マンネリ化とはどういう状態?倦怠期との違い、解消してラブラブが続く方法

マンネリ化とは?解消法を解説

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仕事や恋愛で「マンネリ化」という言葉をよく聞きますが、そもそも「マンネリ化」とはどういう意味でしょうか? 今回は、マンネリ化を実感する瞬間や解消法、そもそもマンネリ化しないための心がけをご紹介します!

マンネリ化とは。倦怠期との違いは?

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まずはじめに、「マンネリ化」の意味を辞書で確認しておきましょう!

マンネリは、

手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと

を指す「マンネリズム」の略です。

マンネリ化は、代わりばえのないものになること。また、その様子を表します。

(出典:小学館デジタル大辞泉)

「マンネリに陥る」「マンネリ気味」などと使います! では、次に「倦怠期」の意味も確認しておきましょう。

倦怠期の意味は?

飽きて嫌になる時期。

(出典:小学館デジタル大辞泉)

マンネリ化も倦怠期も似たような意味ですが、倦怠期は「飽きる+嫌になる」というマイナスな感情が入っていることがわかります。

マンネリ化とはどういう状態?

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まずは、18~39歳の女性120名に「どんなときにマンネリだなと思うか」聞いてみました。

1.毎回同じ……!

  • 「食事、行く場所いつも同じ」(37歳・アルバイト)
  • 「デートしようってなっても毎回同じ場所」(24歳・会社員)
  • 「いつも同じ過ごし方をする」(24歳・専業主婦)

ふたりでお出かけする場所や、デートプランがいつも同じ! 「同じでも平気」であれば良いのですが、「つまらない!」と感じたときに、マンネリを実感する女性が多いようです。「また今日も○○か」なんて思ってしまうと、せっかくのデートの時間も台無しですよね。

2.私に興味がない!?

  • 「時々会話がなくなるとき。話しかけてもそっけないとき」(31歳・無職)
  • 「大切だと思われていないと思う。自分の優先順位が低くなった」(31歳・会社員)
  • 「話しているときに携帯ゲームをされたとき」(27歳・その他)

彼氏の態度から、ふたりのマンネリを悟ってしまう女性も多いようです。特に「自分に興味がなさそうな会話」をされると、一気に気持ちが冷めてしまいます。

3.ドキドキワクワク感の減少

  • 「ときめいていた行為になんとも思わなくなったとき」(29歳・アルバイト)
  • 「ドキっとしなくなるとき」(28歳・専門職)
  • 「クリスマスなどのイベント時に、張り切らなくなった」(24歳・専門職)

最初のころは、一緒にいるだけでドキドキワクワクしていたはずなのに…。良い意味で「慣れ」と言うこともできますが、なんとなく物悲しいような気がします。いつまでも、ドキドキワクワクできる関係が理想なのですが、現実には難しいのかもしれません。

4.夜の時間に

  • 「頻繁に会うことが当たり前になって、性行為を流れ作業のようにされたとき」(27歳・自営業)
  • 「身体を求めてくるだけのとき。そういうのって女性は気づく人が多いと思うので、マンネリを越えて冷める」(25歳・アルバイト)

恋人同士だからこその、夜の時間。ここでマンネリを感じてしまうのは、非常に辛いポイントでもあります。
愛情を感じることができなくなってしまったら…残念ながら「お別れのとき」も近いのではないでしょうか。

5.恥じらいがなくなったとき

  • 「すっぴん平気」(26歳・会社員)
  • 「おならをする」(39歳・公務員)

お互いに対する「恥じらい」がなくなってしまったとき、マンネリ問題は一気に噴出するのかも? とはいえ「結婚」までを視野に入れるなら、いずれは乗り越えなければ問題でもあります。「どの程度見せて良いのか」は、慎重に見極めたいところですね。

ずっとラブラブで居続ける秘訣は?

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続いて、アニヴェルセル株式会社が未婚のカップルに行ったアンケートを元に「恋人とラブラブでいる秘訣」をランキング形式でご紹介します。

1位 感謝の想いを言葉にする

恋愛関係だけでなく、社会生活全般を円滑にする一番の潤滑油は「感謝の想い」でしょう。「ありがとう」の言葉で結ばれる関係は強いコミュニケーションを育みます。自分がやりたくてやったことでも、「当たり前」という態度を取られるとモヤっとしてしまったり、ありますよね。ちょとしたことでも「ありがとう」の言葉を口にすることで、よりよい関係が築けます。

2位:好きな気持ちを伝える

長く付き合っていても「好き」と言われれば嬉しいもの。言わなくてもわかっているでしょ? と思わずに、好き! と思ったら素直に口に出してみてくださいね。

3位:干渉しすぎない

熱い気持ちばかりを伝えていたのでは、お相手にも引かれてしまうかもしれません。自分にない感性や個性を互いに認めて尊重しあうことが、ラブラブ維持の秘訣なのかもしれませんね。

4位:それぞれの時間をつくる

近頃は「ソロ活」という言葉が生まれているように、「ひとりの時間」の大切さが見直されています。全てを共有していると、関係も煮詰まってしまいがち。ひとりの時間があるからこそ、ふたりの時間がある幸福を実感できるのでしょう。

5位:「ごめんね」と素直に言う

恋人同士でも、ときには喧嘩もします。自分に非があると思ったら、そんなときは謝るのが一番。お互い謝れずにいる時間が長くなると、どんどん言い出せずにモヤモヤしてしまったり疎遠になってしまうことも。時には意見をぶつけ合うことも大切ですが、悪いところがあったなと思ったら早めに謝ってしまうことが恋愛を長続きさせるコツかもしれません。

マンネリ知らず♡長続きカップルのLINEは?

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1.LINEの返事の催促をしたことがない

LINE

  • 「返事ちょうだい!と催促したことは一度もない」(24歳・アパレル関連)
  • 「お互いに返事は催促しないルール。気分もあると思うので」(30歳・アパレル関連)
  • 「思い返してみると返事を催促したことないのが長続きの秘訣だったのかも」(25歳・IT関連)

LINEをスルーされていると気になってしまうものですが、長続きカップルさんは既読スルーでも平気なのが特徴! お互いに相手を思いやることが、心の余裕にも繋がっているのかもしれませんね。

2.短文でのやり取りが多い

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  • 「基本やり取りをするときは短文。ほんと会話っぽい感じ」(22歳・学生)
  • 「くだらない短文のやり取りが多い」(21歳・サービス関連)
  • 「テンポ良いやり取りを心がけている」(27歳・美容関連)

やり取りはテンポ良く、短文で! 会話のようなやり取りならば、男性の負担も少ないのかもしれませんね。負担を感じなければ、不思議とLINEでのやり取りも増えるもの。そこが長続きカップルさんの秘密なのかも!

3.事務的なやり取りしかしない

LINE

  • 「会ったときの話題がなくなるので、事務的なやり取りしかしない。元々会話苦手なので…」(24歳・IT関連)
  • 「そもそもあまりLINEしない。デートの約束するときくらい」(23歳・不動産関連)
  • 「彼がLINE好きじゃないのであまりLINEしない」(24歳・美容関連)

コミュニケーションをとるにあたり、相手のペースに合わせる、というのは重要なこと。会話苦手さんは事務的なLINEのみにすることで、話題もデートまで温存できるのが嬉しい! 無理せずにやり取りをするというのがポイントですね。

マンネリ気味のカップル向け!恋人関係を改善する心理テクニック

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マンネリしてきた関係を放置していると、どんどんすれ違いが生じて関係は冷たいものになってしまいます。続いて、「恋人関係を改善するための心理テクニック」をご紹介。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.甘えたりかわいらしく頼ってみる

アメリカの心理学者ジェッカーとランディによると、人には恩を売るよりも、人の恩を受けとるほうが好意を得られやすいという実験結果が得られました。これを“援助の認知的不協和”といいます。これを活用すれば、恋人との関係を良くすることができるように。まず彼を頼ることをためらわず、思い切って甘えてみましょう。あなたに頼られることで、彼は父性本能をくすぐられ「かわいい」と感じます。何でも自分でできる女性も魅力的ですが、パートナーシップを結ぶ関係性の相手には、弱さも見せてみましょう。意外なほど、関係が改善されるはずです。

2.LINEでカップル“交換日記”をつける

これはLINEならではの効果的なテクニックです。LINEでいつもやり取りしているメッセージを、ふたりだけの交換日記をつける場としてグループをつくってみるのです。いつもなら言えないことも、LINE内なら呟くことができます。しかも、日記の形なので、自分の本音を吐露しやすいというのも良い部分。そうすれば相手も素直になれるでしょう。これを心理学において“自己開示”の返報性といいます。カップル日記をLINEでつけることで、恋人関係もどんどん良好になっていくでしょう。

3.親しくてもすべてをさらけ出さない

人は相手のすべてがわかってしまったり、見えてしまったりするよりも、少し分からない部分があったり、見えなかったりするほうがドキドキしやすく刺激のある関係を維持できるといえます。そのため、仮に親しくなったとしても何もかも手の内を明かすのはNG。小出しにしていった方が、恋人の気持ちをたかぶらせ、あなたのことをもっと知りたいと感じてくれるはずです。良好な関係維持のためには、ちょっとした刺激も大切なのです。

4.ふたりだけの思い出の場所へ一緒に行く

カップルがある程度の期間付き合っていると、日常生活の中でお互いがだんだん慣れていき魅力的でなくなっていくことも少なくありません。そんな関係が続くと、好意の気持ちが薄れてしまいがちに。「昔は優しかったのに…」や「昔はもっとかわいかったのに…」とふたりとも不満を溜めてしまうのです。そこでおすすめなのが、付き合い始めの思い出の場所やふたりだけの特別なスポットを一緒に訪ねてみること。そうすれば“記憶の想起”がもたらされ、恋人との関係がみずみずしいものに改善されるでしょう。当時のキラキラした記憶がよみがえり、初心を取り戻すことができるはずです。

マンネリ気味のカップル必見!克服法を診断してみよう

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最後に、マンネリ化を解消してくれる方法がわかる心理テストをご紹介。マンネリに悩むあなたも、まだマンネリ傾向ではないけど不安なあなたもチェックしてみましょう!

「マンネリ期克服法」心理テスト

【まとめ】

物事を長く続けているとマンネリ化してしまうのは仕方のないこと。そのままにしておいては、何も状況が変わりません。ですが、ちょっとした努力をすればマンネリ化を防ぐことができます! マンネリ化に悩んでいる方は、紹介した解消法を参考に行動してみてくださいね♡