社会人になると、たくさんの慣れない日本語を見かけるようになりますよね。たとえば、「生憎」、「何卒」、「御中」、「進捗」など。
その中には、簡単に読めそうに見えて意外と読めない日本語や、「えっ、こう読むの?」とびっくりする日本語もあります。
読めそうで読めない日本語クイズ、本日のお題はコチラです。
「添付」。
この言葉、ビジネスメールのやりとりでよく見かけますよね。パッと正しく読めるでしょうか?
もちろん「そえつけ」ではありません。また「ちょうふ」とも違います(「ちょうふ」は「貼付」と書きます)。
では、なんと読むのでしょう? 正解はコチラ!
「添付」の読み方、正しくは「てんぷ」でした! 「添」を「てん」と読むなんてちょっと意外な気がしますが、そういえば「添加物」も「てんかぶつ」って読みますよね。
「添付」の意味は、デジタル大辞泉(小学館)によるとこちら。
(1)書類などに、付け添えること。「領収書を――する」
(2)民法上、所有者の異なる2個以上の物が結合した場合に、所有権の得喪を生じること。付合・混和・加工の総称。
とのこと。普段使っている「添付」の意味は、もちろん(1)のほうです。
ところで、忙しいときほどやってしまいがちなのが「必要なファイルをメールに添付し忘れる」というミスではないでしょうか(私も何度も経験アリです!)。
メールは送る前にチェック、という習慣をつけていきましょう!
(豊島オリカ)