「赤茄子」なんの野菜か知ってる?
たとえば「海狸」と書き「うみだぬき」「かいり」と呼ぶ動物は、私たちが絶対に知っている「ある動物」のことを指しています。そんな「意外と知らない日本語」や「意外と読めない漢字」をご紹介しているクイズコーナー、本日のお題はこちら。
「赤茄子」ってなんの野菜?
「赤茄子」。
「あかなす」と読むこちらの漢字は、じつはある野菜のことを指しています。
「赤なす」というナスの品種もそれはそれで存在しますが、そうではなく……もともと「赤茄子」という言葉は、ナスではないとある野菜を指しているんです。
ここでヒント!
いくつかヒントを出していきましょう♪
ヒント1:夏野菜として有名
この野菜は、夏野菜の代表格として知られています。と言っても夏にしか採れないわけではなく、スーパーや八百屋さんで1年中よく見かける定番の野菜です。
ヒント2:赤くてジューシー
「赤茄子」という漢字のとおり、一般的には真っ赤な実が特徴的です(種類によっては、黄色や緑、黒っぽいものもあります)。よく熟れた実はジューシーで、食欲がなくなりがちな夏にもぴったりです。
ヒント3:ジュースや調味料にも使われる
最後は大ヒント! この「赤茄子」は生でも食べられる野菜ですが、ジュースやケチャップの原料としてもよく使われています。
……さて、もうお分かりですね? では正解を見てみましょう!
正解は……コチラ!
「赤茄子」は「トマト」のことを指します。
トマトは別名「あかなす」「珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)」とも呼ばれ、明治後期に日本に渡来した野菜です。
南アメリカのアンデス山脈が原産ですが、今では世界中で栽培されています。日本には約300種類、世界にはなんと約1万種類ものトマトが存在しているのだとか。食べ比べしきれないほど、たくさんの種類があるんですね。
【まとめ】
1分で読めるCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
(豊島オリカ)