昔の若者言葉、「スイーツ(笑)」ってどういう意味かわかる?
例えば寝坊したときに使う「絶起」、悲しさを表現するときに使う「ぴえん」。中高生を中心に若者言葉は常に進化しています。しかし、若者言葉には、下の世代には受け継がれずに廃れてしまったものもたくさんあります。上の世代の人が何気なく口にしたいにしえの若者言葉の意味がわからず「?」となってしまうことも。
そこで今回は、中高生・大学生には「何それ?」、少しお姉さん・お兄さんの世代は「懐かしい!」と感じるような若者言葉をご紹介! 早速チェックしていきましょう。
「スイーツ(笑)」。(笑)まで含めてひとつのフレーズです。
使っていた人はごく一部の層、使われていた期間も短いのですが、大きなインパクトを持った言葉でした。10年ほど前に5チャンネルなどのネット上を中心に使われていた言葉ですが、世代の人でも知らない人は多いかもしれませんね。使い方はこんな感じです!
①「テニサーなんてスイーツ(笑)だらけじゃん」
②「タピオカ屋に並ぶとかマジスイーツ(笑)」
なんとなく想像できましたか? けっしてポジティブな言葉ではないのですが、正当な批判という感じではなく、僻みややっかみのニュアンスからくるもののようです。
なんとなく想像がつきましたか? この言葉、どういう意味で使うのかというと……
流行りものを好きな女性を揶揄する言い方でした。
この言葉が使われるようになった頃、それまで単に「お菓子」や「デザート」と呼ばれていた甘いお菓子をスイーツと総称するようになり、スイーツを好むような若い女性たちを揶揄するような意味合いで(笑)がついてこんなフレーズが生まれたようです。なんというか、非常に悲しい出自の言葉ですね……。この言葉を使っていた人たち、その後他人をどうこう言わずに自分を愛せるようになったでしょうか。
今でもこの言葉が使われていたとしたら、例えばタピオカやナイトプールを好きな人はスイーツ(笑)呼ばわりされていたかもしれません。現在も使われる類語としては、「ミーハー」や「キラキラ女子」が挙げられます。
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