「親不知」読める?「おやふち」じゃなくて、絶対知ってるあの言葉
よく知っている言葉でも、漢字で書かれると急に読めなくなってしまうことって結構ありますよね。
たとえば、食卓でおなじみの「菠薐草」や、ドラマの結婚シーンでよく聞く「不束」。
それから、日常的に使う単位の「瓦」「瓩」など。
そんな「読めそうで読めない」日本語クイズ、本日はこちらのお題です。
「親不知」。この日本語、なんと読むか分かりますか? 「おやふち」ではありません。
ひらがなで書けば誰もが知っている言葉なのですが……ここでヒントとして、言葉の意味を調べてみましょう。
デジタル大辞泉(小学館)によると、「親不知」の意味は次のとおりです。
「第三大臼歯。人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計4本の奥歯。知恵歯。知歯(ちし)。」
遅く生える奥歯と聞いてピンと来た人もいそうですね! 歯医者さんでこの歯のことを指摘されたり、抜歯したり……といった経験がある人も多いでしょう。
さて、もうお分かりですね? では正解を見てみましょう♪
「親不知」の読み方は「おやしらず」でした。
親不知は10代後半〜20代で生えてくることが多く、「親が知らない間に生えた歯」という意味で「親不知」と呼ばれるようになりました。
親不知は他の歯が生え揃った後に生えてくるため、口の中のスペースが足りず、横向きや斜めなどいびつな形になりがちです。無理に抜く必要はないのですが、痛みや腫れが気になる場合は早めに歯医者さんに相談しましょう!
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