お金の不安を取り除くためのメソッド
“不景気”と言う言葉が叫ばれるようになって久しい昨今。どんなに貯蓄していても、お金に不安のない人はいないというのが現状ですよね……。でも、そんなネガティブなメンタルでいると、マネーやチャンスからも愛されなくなってしまいます。そこで今回は、「お金の不安を取り除くためのメソッド」についてご紹介いたします。
■“稼ぐこと=悪いこと”というメンタルブロックをブチ壊す!
日本的な考え方のひとつとして、“お金儲けをする=悪”という考えがあります。これは、あまりお金に関することを口に出さない方がいい、という古い美徳に根付くものです。しかし、実際にお金の不安を取り去ろうと思ったら、まずはお金を好きにならなければなりません。お金儲けに罪悪感を持っていると、いつまでもお金はやってこなくなるからです。大切なのは、どう稼いでどう使うかということなので、あなたの思考回路の中に“お金を稼ぐこと=正しいこと”という回路をつくるように習慣化しましょう。まずはそこからスタートです。
■家の中を整理整頓してメイクやファッションを“プチプラ”に
人は、危機に瀕した時は無意識に未来から逆算して物事を考える傾向があります。でも、ピンチにならなければなかなか本領を発揮できないのも事実。そのため、お金に困ったとき、自分がどうなるかを敏感に察知できる感性を養うことが大事です。そこで部屋を掃除してみましょう。そして、あまりにも派手で高価なメイクやファッションを避け、“プチプラ”を意識してみましょう。日常の悪習慣やだらしない生活感を見直すだけで、日頃からお金の管理ができるようになるはずです。
■“ボロボロ”のブランド物にこだわらない
女子にとって、憧れのアイテムと言えばブランド物かもしれません。確かに、それらを持つことによって、自分自身のモチベーションが上がるのもうなづけます。でも、昔買った一点もののブランド品や、ヨレヨレになった中古品を後生大事に持っているのは、ちょっと頂けません。お金もモノも手放すから入ってくるものであり、そこに執着心を持っていると循環しなくなるからです。あまりブランド物にこだわらず、自分の身の丈にあった新しいものを持つことが、お金に対する不安を解消する方法だと言えます。
■スポーツジムに行く習慣がお金の不安をぬぐい去る
プチ・セレブは、身体を鍛えたり健康であることを最良の財産だと考えているところがあります。そのため、実はお金の不安を取り去りたいなら、スポーツジムに通うことがポイントになってくるのです。自分自身の健康美も保ち、かつお金持ち男子とも知り合えるため一石二鳥。可能なら、決まった時間に通い、何らかのカリキュラムコースを選択すると良いでしょう。お金は健康に換算できると気づき、健康こそが財産だと思えるように。
おわりに
日本人のへ平均貯蓄額は“1752万円”だとされています。こう聞くとすごいと感じる人も多いかもしれません。でも、この数字には偏りがあります。平均貯蓄額は1752万円でも、“中央値”は1036万円なのです。よりリアルを反映しているのは、この中央値であり60代以上の人たちが日本人の平均貯蓄額を引き上げているのです。大切なことは、データや数字に踊らされないこと。お金に対する不安は、他者と自分を比べることから生まれてきます。隣の芝生は青く見えるもの。“あなたはあなた”で良いのです。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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