くできるように意識 ←これで“20分”短縮
□部屋のカオス化防止のために、定期的に人を招く ←これで“60分”短縮

なんと鈴木サチさん「時間断捨離」で生活を見直し、1日“2時間55分”も短縮できたというのです。ちょうど長編映画1本分の時間。約3時間も短縮できたら、一仕事、一運動ができてしまう時間です。

「1日24時間じゃ足りない!」ではなく、“1日24時間をどう過ごすか”。「時間断捨離」で、充実した24時間を過ごせる大人の女になろうと思います。(さとうのりこ)

AneCan2014年1月号表紙

(『AneCan』2014年1月号)

【あわせて読みたい】

※【速報】あのKが俳優初挑戦!新婚生活は「楽しいです」

※必ず早起きできる!目標を実現できる!夢に近づく3つの方法

※Oggiが選ぶ2014上半期「時短コスメ」大賞(1)朝の時短部門

※就活に!仕事に!人間関係に!役に立つ「資格&習いごと」をプロに聞きました

※仕事を快適にこなす「ポジティブ世渡り術」が参考になりすぎる!