こじらせるの意味とは?恋愛や人間関係をこじらせる人の特徴と対処法

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自分に対して卑屈になったり相手を試すような行動をしたりする人のことを「こじらせている」と言ったりしますが、具体的な定義は曖昧という人も多いのでは? 今回は「こじらせる」の意味やこじらせ女子・男子のあるあるをご紹介! また、こじらせている状態から脱却する方法などもまとめました。

「こじらせる」の意味は?

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まずは、「こじらせる」を辞書で調べてみました。

1.こじらせるの意味

こじら・せる【拗らせる】

1.物事をもつれさせ、処理を難しくする。めんどうにする。
2.病気を治しそこねて長引かせる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

こじらせるとは物事を必要以上にめんどうくさくすることを指します。ではこじらせ女子という言葉にはどういう意味があるのでしょうか。

2.こじらせ女子の意味

「こじらせ女子」とは、ひとことで言い換えれば「めんどくさい女」。自分に対して、必要以上に卑屈だったりコンプレックスが強すぎたりする女性を指します。

3.最新版「こじらせ女子」ってこんな人

少し前までは「こじらせ女子」は、陰口として使われる場合が多かったものの、最近では自ら「私って、こじらせてるから〜」などと自虐ネタとして使う人も。

恋愛をこじらせた経験、ある?

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Q.恋愛をこじらせた経験はありますか?

ある…43%
ない…57%

20代女性に聞いてみたところ、ある派がない派を下回る結果になりましたが、約4割は経験ありということが判明しました。決して少なくない数字ですね。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

こじらせ女子あるある

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1.恋愛に対して頭でっかち

恋愛に対して頭でっかちになってしまい、感情よりも理性で恋愛を語ってしまう人も少なくありません。他人の恋愛話に対しても批判的な意見を口にしがちで、女子会では煙たがられる存在になってしまうことも…。

2.自分に自信がない

自分に自信をもてずにいる人も。過去の恋愛で痛い目に遭っていたり嫌な思い出ばかりが残っていたりすると、気づかないうちに自信を失ってしまい、次の恋愛に飛び込めなくなってしまうケースも少なくありません。

3.ネガティブ思考が強い

「どうせ恋愛しても、うまくいかない」「私のことを本気で愛してくれる男性なんて、いるはずがない」など、ネガティブ思考が強いのも、こじらせ女子にありがちな特徴。ポジティブシンキングをしたくても、なかなか思うように気持ちが明るくならず、恋愛への不安ばかりが大きくなってしまっている女性もいます。

4.男性が苦手

男性と話したり遊んだりするのが苦手な女性も、こじらせがちな傾向に。世間話をするのすらストレスに感じるレベルになっていると、職場の同僚男性から話しかけられても、不機嫌な受け答えしかできず、周囲からは「変わった子」と思われることも…。

5.言い訳が多い

自信のなさを言葉で隠そうとするせいか「でも」「だって」などの言い訳が多くなりがちな傾向もあります。「できない自分」を正当化する発言が多いため、まわりからは「面倒な子」と思われることも。

恋愛をこじらせた原因は?

1.信じていた男性に裏切られた

信じていた男性に裏切られる経験から、ショックからなかなか立ち直れずに異性に対する態度や行動がきつくなる人も。結果として、こじらせている態度になってしまうパターンも珍しくありません。

2.ひどい失恋をした

ひどい失恋をきっかけにこじらせ女子になってしまう人も少なくありません。「もう男性なんて、こりごり」「私がダメだから、振られたんだ」など、失恋を境に、恋愛恐怖症のようになってしまい、こじらせた態度が増えてしまうケースも。

3.好きな人と付き合えたことがない

好きになった人と一度も付き合えた経験がないと、こじらせてしまう原因になりがちです。「好きな人ができても、いつも振られる」「好きな人には、いつも彼女がいる」など、両思いになれない切ない恋ばかりを繰り返してしまうと、恋愛のみならず異性に対して、素直じゃない態度になりがちでしょう。

4.外見への強いコンプレックスがある

外見への強いコンプレックスがあると「どうせ私なんて、ブスだし」「私みたいな見た目で、幸せになれるわけない」などと思ってしまい、これがこじらせた態度の原因となっている場合も少なくありません。

5.周囲が期待するキャラを演じている

本来の自分と異なるキャラを演じる生活になってしまっている人も、こじらせ系になりがち。本当はサバサバした性格ではないのに、まわりが「あなたってサバサバ系だよね」などと勝手に作り上げたイメージを壊さないよう本来の自分を隠す習慣がついてしまうと、こじらせた発言や行動も増えがちです。

付きあうとやっかい!こじらせ男子の特徴

続いてこじらせ男子の特徴も見てみましょう。

  • どちらかというとイケメン。でも性格がネガティブ(その逆もあり)
  • “かまってちゃん”で、そのためには手段を選ばない
  • 自虐ネタを、笑い飛ばせないような雰囲気で言う(つまり笑えない)
  • 「でも」「だって」「どうせ」をやたらと多用する

こじらせ女子と共通しているのはネガティブ発言が多いこと。いつもネガティブなことばかり言っている人とはなかなかお付き合いしにくいですよね。自虐やネガティブ発言は相手に慰めや励ましを強要する行為なので、男女どちらにしても歓迎はできません。


人間関係をこじらせる人の特徴

1.依存しやすい

  • 「依存しやすい」(回答多数)
  • 「つるみすぎな傾向があり、他人と自分の境界線ができていない」(39歳・女性)
  • 「なににでも依存しやすい」(23歳・女性)
  • 「ひとりの人に執着する」(24歳・女性)

人間関係では、相手に依存しやすく、しかもその相手がひとりになることでこじらせやすくなります。「この人がいないと無理」と考えてしまうと不安も強くなりますよね。

2.自己主張が強い

  • 「自己主張が強い」(24歳・男性)
  • 「自己主張を曲げない」(23歳・男性)
  • 「自分の意見ばかり言う人」(33歳・女性)

誰に対しても「私が私が」と、自分の主張だけをする人もこじらせていますよね。人の話を聞かず、会話の中心が自分でないと拗ねてしまったりもします。

3.自己中心的

  • 「自己中」(回答多数)
  • 「自己中心的な行動が多い」(22歳・女性)
  • 「自己中心的、悲劇のヒーロー・ヒロイン気取り、人の話を聞かない」(27歳・女性)

自分勝手な行動が多く、他人を思いやれないのもこじらせ系。自分の利益になることでしか動かないので、周りから信頼されません。

4.人の意見を聞かない

  • 「人の言うことを無視する」(26歳・女性)
  • 「人の話を聞いていない自分中心」(23歳・男性)

こじらせている人は、人の話を聞かずせっかくのアドバイスも無視してしまいます。そのせいで最初は優しく接してくれた人が冷たくなっているのにも気づきません。

5.ネガティブ思考

  • 「ネガティブな人」(23歳・男性)
  • 「ネガティブ思考」(27歳・女性)

恋愛でこじらせている人の特徴にもありましたが、思考は基本的にネガティブです。良いことが起こっても「次は悪いことが起こる」などと勝手に考えるため、不安な気持ちがなくなりません。

6.他人を信用していない

  • 「他人を信用していない」(回答多数)
  • 「疑い深い」(25歳・男性)
  • 「他人を必要以上に警戒する人」(39歳・女性)

誰彼構わず信じれば良いというものでもありませんが、ある程度は人を信用できなければ良好な人間関係は築けませんよね。

7.他責思考

  • 「他責思考」(回答多数)
  • 「すぐ人のせいにする」(31歳・女性)

自分がミスをしても謝らず他人のせいにしたり、環境などのせいにして否定されるのを逃れようとするのも、こじらせている人の特徴。

8.文句や悪口が多い

  • 「すぐ悲観的に捉えて悪口ばかり」(30歳・女性)
  • 「悪口をよく言う」(36歳・男性)
  • 「文句ばかり言う人」(39歳・男性)
  • 「文句しか言わないし、他人のせいにする」(39歳・男性)

口を開けば文句や人の悪口ばかりな人とはお付き合いしたいとは思えませんよね。悪口を言うのが癖になっていることもあるので気をつけましょう。

9.人によって態度を変える

  • 「人によって顔を変える」(28歳・女性)
  • 「人によって態度を変える」(28歳・女性)

自分が好きな人には甘えた声で話しかけ、そうでない人には冷たくするなど、人によって態度を変えるのもあるあるです。

10.周りの目を気にしすぎている

  • 「周りの目を気にし過ぎる」(22歳・女性)
  • 「人を気にしすぎる、気を遣いやすい繊細な人」(27歳・女性)

周りの目を全く気にしないというのも難しいですが、自意識過剰かなと思うくらい気にしすぎて行動できない人もこじらせていると言われます。

11.プライドが高い

  • 「プライドが高い。価値観を押し付けてくる」(31歳・男性)
  • 「気にし過ぎであったり、妄想とプライドが強い人」(37歳・女性)

プライドが高すぎて、周りの人を見下したような言動をする人がいます。このタイプの人は、周囲との対等な人間関係を築きにくいですが、何が原因かに気づいていないことも多々あります。

12.嘘をつく

  • 「虚言癖、自分を等身大以上に見せようとする」(34歳・男性)
  • 「すぐ嘘をつく」(27歳・女性)

自分を良く見せるために嘘をつく癖がある人もいます。最初は小さな嘘でも、だんだんと大きな嘘になっていき、本当の自分を出せなくなるのが怖いところ。

13.その他

  • 「べき論が強い」(29歳・男性)
  • 「こだわりが強すぎる人」(28歳・男性)
  • 「威圧的な態度を取っていることに気づいていない」(34歳・男性)
  • 「空気が読めない。相手の立場になって物事を考えられない」(39歳・女性)

その他こんな意見もありました。こじらせている人はここに挙げたどれか、または複数の要因で人間関係がうまくいかないことが多いようです。

こじらせている人が人間関係を良くする方法

では人間関係をこじらせている人は、どうすれば改善できるのでしょうか。

1.自分に自信をつける

  • 「自分に自信をつける」(回答多数)
  • 「自己肯定感を上げる、ありのままでいる努力をする」(22歳・女性)
  • 「自信を持つ」(35歳・女性)

こじらせている原因のひとつは、自信のなさです。自分に自信がないからこそ、本当の自分とは違う自分を演じようとしてこじらせてしまいます。まずは自信を持てるように自己肯定感をあげることが大切です。

2.素直になる

  • 「素直になる」(回答多数)
  • 「正直になる。謝る。プライドを捨てる」(34歳・男性)
  • 「素直になる、人に固執しない」(27歳・男性)

こじらせている人は、素直になることを恥ずかしいことだと考えている場合もあります。素直に自分の感情を出しても大丈夫だと思えれば、こじらせた状態を脱することも可能です。

3.自分の気持ちを素直に伝えてみる

  • 「自分の気持ちを素直に伝えてみる」(32歳・女性)
  • 「自分の意思を少しずつ伝える練習をしてみる」(32歳・女性)

誰かに自分の気持ちを否定されたことが原因でこじらせてしまっている人もいますよね。そんな人は、信じられる人に素直な気持ちを伝えて受け止めてもらえると安心するところからスタートすると良いでしょう。

4.自分の思考を分析する

  • 「こじれている原因を探ったり、相手から距離をおく」(23歳・男性)
  • 「客観的に自分を見る」(24歳・男性)
  • 「自分の行動を顧みる」(34歳・女性)

自分が「こじらせてるなぁ」と思うのなら、何が原因なのかを探ってみるのもありでしょう。普段の行動を顧みることでこじらせの理由が見つかることもあります。

5.視野を広げる

  • 「自分の視野を広げること」(39歳・女性)
  • 「色々な考えや性格の人がいることを再確認する」(27歳・男性)

狭い世界にいると価値観が固定されてしまい、それ以外の人を排除しなければと感じるようになります。いろいろな人に出会って視野を広げることで「こんな考えもあるんだ」と気づけます。

6.信頼できる人に相談する

  • 「身近な人に相談する」(20歳・男性)
  • 「他人からの助言を聞く。相手の立場に立って考える」(38歳・女性)

自分でこじらせている原因が分からない場合は、誰か信頼できる人に相談してみても良いでしょう。本人よりも周りの人の方が、あなたのことを理解していることもあります。

7.ひとりになる

  • 「ひとりになる」(22歳・女性)
  • 「ひとりで行動する」(33歳・女性)

誰かに依存してしまっているタイプの人は、一旦一人で行動してみましょう。ひとりで行動することに慣れてくると、人との適度な距離感が掴みやすくなります。

こじらせ女子を卒業!自分に自信をつける方法

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あなたが本気で彼氏がほしいならこじらせ女子を脱出できるよう、少しでも努力をする必要があります! では具体的にどんなことをすればいいのか、こじらせ女子を卒業する方法について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.他人と自分を狭い要素で比べない

自分に自信があるかと聞かれて、「あります!」と堂々と胸を張る人もいれば「別に自信ないし…」と口をにごす人もいますよね。これは自己評価の高低によるものです。しかし、自己評価は常に一定のものではありません。周囲の人たちとの社会的比較によって変化していくものです。そのため、あなたが自分に自信がある人たちと自分を比べると、自己評価が不安定になってしまいます。その結果、自分はダメだと自らレッテルを貼ってしまう結果に。もしもあなたが卑屈になりがちなら、あまり他人と狭い要素で比較せず、「自分は自分」と堂々とするように心がけましょう。

2.過去の失敗を自分の責任だと決めつけない

なかなか自信を持てないという人の中には、過去に深く傷ついた経験やトラウマを持っている人も少なくありません。そういった人のほとんどが、自分のせいだと反省し自責の念を持っているようです。

心理学者のハイダーは、「ナイーブ心理学」という独自の考え方から、原因の帰属を自分にするか環境にするかで、捉え方が大きく変わってくると主張しました。確かに問題の原因を自分のせいにすれば、自己成長は促されるかもしれません。でも、いつまでも自分を責め続けていると次の行動に臆病になってしまいます。そのため、ある程度反省したあとは、環境や誰かのせいにしたほうが、健全な精神状態を維持できるのです。 

3.自分は「こういう人だし」という思い込みをなくす

人には誰しも、自分は「こういう人」だという思い込みがあります。そういった確証によって自分に安心感を与えることができるからです。そして、周囲からもそうみられることを求めるようになります。これを心理学の世界では、「自己確証フィードバック行為」といいます。卑屈な人は、自分はこういうタイプの人間だという思い込みを持ち、自分の性格イメージを安定させようとする傾向にあります。そんな否定的な思い込みから自分を解放してみましょう。そうすれば、無視していた可能性に気づけるようになり見える世界も変わってくるはずです。

4.他人に同意する練習をしてみる

もしもあなたが、周囲から拒絶されるのが怖くてなかなか自分を好きになれないというタイプなら、簡単な方法があります。それは、相手の意見に同意することです。心理学者のジョーンズらは、相手に「同意的コミュニケーション」をとる人は、人間関係を重視する環境においては好意を持たれやすいという実験結果を提唱しました。そのため、まずはあなたが「わかる~!」「私も同意見です」と、相手の発言に賛同するように心がけましょう。あなた自身が拒絶される可能性が減り、自己防衛的態度をとる必要もなくなるでしょう。

こじらせ女を卒業する方法をチェック!

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自分が「こじらせ女子」であることを自覚しつつ、どうしたら良いかわからないという人のために、こじらせ女子からの卒業方法がわかる診断テストをご紹介! 気になる方はさっそく試してみてくださいね。

こじらせた恋からの脱出方法
【診断テスト】

【まとめ】

「こじらせる」の意味やこじらせている人の特徴、改善策などを解説しました。一旦こじらせてしまった関係を修復するのは簡単ではありませんが、原因を見つけられればその後の人間関係を改善することはできますよ!