【難読漢字クイズ】「囀る」の読み方、分かりますか？
漢字って難しいですよね。よく知っているのに、漢字で書くと読めない言葉に出会うことって多いものです。
たとえば、「即ち」「強か」「予め」「態と」……といった日本語は、読み方を聞けば誰もが知っているおなじみの言葉。でも漢字だとなかなか読めませんよね。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズ。本日はコチラのお題です。
「囀る」。
画数が多いし、知らない日本語のように見えますよね。でもじつはコチラも、読み方を聞けば誰もが知っているおなじみの言葉なんです。
いったいなんと読むのでしょうか？
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によれば、「囀る」の意味は次のとおりです。
（1）小鳥がしきりに鳴く。
（2）口数多く早口でしゃべるのを軽蔑していう。ぺちゃくちゃしゃべる。
（3）地方の人や外国人などが耳慣れない言葉でしゃべる。
日常では（1）の意味で、「電線の上でスズメが囀っている」といったふうに使われることが多いです。
いったいなんと読むのでしょうか？ さっそく正解を見てみましょう！
■正解は、こちら！
「囀る」の読み方、正解は「さえずる」でした♪ 小鳥がさえずる声は軽やかでかわいいイメージですが、漢字はこんなに難しいんですね！
じつは「囀る」の右側の「轉（てん）」という字は、「ころがる」とか「ぐるぐる巡る」といった意味を持っています。昔の人は、ガラス玉が転がり続けるような小鳥の声を聞いて、「口+轉」の文字で表現したのかもしれませんね。
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（豊島オリカ）
