体にいい食べ方ややせる入浴法、わかりますか？
「ダイエットしたい！」「いい感じの体になりたい！」と、一度も思ったことのない女性はいないのではないでしょうか。
そう思っているのに、気にするべきところと案外気にしなくていいところをしっちゃかめっちゃかに覚えており、いつまでたってもストレスがたまる一方でいっこうにやせない……という方、多いのではないでしょうか。
多少「次はこんなダイエット！」と流行はあれど、一度正しい基本の知識を身につけておけば、これから先ずっと役立つこと間違いなし。そんな「ボディケア」に関する知識を、『美的』6月号に掲載されていた「美容クイズ・ボディケア編」で学んでみませんか？
意外と知らない10問のクイズに、レッツチャレンジ！
Contents
- 体にいい食べ方ややせる入浴法、わかりますか？
- 1.体にいい食べ方はどれ？
- 2.“完全食品”といわれるくらい栄養価が高く、近年注目されているのはなに？
- 3.運動でダイエットをしたいとき、どの順番で行うのが現代的？
- 4.クリニックの施術で、脂肪にアプローチする最新の方法（ヴァンキッシュ）とはなにを使った施術？
- 5.やせやすい体をつくる入浴方法はどれ？
- 6.肌を傷めないボディの洗い方はどれ？
- 7.体のバランスを矯正するために、最も気にしておきたい部分はどこ？
- 8.免疫力を高めるために、最も気にしておきたい内蔵はどれ？
- 9.近年、体の不調の原因として考えられているものはなに？
- 10.食事をする際に、実はあまり気にしなくてもいいことはどれ？
- 答え合わせ
- 【まとめ】
1.体にいい食べ方はどれ？
A.バランスのいい3角食べ
B.自分の好きなものから食べる
C.野菜→メイン→主食の順に食べる
2.“完全食品”といわれるくらい栄養価が高く、近年注目されているのはなに？
A.卵
B.キヌア
C.玄米
3.運動でダイエットをしたいとき、どの順番で行うのが現代的？
A.筋トレ→ランニングなどの有酸素運動の順
B.有酸素運動→筋トレの順
C.準備運動→加圧などの無酸素運動→有酸素運動の順
4.クリニックの施術で、脂肪にアプローチする最新の方法（ヴァンキッシュ）とはなにを使った施術？
A.高周波
B.フラッシュランプ
C.超音波
5.やせやすい体をつくる入浴方法はどれ？
A.熱めのお湯に10分入る全身浴
B.ぬるめのお湯に20分入る半身浴
C.熱いお湯に2～3分→休憩を繰り返す
6.肌を傷めないボディの洗い方はどれ？
A.ナイロンタオルでソープをたっぷり泡立てて洗う
B.絹のタオルでこすって洗う
C.手でソープをたっぷり泡立てて洗う
7.体のバランスを矯正するために、最も気にしておきたい部分はどこ？
A.仙骨
B.骨盤
C.背骨
8.免疫力を高めるために、最も気にしておきたい内蔵はどれ？
A.胃
B.腸
C.腎臓
9.近年、体の不調の原因として考えられているものはなに？
A.睡眠不足
B.運動不足
C.スマホやパソコンの使用
10.食事をする際に、実はあまり気にしなくてもいいことはどれ？
A.よく噛んで食べること
B.総カロリーの高さ
C.食事にかける時間
知っているようで知らない！ ということ、多いのではないでしょうか？ それではボディケアのプロ、アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんによる回答編です！
答え合わせ
1.体にいい食べ方はどれ？
C.野菜→メイン→主食の順に食べる
血糖値が急上昇すると、太りやすくなる「インスリン」が分泌されてしまいます。先に食物繊維が多く含まれる野菜から食べておくことで、血糖値の上昇を緩やかにできます。
2.“完全食品”と言われるくらい栄養価が高く、近年注目されているのはなに？
B.キヌア
最近よく耳にする「スーパーフード」の一種。白米同様炭水化物でありながらも、白米に比べてたんぱく質2倍、食物繊維6倍、カルシウム10倍と高栄養値！ 抗酸化力も高くさまざまな栄養素が含まれている、要注目の食品です。
3.運動でダイエットをしたいとき、どの順番で行うのが現代的？
C.準備運動→加圧などの無酸素運動→有酸素運動の順
この順がいちばんおすすめ。どんな運動をするにせよ、運動をする前に、ストレッチボールなどを使った準備運動で筋肉を緩めるのが効果的です。
4.クリニックの施術で、脂肪にアプローチする最新の方法（ヴァンキッシュ）とはなにを使った施術？
A.高周波
「ヴァンキッシュ」とは、高周波で皮下脂肪を狙い撃ちする痩身マシンのこと。エネルギーが脂肪層に長くとどまるため、高い効果が期待できます。
5.やせやすい体をつくる入浴方法はどれ？
C.熱いお湯に2～3分→休憩を繰り返す
やせやすい体を作るなら「熱いお湯に2～3分→休憩を繰り返す」、免疫力を高めたいなら「熱めのお湯に10分入る」、心身のリラックスをしたいなら「ぬるめのお湯に20分入る」と、入り方によってまったく違う効果があるのが入浴。奥が深い！
6.肌を傷めないボディの洗い方はどれ？
C.手でソープをたっぷり泡立てて洗う
皮脂の落としすぎを防ぐため、顔同様、体もたっぷりの泡で洗う、摩擦の低い方法がおすすめです。
7.体のバランスを矯正するために、最も気にしておきたい部分はどこ？
A.仙骨
骨盤の中央部にあり、背骨と尾骨をつないでいるのが「仙骨」。これがゆがむと背骨と骨盤がゆがみ、股関節にも影響してくるとか……！
8.免疫力を高めるために、最も気にしておきたい内蔵はどれ？
B.腸
腸は、全身のリンパが流れる臓器です。冷えやむくみで腸の動きが鈍ると、老廃物がたまって免疫力低下につながることも。
9.近年、体の不調の原因として考えられているものはなに？
C.スマホやパソコンの使用
下を向いた姿勢で呼吸が自然と浅くなり、酸素が取り込めず代謝が悪化。体の緊張も取れにくくなるので、不調の原因になっています。最近なんだか不調……というときは、デジタルデトックスをしてみると改善するかもしれません。
10.食事をする際に、実はあまり気にしなくてもいいことはどれ？
B.総カロリーの高さ
「ダイエット」といえば、とにかくカロリーを抑えることばかりを気にしてしまいますが、カロリーよりも重要なのは「インスリンの上昇を穏やかにすること」。最初に野菜などの食物繊維から食べ、よく噛んでゆっくり食事をすることを心掛けましょう。
【まとめ】
「カロリーの高さ」ばかりを気にして、血糖値のことはほとんど考えていなかった……という人は特に多いのではないでしょうか？ これを機に正しい知識をさらに学んでみてくださいね。
次回は「美容クイズ・ヘアケア編」をご紹介します！（後藤香織）
★スキンケア編はコチラ
『美的』2015年6月号（小学館）
