本日5月8日は、その名の通り「ゴー(5)ヤ(8)」の日。昔は「にがうり」と呼んでいた気がしますが、いまやすっかり「ゴーヤ」としておなじみになりました。
ダイナミックな凹凸が特徴的な表面と、「苦い」以外のなにものでもない渋い口あたり。子どもの頃は誰しもが苦手だったあの味を、大人になるとおいしいと感じるようになるから不思議です。
大人の味わいだけではなく、キャベツの4倍、レモンの2~3倍といわれる栄養分の高さも人気の理由。特にほかの野菜に比べて、加熱してもビタミンが壊れにくいという、うれしい特徴も。日差しをたくさん浴びたり、夏バテしたりしがちなこれからの季節にぴったりの食材です。
とはいえ、周りに聞いてみると「家で調理したことはない」という人がほとんど。九州出身の私にとって、ゴーヤは夏の食卓の定番だったので、びっくりしました。
というわけで、夏バテにおすすめで、簡単にできる料理をご紹介します!
ちなみにおにぎらずさえまともに作れない私の超適当料理ですので、そのへんはあらかじめご了承くださいませ。
用意するものは、
ゴーヤ 1本
卵 1個
小麦粉、パン粉、塩 適当
たったこれだけ!
まずはゴーヤを半分に切って、中のワタを取ったあと、1~1.5cm幅に切ります。苦さを残したい人は厚めに、苦さ控えめがいい方はちょっと薄く切るのがおすすめ。
続いて小麦粉→溶き卵→パン粉の順にまんべんなくまぶします。
……お気づきの方もいるかと思いますが、要はコロッケを作った後の残りの小麦粉と溶き卵とパン粉を再利用しております。
これまたコロッケを揚げた後の油で先ほど衣をまぶしたゴーヤを揚げます。
だいたい180度で2分ほどでしょうか。とはいえ180度も2分もまったく測ってません。要は「入れたらジュワ~っといい音がして、こんがりいい色になったらOK」という感じです。
そんなズボラな感じで揚げたら、全体に軽く塩を振ってできあがり。
単品料理にもかかわらず、この立派な存在感! 酒のつまみにもぴったりです。塩にこだわると、さらに本場っぽい味になります。塩にカレー粉をまぶしてもおいしそうですね。
シンプルゆえに後引くゴーヤレシピ、ぜひ試してみてくださいね! (五十嵐ミワ)
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