浮気の復讐は何が効く?NG行動とショックから立ち直るには

彼氏の浮気が発覚…許せずに「復讐」を考える女性も!?

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信じていた彼氏の浮気が発覚…となると、悔しくて悲しくて、夜も眠れなくなってしまう人も少なくないでしょう。最初は「まさか彼が…」という思いだけだったのに、そのうちに「許せない!」「何か仕返ししたい」と考えてしまう女性も。そこで今回は、浮気の復讐をしたことがあるか、どんなことをしたのか聞いてきました!

浮気されて復讐したことはある?

企んでいる表情の女性

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まずは、浮気されて復讐したことがあるか、女性たちに聞いてみました。

アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査

Q.彼氏に浮気された後、復讐をしたことがありますか?

ある…14%
ない…86%

浮気されて実際に復讐した経験があるのは14%と、かなり少数派に。ただ少ないからこそ、どんな復讐をしたのか気になるところ。詳しく見ていきましょう!

浮気されたとき、どんな復讐をした?

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実際に浮気をされたときどんな復讐をしたのか、またはどんな復讐をしたら彼がこたえると思うか、聞いてきました。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

1.デート現場に乗り込む

  • 「乗り込む」(27歳・会社員)
  • 「相手の女性に軽い嫌がらせをする」(27歳・会社員)

2.法的に

  • 「慰謝料」(24歳・会社員)
  • 「法廷でひとつも意見を曲げずに通す」(26歳・無職)
  • 「裁判」(27歳・会社員)

3.急にいなくなる

  • 「許したふりをして消える」(26歳・専業主婦)
  • 「何もしないで、さっさと去る」(26歳・パート)
  • 「許したふりをしてしばらく経ってこちらからお別れした」(28歳・会社員)
  • 「良い女を演じまくって振る」(27歳・会社員)

4.共通の知人に言う

  • 「共通の知人に言いふらして親にも言う」(28歳・パート)
  • 「相手の親と友達に報告する」(27歳・専業主婦)

5.もっといい相手を見つける

  • 「他の素敵な人と付き合う」(26歳・無職)
  • 「顔も収入も元彼よりいい相手を見つけた」(27歳・会社員)

6.同じことをする

  • 「同じことをいいタイミングでする」(25歳・会社員)
  • 「自分にされたことと同じことをする」(22歳・学生)

復讐というだけあって、なかなかハード意見がちらほら。中でも、許したふりをして振るという声が目立ちました。「復讐は面倒なので切り替える」「もっといい人と付き合う」など、前に進むことで復讐するという意見もありました。彼を恨む気持ちは分かりますが、そのエネルギーをいい方向に使えるといいですね。

浮気されて復讐したくても避けるべき行動は?

パソコンを歪んだ顔で見る女性

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どんなに彼のことが許せなくても、法律に抵触する復讐をするのはNG。そこで、絶対にすべきではない復讐方法を3つご紹介します。

1.インターネットに彼の実名で浮気を暴露する

信じていた彼に裏切られたら、その“事実”を広めたくなる気持ちは分からなくもありません。しかしインターネット上に、彼の名前や、彼だとわかる情報を書き、浮気を暴露してしまえば、法律に違反する犯罪になりかねません。

名誉毀損や侮辱罪といった刑法に触れる行為にもなりかねないため、どんなに悔しくても避けるべき行為です。ちなみに、名誉毀損罪には「3年以下の懲役もしくは禁錮又は50万円以下の罰金」が定められています。

2.会社に押しかけて浮気の事実をぶちまける

浮気をした彼が、平然とした顔で仕事をしているのが「許せない!」と感じる人もいるでしょう。制裁を下したくて「彼の先輩や上司に、浮気したことを知らせたい」と考えてもおかしくありません。しかしこれも、名誉毀損に該当するリスクがある行為の典型。たとえ、浮気の話が事実であったとしても、会社に知らせることは犯罪になりかねないので注意が必要です。

3.浮気をネタにして脅す

浮気をした彼を脅して、金品などを受け取ろうとする行為も、脅迫罪に該当する恐れがあるため、するべきではありません。「会社にバラしてもらいたくなければ、150万円払って」など、脅しながら慰謝料を要求する行為も該当する恐れがあるため、怒った勢いで口走らないように気をつけて…!

浮気されたショックから立ち直るには

考え事をする女性

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浮気されてショックを受けない人はいないでしょう。大きなショックを乗り越えるためには、かなりの時間と労力を要するものですが、可能な限り早く克服したいものですよね。最後に、「ショックから立ち直るための心理テクニック」をご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.あるがままを受け入れ自己認知のゆがみをなくす

アメリカの心理学者カール・ロジャーズは、もともと人には自分で心の健康を回復させ、成長させようとする力があると考えました。そのためには、自分と自分の理想が一致していることが大切だと結論づけました。心の不適合状態、つまりショック状態は自己認知のゆがみによって発生します。だからこそ、こうありたい自分にとらわれず、ありのままの自分をまず受け入れることが大切になってくるのです。

2.悲しい曲から徐々にアップテンポの曲に

ショックなことがあったとき、あなたはバラードなどの泣けるテイストの音楽を聴きたくなったことはありませんか? これを科学的に証明したのは、アメリカの精神科医アルトシューラ―です。彼の実験によると、アップテンポの曲よりもバラードの方が、悲しみから立ち直らせる効果があることが分かりました。これを同質の原理と呼びます。そして一番効果的なのは、悲しみに十分浸ってから、徐々にアップテンポの曲を聴くという方法。ショックのときこそ悲しい曲を聴き、テンポを上げていくと癒されるのです。

3.ショックやコンプレックスを起爆剤にする

オーストリアの心理学者アドラーは、人の劣等感や自尊心の研究をしていました。彼はショックや劣等感に関して、努力のための動機と考えました。精神のバランスがとれている場合は、目標達成などの成功で劣等感は吹き消されます。しかし、ショックを受けて何事も後ろ向きに捉えてしまうなど精神のバランスを欠いている場合は、コンプレックスだけが膨らんでいくと結論づけました。そこで、ショックの受け止め方を変えましょう。克服するためのエネルギーと捉えるのです。そうすれば、それは起爆剤となりあなたを成長させるはず。

4.元気に振る舞うと心が晴れやかになる

心と体には密接な関係性があります。コーネル大学で心理学者ウォルフらによって行われたトムの実験では、気分が落ち込んでいると体まで重く感じたりするのは、心の動きが体に影響を与えているからだという結論が得られました。そのため、ショックで気分が落ち込んで仕方がないときこそ、あえて快活なフリをしてみましょう。そうすれば、気分も上がり、がんばる力が体にわいてくるはずです。

【まとめ】

浮気をした彼を許せない気持ちが強まると、怒りや不安、悔しさなどの感情が湧いてきますよね。しかし復讐は、しないに越したことはない行動。別のことに意識を向けるように気をつけてみるだけでも、だんだんと心が落ち着いてくるはずです。許せないときには無理に許そうとせずに、傷ついた自分の心を癒しながら時間をかけて乗り越えていきましょう。