ビタミンの効果って?食が進む秋は含まれる食材を摂取して健康にも気をつけよう

連載『カラダに良いこと、やってます』第23回:ビタミンの効果と含まれる食材

Eureka整骨院の医院長・石井友葉です。熱き情熱を大切に、患者様ひとりひとりに向き合った治療を心がけています!

連載『カラダに良いこと、やってます』では、“自分らしい健康” を見つけるきっかけを提供していきます。今回は“ビタミン”に関してお話してみようと思います。


ビタミンの効果と含まれる食材

秋が深まり、食が進む時期となってきましたね。より食を楽しむために、また、体調を崩しやすい季節を乗り切るために、簡単にビタミンやミネラルの働きを知っておくだけでも、健康に対する意識が変わります! 今回は基本編として含まれる食材を紹介します。ぜひ、食事を作るときの参考にしてみてください!

①ビタミンA

皮膚や粘膜を健康に保ち、ウイルスなどの感染を防いだり、細胞の成長をコントロールします。レチノールやβ-カロテン(体内でビタミンAに変化します)といった呼び方をされることもあります。

含まれる食品…動物のレバー、あんこうの肝、うなぎ

②ビタミンB1

糖質(炭水化物)の代謝に大きく関わっています。また神経系の働きを正常にしてくれる働きもあります。

含まれる食品…豚肉、うなぎ、玄米

③ビタミンB2

糖質と脂質の代謝に大きく関わり、エネルギーをたくさん消費しようとするほど、多く必要となります。

含まれる食品…レバー、うなぎ、魚卵

④ナイアシン

発見当初はビタミンB3と呼ばれていました。糖質・脂質・たんぱく質・アルコールの代謝に関わります。

含まれる食品…肉類、カツオ、たらこ、さば

⑤ビタミンB6

たんぱく質をアミノ酸に分解する機能があります。そこから神経伝達物質(脳内ホルモン)の合成にも関わります。

含まれる食品…レバー、赤身魚

⑥ビタミンB12

アミノ酸の代謝に関わる成分です。生命の維持に必要な造血機能や細胞分裂、DNAの合成のサポートをしています。

含まれる食品…レバー、魚類

⑦ビタミンC

強い抗酸化作用をもち、体内の酸化還元反応に役立っていたり、コラーゲン生成やメラニン色素をストップしたりします。また、神経伝達物質(脳内ホルモン)や抗ストレスホルモンの合成に関わっています。

含まれる食品…緑黄色野菜(特に赤ピーマン、ブロッコリー)、果物

⑧ビタミンD

カルシウムと深い関係性があり、骨の形成や筋の収縮に重要な役割をしてます。また、血液の働きを安定させる働きも。

含まれる食品…魚類(サケ、サンマ、カツオ)、きのこ類

⑨ビタミンE

ビタミンE自身は非常に酸化されやすいため、体内の活性酸素といち早く結びつき、抗酸化作用を発揮する。

含まれる食品…うなぎ、ナッツ類

⑩ビタミンK

出血したとき、血液を固める働きである血液凝固因子の合成に関わり、また、骨の形成に必要である

含まれる食品…青菜、納豆、抹茶

 

今回はそれぞれのビタミンの働きと含まれている食材を紹介しました。なぜビタミンが必要なのか、その働きを少しでもわかっていただけたら!うれしいです! 次回はミネラルについてお話してみようとおもっています。。また、効率的な摂取の仕方などもご紹介するのでお楽しみに!(石井友葉)

Eureka整骨院
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石井友葉

2011年に柔道整復師の資格を取得。ふたつの整骨院で分院長として経験を積んだ後、2018年7月17日にEureka整骨院を開院。本当の健康とはなにか、を考えて、食事・美容・トレーニングの知識を取り入れて治療に励んでいます。