「別れようかと思ったとき、踏みとどまる理由」って何?

「別れようかと思ったとき、踏みとどまる理由」って何? 

どれだけ仲の良いカップルや夫婦だったとしても、小さなすれ違いや喧嘩はあるもの。「もう別れたい!」と思ったことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎日平和に過ごしたいと思っていても、なかなか難しいですよね。一方で、「別れたい!」という気持ちがあったけれど今もパートナーと交際を続けているという方も多いはず。

そこで今回は、「別れなかった理由」に関するアンケート調査を実施しました! その結果をご紹介します。

今回調査に協力してくれたのは、恋人や配偶者がいる20代~50代の女性100人。質問項目は、「別れようかと思ったときに、踏みとどまる理由として最も大きなものはなんですか?」。ここでは、寄せられた回答として特に多かったものから順にご紹介します。

 

■結婚・子ども

「子ども」(回答多数)

「結婚している」(23歳・専業主婦)

「パートナーとして、将来の子どもの父親としてちゃんとやっていけそうだと感じたとき」(26歳・大学院生)

 

一番多かったのは、結婚をしていたり子どもがいたりと、家庭があるから別れないという回答でした。パートナーと別れたくなったとき、子どもの存在が踏みとどまるきっかけになることもあるようです。また、なかには「結婚を意識しているから」という将来を見据えた理由を持っている方もいらっしゃいました。

 

■好きだから

「その人を愛しているから」(21歳・公務員)

「好きという気持ちがまだある」(20歳・大学生)

「宇宙一大好きな人だから」(56歳・自営業)

「自分が少しでも相手に対してここが好きだなって思う気持ちを再確認した」(20歳・大学生)

 

ちょっとイラっとしたり、なんで直してくれないの!?と怒りたくなったり。嫌なところも受け入れられるかどうかは、「好きかどうか」という気持ちにかかっているようです。

 

■お金

「経済的な理由」(回答多数)

「金銭的に養ってもらえること」(23歳・フリーター)

「生活資金」(35歳・会社員)

「帰る家がない」(44歳・パート)

 

一見すると「やっぱりそこ!?」となってしまいがちなお金ですが、切実な理由ですよね。特に、パートナーが主力で稼いで、自分は家のことを中心にやりつつ補助的に働くといった分担をしている方は、別れた後の生活のことを考えると現実的に難しいと感じているようです。

 

■こんなに合う人はいないかも

「こんなに価値観が合う人はなかなかいない」(22歳・会社員)

「もうこの先この人以外に一緒にいて安心できる人はいないかもと思う」(25歳・専業主婦)

「ふたりでいるのがベストバランスなので、自分ひとりに戻ったときに楽しく生きていけるのか」(26歳・専業主婦)

 

一緒にいて落ち着いたり、価値観が合うと感じる人と巡り合うのって意外と難しいもの。この先こんな人に出会えることはないんじゃないか…と思うと、別れたい!という気持ちにストップがかかりそうです。

 

■別れた後が心配

「ひとりでいるのが寂しいと感じるから」(56歳・パート)

「一緒に過ごした時間の意味が無くなると思うと怖いから」(22歳・大学生)

「3年ほど付き合っており、ここまで長く付き合った人はいないという執着と、また恋を始めるのがめんどくさい」(25歳・会社員)

 

今は別れたいと思っていても、別れた後に後悔する瞬間がくるかも…と思うと、なかなか踏み切れないものですよね。交際した期間が長ければ長いほど、今の関係に終止符を打つことに抵抗を感じるようです。

 

勢いで何かの選択をすることも時には大切だけど、冷静に考えてから判断を下す姿勢も重要になりそう。もし「この人もう無理! 別れたい!」と思ったら、少し客観的に考えてみると良さそうです。(平田真碧)