美術館の正解コーデ11選|ところで服装マナー、みんな知ってる?

最低限のマナーを押さえた「美術館コーデ」

上品で今っぽワンピの画像を一気見♡

みなさんは、美術館の服装について考えたことはありますか?現代アートが人気な今、筆者も先日「イサム・ノグチ」の展覧会に行ってきたのですが…ヒールのコツコツ音など服装について気になる点がちらほら。美術館に出入りする年齢層がグッと若くなり、世代問わず気持ちよく展示を楽しみたいからこそ、改めて最低限のマナーを押さえた美術館コーデについて考えたいと思いました!

美術館コーデ、6つのマナー

1.ヒール以外の靴を選ぼう!

美術館は、静かで足音も響きやすい!ヒールのコツコツ音が、展示に集中したい他のお客様の迷惑になるほか、1〜2時間歩きっぱなしなので意外と足が疲れるんです。どうしてもヒールを履きたい!という方は、底がゴムになっているものを選ぶとGOOD。自分も他人も純粋に美術館を楽しめるように、なるべく音がしない靴を選ぶように気をつけましょう♡

2.帽子はロッカーに預けよう!

作品に近づいた際に、帽子のツバで作品を傷付けてしまう恐れあり!また、「他人の帽子のせいで展示が見えにくい」という経験を筆者もしたことがあります。もし帽子をかぶってきてしまったときは、美術館のロッカーに預けるのがおすすめ。美術館は、ロッカーが充実しているので、どんどん利用しましょう!

3.小さいバッグが最適♡

大きいバッグや、たくさん荷物を持っていると、作品や人にぶつかってしまう恐れが…そもそも重い荷物を持ったまま長時間歩くのも大変!美術館ではなるべく小さいバッグを持ち歩くようにし、大きいバッグはロッカーに預けましょう!

4.シックで上品なロングワンピがおすすめ

美術館は、静かで落ち着いた雰囲気が醍醐味でもあるので、服装もシックで上品な印象のものを選んで◎。作品の雰囲気を壊さず、展示になじむデザインのものを着て行ってこそ、大人の美術館の楽しみ方♡ 後ろ姿や、シルエットがきれいに見えるロングワンピなら、今っぽい美術館コーデが叶うのでオススメです。

5.薄手の羽織りがあれば安心♡

美術館は、作品を保護するために館内の温度や湿度が一定に保たれています。そのため、ひんやり肌寒さを感じたときのために、薄手の羽織りをひとつ持っていくと安心!今季流行りのアンサンブルや、シアー素材のジャケットetc. その日のおしゃれを崩さない羽織りが各ブランドからたくさん出てるので、そちらも要チェックですよ♡

■筆者のイチオシ!「GU」のシアージャケット

ほんのり光沢があるシアー素材やニュアンスのあるブルーが、いつものコーデにこなれをプラス♡ くしゅっと腕まくり、ふわっと肩掛け…など、抜け感たっぷりに着るのもおすすめです。軽くて持ち運びにも便利なので、空調や日焼け対策に最適ですよ!

6.マスクは必ずON!

感染対策のため、マスクは必ず着用しましょう!ジェラートカラーで顔色がグッと明るくなるマスクや、耳の後ろでリボンを結ぶタイプのものなど…おしゃれをしても浮かずになじむマスクをつければあか抜け度もUP♡

美術館コーデのポイントは…

  1. ヒール以外の靴をチョイス!(音が鳴らないものを選ぼう)
  2. 鑑賞中は帽子をかぶらない!万が一の場合はロッカーに預けよう♡
  3. 小さめバッグをセレクト。荷物は極力ロッカーにIN!
  4. シックで上品なロングワンピがおすすめ♡
  5. 薄手の羽織りをバッグに忍ばせておこう♪
  6. マスクは必ずつけましょう!

以上が一般的な美術館の服装マナーになります。美術館によく行く筆者の推しコーデは、一枚で上品に映えるロングワンピ♡ ということで…ロングワンピのオススメコーデを、「バックシャンワンピ」と「コンプレックス解消ワンピ」に分けて紹介します♪


「バックシャンワンピース」の美術館コーデ

後ろ姿が盛れるワンピは、今っぽくきれい見えするので美術館コーデにおすすめ。最近は作品と一緒に写真を撮ってOKなスポットも多いので、360°抜かりなくかわいいワンピが◎。もちろん、写真撮影のマナーには十分気をつけましょう!

1.パフスリーブワンピ×カゴバッグ

パフスリーブにバックシャンに…トレンド要素がぎゅっと詰まった上品ワンピース♡ 今っぽく二の腕を隠せたり、ウエストをキュッと絞ったフレアなデザインがシックに映える!大人っぽくてシンプルながら、背中の肌見せでちょっと遊びをきかせるバランスがGOOD。

CanCam2021年6月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/宮本茉由(本誌専属) 撮影協力/木谷成良 構成/浜田麻衣、手塚明菜 

2.パフスリーブシアーワンピ×グリーンバッグ

ウエストが絞られた上品なシルエットに、ふとしたときに視線に入る背中の肌や細リボン…後ろ姿まで抜かりないセンシュアルワンピ♡ シアーで肌が程見えする素材感がこなれた雰囲気も醸します。抜け感のある低ヒールのウッドサンダルでナチュラルな雰囲気に。

CanCam2021年6月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/宮本茉由(本誌専属) 撮影協力/木谷成良 構成/浜田麻衣、手塚明菜 

3.バッククロスワンピース

ざっくり大胆なラウンドネックがおしゃれに背中をきれい見せ♡ トレンドのバッククロスのデザインも、ダブルだとよりこなれた印象に。ハイウエストで切り替わる素材違いのプリーツスカートは、体型を拾わずスタイルUP間違いなし♪白のミニバッグを一点投入することで、モノトーンでより大人っぽく仕上がる!

CanCam2021年7月号より 撮影/千葉太一 ヘア&メイク/土肥千夏 撮影協力/MAISON CINQUANTECINQ 構成/田中絵理子 

4.バックオープンストライプワンピース

ボリューミーなパフ袖と、ふわっと広がるAラインのシルエットが超ロマンティック♡ 背中の華奢リボンが女っぽくも、ストライプ柄が相まって甘すぎない大人な印象になるのもポイント!小物はブラウン系のワントーンでまとめれば、シックな美術館コーデの完成です♪

CanCam2021年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/THE BBQ BEACH in TOYOSU 構成/山木晴菜 

「コンプレックス解消ワンピース」の美術館コーデ

背中を見せるのに抵抗がある方は、シルエットで勝負!二の腕を細見えさせ、ウエストがキュッとくびれて見えるAラインワンピは、スタイル抜群♡ コンプレックスを解消できる上品デザインは、無条件に好印象をGETできるワンピースですよ。

1.ドット柄ワンピース

デコルテがきれいに見えるスクエアネックは、首を長くフェイスラインをシャープに見せてくれる♡ 五分袖なので、肌寒い館内でも空調対応ができて安心。モノトーンでシフォン素材…大人なドット柄ワンピースには、ミニカゴバッグで夏っぽさをプラスして。

CanCam2021年6月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/木谷成良 構成/浜田麻衣、手塚明菜 

2.ベージュパフスリーブワンピース

肩にギャザーが寄り、たっぷりとまあるいフォルムがかわいいパフスリーブワンピース。ドライなリネン素材で爽やかな印象もGETできます。オールバックでスッキリとしたカチューシャは、トレンド感ときちんと感をプラス♡ 小物を全てベージュトーンで合わせれば、都会的な美術館スタイルに。

CanCam2021年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/石川恋(本誌専属) 撮影協力/THE BBQ BEACH in TOYOSU 構成/山木晴菜 

3.ボリューム袖ネイビーワンピース

立体的でシャープなV開きがほんのりモード。ハリのある素材がシルエットの美しさを引き立てて、洗練された大人なビジュアルを叶えてくれます。トレンドのビーズバッグでキャッチーに♡ 

CanCam2021年8月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/石川恋(本誌専属) 撮影協力/THE BBQ BEACH in TOYOSU 構成/山木晴菜 

4.シャツワンピース

きちんと感のあるシャツワンピは、清涼感漂うブルー&ほんのり透けるシアー素材で爽やかに。動くたびにふんわり空気をはらむようなエアリーな質感とイレギュラーヘムの裾が、ちょっとした動きもドラマティックに盛り上げてくれる♡

2021年CanCam7月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/まい(本誌専属) 撮影協力/丸の内PR事務局、木谷成良 構成/手塚明菜

5.花柄ワンピース

王道かわいい花柄ワンピこそ、旬の柄やシルエットで今どきにアップデート。今季のトレンド柄である、線画のヴィンテージライクなフラワープリントなら、品のいい華やかさも手に入る!レトロなパワショルも袖も今っぽい♡ミントグリーンのミニバッグでとことん爽やかに。

2021年CanCam7月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/神戸春美 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/丸の内PR事務局、木谷成良 構成/手塚明菜

6.クロシェ編みワンピース

素肌とのコントラストが女っぽさを高めてくれる、黒のクロシェ編みワンピ。異なる編み地の切り替えと程よく広がるマーメイドシルエットがメリハリを作り、夏の黒を爽やかに見せてくれる。重く見えないよう、足元はレースアップサンダルで抜け感を♡ 大人の色気漂う美術館コーデ。

2021年CanCam7月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/まい(本誌専属) 撮影協力/丸の内PR事務局、木谷成良 構成/手塚明菜

7.ベージュ太ベルトワンピース

ウエストは太ベルトで引き締めつつ、裾はドレープが美しいマーメイドシルエット。上品かつ構築的なワンピが会った瞬間にハッとさせる女っぽさを演出。ハリ感のある素材なので、美術館がもちろん、リッチなディナーにも◎。小物は黒でまとめてシックに仕上げるのが今の気分!

2021年CanCam7月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/まい(本誌専属) 撮影協力/丸の内PR事務局、木谷成良 構成/手塚明菜

もう美術館コーデには悩まない!

美術館コーデ、いかがでしたか?久しぶりのお出かけに着て行きたくなる、一枚でテンションが上がるアイテムばかりでしたよね。シックな大人ワンピースは、美術館だけでなく、彼とのデートやジャケットを羽織ってオフィスにも対応可能!美術館に行く時は、冒頭のマナーを忘れずに、大人な振る舞いで観覧を楽しみましょう♡