ずっと日本語を使って暮らしていても、まだまだ見たことのない漢字ってあるものです。しかも、読み方を聞けば誰もが知っているおなじみの言葉だった…と驚くこともありますよね。
たとえば、何度も同じことが重なるという意味の「屡」。
パスタやサラダでおなじみの「竜髭菜」。
水族館のかわいい人気者「猟虎」、など。
そんな「知っているのに読めない」漢字クイズ、本日のお題はこちらです♪
「鼯鼠」。
もう見るからに「知らない！」と叫びたくなる言葉のように見えますが、じつはこちらも私たちがよく知っている日本語なんです。いったいなんと読むのでしょうか？
いくつかヒントを見てみましょう。
◆ヒント1 動物です
「鼯鼠」は、とある動物の名前です。
◆ヒント2 リスに似ています
「鼯鼠」は体長15〜20センチほどの、リス科の哺乳類。外見はリスとよく似ていますが、大きくてきゅるんとした目が特徴的です。
◆ヒント3 空を飛ぶ…？
「鼯鼠」には鳥のような羽はありませんが、前後の足の間に飛膜と呼ばれる膜があり、風を利用して樹と樹の間を飛び回ることができます。
さらに大ヒント！ 「鼯鼠」の正体は「モ○○○」の4文字です。さあ、どんな動物か分かりましたか？ では早速正解を見てみましょう。
■正解は、こちら♪
「鼯鼠」、正解は「モモンガ」でした。
ちなみに、外見も習性もよく似ているムササビとモモンガを見分けるコツは、体や目の大きさにあります。モモンガはムササビよりも一回り小さく、逆に目は顔に比例してとても大きいことが特徴です。実際に見る機会があれば、そこに注目してみてくださいね。
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（豊島オリカ）
