「そうさつ」じゃないよ。「相殺」って正しく読めますか?

「そうさつ」じゃないよ。「相殺」って正しく読めますか?


普段なにげなく目にしている言葉でも、「読めそうで意外と読めない」と感じることってありますよね。
たとえば、「帆布」「押印」「約款」「代替」「什器」などは読み方を間違いやすい日本語の代表格です。
「こう読むのかな?」となんとなく推測して読んでいたけれど、じつは間違っていた……なんて経験、あなたにもありませんか?
そんな読めそうで読めない言葉の読み方をご紹介する、CanCam.jpの日本語クイズ。本日のお題はコチラです。

 

相殺

「相殺」。この日本語、正しく読めますか?
ちなみに「そうさつ」ではありませんよ。
漢字はちょっと物騒ですが、べつに怖い意味の言葉ではありません。小学館「デジタル大辞泉」によると、「相殺」の意味は次のとおりです。

「(1)差し引いて、互いに損得がないようにすること。帳消しにすること。また、長所・利点などが差し引かれてなくなること。例:「貸し借りを――する」
(2)二人が互いに相手方に対して同種の債権を有する場合、双方の債権を対当額だけ差し引いて消滅させること。」

たとえば友達と食事して支払いをワリカンするときに、「この前多めに払ってもらったから、今回の端数は私が出すよ。相殺にしよう」と言ったりします。
貸しと借りを比べて「プラスマイナスゼロ」と判断して帳消しにするのが「相殺」です。
読み方、なんとなく分かりましたか?
では正解を見てみましょう。

 

相殺の読み方

「相殺」の読み方は、「そうさい」でした。
間違いやすい日本語だからこそ、正しい読み方を知っておくことで、仕事でもプライベートでも一目置かれる存在になれるかもしれません。

日本語クイズは毎朝6時ごろ更新しています。明日もぜひ遊びに来てくださいね。
(豊島オリカ)

 

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