信頼できる人・できない人を見分けるには
このご時世、何を信じて誰と手を組むかはとても重要なこと。信じる相手に裏切られることほど悲しいことはありません。もしも信頼できるかどうか事前にわかっていれば、無益なトラブルを避けることができるはず。そこで今回は、「信頼できる人・できない人を見分けるための行動心理テクニック」をご紹介いたします!
■「二人きり」になってみる
もしも相手がどんな人物かを見抜きたいなら、まずは「二人きり」のシチュエーションを作ってみましょう。「他の人もいっしょにね!」と爽やかにカウンターをお見舞いするようなら、相手はあなたのことを信用していません。「二人きり=相手に興味がある=信じられる」という図式があるため、二人になりたがらないということは何かしら知られたくないことや、やましい思いがあることが多いと言えます。必ず皆と一緒であることをアピールするようなら、手放しで信じない方が無難です。
■ご飯を一緒するときの相手の食べ方に注目
もしもあなたが気になる相手と一緒にランチする機会があった時、信用できるかどうかを見分けるポイントがあります。それは相手の“食べ方”。普通なら、それほど親しくない間柄だと少し緊張してあまりたくさん食べられないかもしれません。しかし、そんな時こそ「バクバク食べる」ようなら、要注意。あなたに対して気を遣っていない証拠です。つまり軽んじている可能性が高いのです。
■思い切って「恋の相談」をしてみる
あなたのことを信頼している相手は、あなたから構っても構わなくてもあなたと懇意になろうとするでしょう。特に、相手の力になりたい・役に立ちたいという気持ちが強いはずです。そこで、思い切って「恋の相談」をしてみましょう。できればすごく好きな人がいるという設定であればベスト。最終的に「応援してね」と話を締めておけば、相手の本音がポロリ。信頼できる相手なら、必ず応援してくれるはずです。微妙な反応の場合は、信用しないほうが無難です。
■相手にとって馴染みのない場所に行く
もしどうしても相手の人間性を知りたい場合は、相手の指定した待ち合わせ場所(相手の本拠地)に行くのはNGです。あなたが相手と会う場所と時間を指定しましょう。人は普段とは異なる環境の中ではどうしても緊張してしまうもの。慣れない環境は相手にプレッシャーを与え、本来言いたいことを十分に言わせない状況にしてしまうのです。そこで、相手が進んであなたのテリトリーに入ってくれるなら信頼度は高し! 逆に嫌がったり自分のテリトリーに誘い込もうとするなら、信用してはいけません。もしかすると、相手に緊張を与えて環境によるコントロール「環境暗示」を味方につけようとしているかもしれませんからね……。
本当に信頼できる人との出会いは、人生を豊かにしてくれるもの。でも、人を手放しで信じるのって少し怖いというのが、本音のところかもしれません。そんなときは、これらのアクションを起こしてみましょう。相手の反応がそのままあなたに対する印象になっていると分かるはずです。信頼できると感じれば、少し距離を詰めてみましょう。きっと相手もあなたのことを信じてくれるはずですよ。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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