「包容力がある人」ってどういう意味?女性が求める「包容力がある人」の特徴9つ

「包容力がある人」ってどういう意味?女性が求める「包容力がある人」の特徴9つ


よく「包容力」という言葉を聞きます。
「好きな人のタイプってどんな人?」と聞かれたときに「包容力がある人」と答えたことがある方は多いことでしょう。
でも、この「包容力」ってなかなか掴みどころがないもの。

包容力

辞書によるとこのように表現されています。

「過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ。」[デジタル大辞泉/小学館より]

なんとなくこれが、みんなが心の中でぼんやり思い描いていそうな「包容力」ではありそうなものの、10~50代の女性80名に「包容力がある人って、具体的にどんな人のことだと思いますか?」と調査してみると、ありとあらゆる回答が出てきました。その結果をご紹介します。

【1】なんでも受け止めてくれる、心が広い人


「なんでも受け止めてくれる人」(回答多数)
「許容範囲が広い人」(26歳・会社員)
「心が広くて、受け入れてくれる人」(23歳・会社員)
「あまり何ごとにも動じず、そのまま受け止められる人」(35歳・会社員)

まずはシンプルにこちら。辞書でも書かれていた「受け入れることができる、心が広い人」関連の回答が最も多く見られました。

 

【2】余裕と落ち着きがある人


「余裕がある人」(回答多数)
「いつも落ち着いている」(21歳・学生)
「安心感を与えてくれる人」(23歳・会社員)
「多少のことでおろおろしない人」(42歳・専業主婦)
「感情的ではなく、冷静にいろんなものごとに対応できる人」(46歳・会社員)

次に多かったのがこちら。どんなときでも余裕と落ち着きがあって、ドンと構えていられて、その人がそこにいるだけで安心できるような人。こんな人が近くにいると、「きっと何があっても大丈夫」と思えて心強いですよね。

 

【3】多少のことでは怒らない人


「怒らない人」(回答多数)
「怒っててもケンカに持ち込まない人」(31歳・専業主婦)
「どんなことがあっても怒りを爆発させない。怒っても冷静な人」(22歳・学生)
「普通怒る場面でも相手に寄り添える人」(34歳・会社員)

「なんでも受け止めてくれて心が広い」と「余裕と落ち着きがある」と連鎖することですが、やはり「基本的に怒らない」「もし怒っても、冷静でいられる」という要素を「包容力がある」と感じる方もかなりいました。
もし怒りそうになっても、感情的になるのをぐっとこらえる……そんなところから「包容力」は高めていけそう。

【4】話を聞いてくれる人


「どんな話でも優しく聞いてくれる人」(22歳・会社員)
「話を聞いてくれて受け入れてくれる人」(42歳・女性)
「願望を伝えて自分がしたくないことでもとりあえず乗ってくれたり、話を黙って聞いてくれるなど」(28歳・会社員)
「黙って話を聞いてくれる人や、一緒にいるだけで安心できる人」(18歳・学生)

人の話を聞くとき、どうしても人は「それってこうじゃない?」とか「こうしたほうがいいよ」と口を挟みたくなるものですが、そうではなく、ただただ黙って話を聞いてくれる……そっちのほうがありがたいことってよくあるもの。自分の意見を言うよりも前に、まずは相手の話をすべて受け入れる、という姿勢を見せることが重要そうです。

 

【5】相手の気持ちを察することができる人


「よく観察し、相手の気持ちに立って考えられる人」(28歳・専業主婦)
「何も言わなくても察してくれる人」(28歳・専門職)
「何も言わなくても、疲れたときなどをわかってくれて抱きしめてくれる人」(29歳・専業主婦)

以前調査した「優しい人ってどんな人?」でもこのような回答が寄せられました。相手のことをきちんと見て、どんな状態なのか察してくれる……。このような関係性になるにはある程度相性や年月が必要になってくると思いますが、最終的に一緒にいる相手がこうなるととてもラクに生きられますよね。
ただ、なんでもかんでも「察して」では伝わらないこともあるので、うまくバランスをとっていきたいもの。

 

【6】マイナスの部分も受け止めてくれる人


「感情を受け止めてくれて、適切な対処ができる人」(21歳・学生)
「きつく当たったり、わがままを言ったり、イライラさせるようなことを言っても、笑いに変えてくれる人」(30歳・会社員)
「私の性格の悪い部分や、失敗も怒らず受け入れてくれる人」(23歳・専業主婦)

ご機嫌だったり、人生がうまくいっている人とは一緒にいてもちろん楽しいもの。
でも、人間それだけではなく、誰だってイヤな面もあればどうしても何もかもうまくいかず人に当たりたくなってしまう日もある。そんなネガティブな面も受け止めてくれる人はなかなかいません。
ただ、初対面で「ネガティブな面も受け入れて!」では、もちろんうまくいかないことがほとんど。きちんと日頃の関係性を築いているからこそ、相手も寛容になれる部分はありますよね。

 

【7】つらいときに一緒にいてくれる


「つらいときに理由を聞かずに、黙ってそばにいてくれる」(47歳・会社員)
「つらいときに支えてくれる人」(17歳・学生)

こちらも「マイナスな部分を受け入れてくれる」と少々似ていますが、つらいことがあったときにただそばにいてくれたり、話を聞いてくれたり支えてくれたり……。「楽しいときを共有できる人」はたくさんいても「つらいときに寄り添ってくれる人」は、そう多くはないものです。

 

【8】許してくれる人


「比較的なんでも許してくれる人」(27歳・会社員)
「多少のことは許してくれて、自分が怒っていても冷静に話を聞いてくれる人」(25歳・会社員)
「基本的になんでも許してくれるけど、たまにちゃんと叱ってくれる人」(26歳・専門職)

小さなことでカリカリせず「まぁいいよ!」と広い心で許してくれる人。
でも、本当の本当に人としてまずいことをしてしまっているときはきちんと叱ってくれる。そこの塩梅がちょうどいい人は、一緒にいて自分も甘やかされ過ぎずに成長できて、とってもありがたい存在になりますよね。

【9】優しい人


「優しい人」(回答多数)
「どんなときも守って、優しくしてくれる人」(21歳・学生)
「誰に対しても平等で優しい人」(18歳・会社員)

「優しい人ってどんな人?」の調査では「包容力がある人」という回答が出てきて、「包容力がある人ってどんな人?」の調査ではこれまた「優しい人」という回答が出てきました。優しさと包容力は、表裏一体の関係のよう。

【その他少数回答】


「たくさんの人に信頼されている人」(20歳・契約社員)
「テキパキ先回りして行動してくれる人」(26歳・会社員)
「愛する人を受け止めることができる人」(54歳・契約社員)
「多少のわがままもかわいいと目をつぶってくれる」(35歳・会社員)

他にもさまざまな「包容力」にまつわる意見が寄せられました。

 

包容力がある人は、男女問わず好かれるもの。ただ、誰にでもできる……というわけではなく「この人だからこそ、包容力がある自分でありたい」と思うパターンもあることも確かですよね。相手に包容力求めるところから始めるのではなく「この人だからこそ、ちゃんとすべてを受け入れたい」と思ってもらえるような自分になるほうが、もしかすると「包容力がある人」と出会えるチャンスが増える可能性大。
まずは自分から「包容力がある人」の要素、取り入れていってみませんか?(後藤香織)

 

 

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