好きかもしれない…本当に好きな人の見分け方と確信に変わったらすべきこと

「好きかもしれない」と思いつつ自分の気持ちがわからないことってある?

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ある人のことを「好きかもしれない」と思いつつも、自分の本当の気持ちがわからないことってありますよね。今回は、自分の気持ちが恋愛感情なのかわからないときに確かめる方法や、「好き」を確信したとき意中の相手に好かれるための心理テクをまとめました。

好きを実感するのはこんなとき

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まずは女性に、「好き」を実感する瞬間について聞いてみました。

1.気がつくと、その人のことばかり考えている

  • 「寝る前に、いつも思い出してしまう男性がいて、我ながらその人のことが好きなんだな〜と思う(笑)」(24歳・女性)

2.「彼の恋人になりたい!」「付き合いたい!」と思う

  • 「ずっと仲が良かった同期男性が、同僚女性から告白されたという話を聞いたときに、“ダメ!付き合うなら私!”って思っている自分がいた。そのことをきっかけに、私はその同僚男性のことが好きって初めて自分で気づいた」(25歳・女性)

3.その人の顔を見るだけでドキドキする

  • 「会社の先輩のことが好きなんですが、社内で、その人の顔を見かけるだけでドキドキする」(23歳・女性)

4.別の異性と親しくしているのを見ると嫉妬する

  • 「後輩女性をからかっているのを見るとイラッとする(苦笑)」(26歳・女性)

5.会ったばかりなのに「会いたい」と思う

  • 「飲み会で知り合った男性と、何回か食事に。バイバイしたすぐあとに“次はいつ会う?”ってLINEしちゃっている自分に気づき、その人のことが好きなんだなって思った」(25歳・女性)

人によって恋愛感情に気づく瞬間はさまざま。ただし、自分でも意識していないときに彼のことを考えているのは、恋している証拠といえそうです。

好きかも?恋が愛に変わる瞬間

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好き!を確信するのは恋が愛に変わったときでもあるかもしれません。 恋愛感情だけではなく、人として好きな気持ちが高まるといったニュアンスで恋が愛に変わる瞬間をまとめました!

1.辛いときに支えてくれたとき

  • 「何気ない心遣い」(回答多数)
  • 「体調が悪いときに世話をしてくれた」(35歳・男性)
  • 「辛くて泣くことしかできなかったとき傍にいてくれた」(23歳・女性)

2.守りたいと思ったとき

  • 「この人を守りたいと思ったとき」(回答多数)
  • 「ずっと隣で支えたいと思ったとき」(26歳・男性)

3.尊敬できる部分が増えたとき

  • 「夢に向かって頑張っている姿」(28歳・男性)
  • 「仕事に対する姿勢を聞いたとき」(26歳・女性)
  • 「自分にないものを持っている」(23歳・女性)

4.相手への信頼が高まったとき

  • 「失敗を受け入れてくれて、優しく包み込んでくれるとき」(35歳・男性)
  • 「悩みを話してくれること。聞いてくれたとき」(33歳・男性)
  • 「話を聴いてくれて、自分を受け入れてくれるとき。時には自分のことを優しく叱ってくれるとき」(37歳・男性)

5.自分よりも相手のことを優先できるとき

  • 「自分よりも相手を大切にしたいと思ったとき」(回答多数)
  • 「自分が犠牲になっても良いと思ったとき」(26歳・女性)

辛いときに心の支えになったり、逆に自分がこの人を守りたいと思ったり…。相手に何かを求めるのではなく与える側になりたいと思ったとき、恋から愛に変わるようです! 自分を犠牲にしてでも相手のことを考えられるって、なかなかできないことですよね。そんな相手に出会えたら大切にしたいもの♡

好きかもしれない…自分の気持ちを確かめる方法

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続いて、「付き合っている彼氏がいるけれど、最近好きかどうかわからなくなってしまった」という人が自分の気持ちを確かめる方法をチェック。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.相手の長所と短所、どちらが目につくか

あなたが恋人に対して短所よりも長所が半分以上あると感じた場合は、このまま付き合いを続けても問題ありません。対して長所よるも短所が半分以上を占めているなと感じた場合は、今の彼氏との関係を見直したほうが良いでしょう。

2.一緒にいるとき、ひとりのほうが楽と思うか

どんなに好きな彼氏であっても所詮は他人。他人なので程度の差はあっても自分ひとりでいるときよりも多少のストレスがかかります。ですので、彼と一緒にいるときと自分ひとりで過ごしているとき、実はひとりのほうが気楽で良いなと感じるようなら、彼との関係は良いとはいえないでしょう。

3.消極的な意味で、ケンカを避けているか

ワシントン大学の心理学者ジョン・ゴットマンは、仲がいいカップルほどケンカをしていると指摘します。なので彼とはケンカばかりしているというのはネガティブに聞こえますが、実はケンカするほど仲が良いといえるのです。そのため、もしも彼とケンカするのは嫌だから思っていることを言わないでおくほうが彼への愛が冷めている状態であると判定できます。

4.他の異性と比べる頻度が増えたか

進化心理学の分野では、女性はパートナー選びに妥協しないことになっています。なので他の異性と今の彼を比べてしまうのは、本能的なことといえます。しかし、本当に彼に満足しているのであれば比べる必要もないはず。他の異性と比べる頻度が増えている場合、彼への愛が冷めている危険信号と捉えられます。

好きが確信に変わったら意識すべき心理テクニック

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「好きかもしれない…」が「好き」に変わったら、相手からも好かれたいと思いますよね。最後に、意中の相手に好かれるための心理テクニックをご紹介。引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.とにかく相手の視界に入るように努力する

恋に不器用な人にとって有効な心理テクニックは、とにかく相手の視界に入るように努力することだといえます。上手に会話しようとせず、電車などで通勤や通学をする時に、好きな相手と同じ時刻・車両に乗ることでチャンスを作りましょう。恋愛に発展するかは、最初に会った時の印象が大切と言われますが、実際はそうでもありません。何度か会ううちに好きになることのほうが多いのです。会うたびに仲よく話をする必要はなく、視界に入る回数を増やすことで好感度を上げていきましょう。

2.相づちは「うん」よりも、「いいね」「なるほど」を

好感度の高い人はたいていが聞き上手。これは昔からずっと言われ続けていることですよね。そして、話を聞くのが上手い人ほど相づちが上手です。つまり、相づちをマスターすればそれだけで異性にとって、好印象を残せるということです。そこで、「ふーん」という気のない相づちよりも、「いいね!」や「なるほど」という好意的な相づちを打つようにしてみましょう。聞き上手&気の利いた相づちで印象が格段にUPするといえます。

3.一緒にいるときにハプニングを作り出す

恋の始まりにはきっかけが必要です。そこで大切なのは、相手に感動や感激を与えるサービス精神。平和を好み毎日の生活に安心を求める人と、スリルを好み毎日の生活に刺激を求める人では、後者のほうがより確実にデートの誘いをOKしてもらいやすいという心理実験があります。なぜなら刺激を求める人のほうが、よく知らない人や、ものへの好奇心が強いからです。しかもなんと、容姿やプロフィールにもあまり影響されないのだとか。そのため、純粋にデートの誘いを受け入れてほしいなら、一緒にいるときにハプニングを作り出すと効果的なのです。

4.細部をリアルに語り具体例を会話に出す

モテる人は感性が豊かであることが多いといえます。どんなに耳障りのいい言葉を並べて相手にアプローチしても、想像力をかき立てられなければ難しいもの。逆に、ありありと思い浮かべられるような具体例なら、相手の心に直接響くのです。しかも、イメージできればできるほど、聞き手は暗示にかかって言うことを聞いてくれるように。もしも気になる人を落として記憶に残る存在になるには、細部をリアルに語るようにしましょう。

【まとめ】

「もしかして、あの人のことが好きかも?」と思っているときは、まだ自分の気持ちがよくわからないと思っていることが多いでしょう。でも実際には「好きかも?」と思っている時点で、すでにその人に好意を抱いているケースがほとんど。ただし、一時的に気持ちが盛り上がって「好きかもしれない?」と勘違いしているだけのケースもあるので、「好きかも」の気持ちがどのくらい持続しているのかを思い返すと、自分の気持ちに気づきやすいかもしれませんね。