楽ちんだけど女っぽいスウェットの着こなしが知りたい! トレンドアイテムとなった今、スウェットを取り入れたコーディネートはデイリーのおしゃれに必要不可欠。今回は、リラックス感のあるスウェット素材のワンピースやパーカを使ったおすすめコーデを紹介します♡
Contents
そもそも「スウェット」の定義とは?
そもそも「スウェット」とは、コットン素材をジャージー織りにした伸縮性のある生地のこと。表面は滑らかな質感で裏面はタオルのようになっているもの(裏毛)と、起毛させてふんわりあたたかく仕上げているものと2種類あります。やわらかで吸湿性のある素材なので部屋着のイメージがありますが、コーデにこなれ感をプラスできることから今やデイリーのおしゃれに欠かせません!
一枚あると体温調節がしやすいスウェットは、気温が安定しない季節の変わり目コーデにもおすすめ。肌触りのいいコットン素材と寒さをしのげる厚手の風合いもポイントです。
人気スタイリストが教えるスウェットの着こなし方
CanCamスタイリストの伊藤舞子さんは、毎回誌面でのスウェットコーデが「かわいい♡」と大人気。そのコーデのコツとは…?
スウェットの着こなしは、「ガーリー過ぎず、ボーイッシュっぽ過ぎず」を心がけています!
・コンパクトスエット×ガーリースカート→ガーリー過ぎて△
・ビッグスエット×パンツ→ボーイッシュ過ぎて△
・ビッグスエット×ガーリースカート→ガーリー過ぎず、ボーイッシュ過ぎず、ちょうどいい!◎
つまり、程よくゆとりのあるスウェットを選び、花柄やフレアシルエットなどガーリーなスカートに合わせるのがベストバランスへの近道!
バレエシューズを合わせてフレンチっぽくしたり、華奢アクセサリーを足したり、女っぽい要素をプラスするとパジャマ感がなくなります。ユニセックスサイズでも、お尻が隠れないくらいの丈がスカートと相性◎。生地はしっかり厚手でやや重みがある素材を購入することが多いです
スウェットコーデのこなれポイント
スウェットコーデにこなれ感を出すには、合わせるアイテムとの甘辛バランスが重要! そこで、失敗しない着こなしアイデアを解説します。
■女らしいアウターやボトムでラフさを抑えて
ジャケットやコートなどきれいめなアウターや、プリーツや柄物のフェミニンなスカートなど、スウェットのラフさとは異なるテイストのアイテムを合わせてみて。
■レイヤードコーデにセーター感覚で投入する
スウェットはセーターのようにジャケットのインナーに重ねてもおしゃれ。スウェットがちらっと見えることでシャレ感もアップ! レイヤードすることでスウェットの高見えも効果も期待できます。
■×カーゴパンツで旬顔スポーティコーデに
ワンピースに重ね着して、スウェット×スカートコーデのように見せるアイデアもおすすめ。一枚でもかわいいワンピースですが、スウェットとの合わせで着回しの幅が広がります。
部屋着に見えないスウェットの着こなし方
- サイズ感は程よくゆとりがあるスウェットが使いやすい
- レイヤードで高見えとシャレ感をアップさせて
- フェミニンなボトムを合わせてきれいめカジュアルに
スウェットが主役のレディースコーデ
【1】スポーティなスウェットをオール白で大人かわいく
プリンセスみたいなティアードスカートをスウェット&スニーカーでカジュアルダウン。ニュアンシーなイエローのスカートと合わせることで、スエットの白はよりクリーンに、チュールはより甘さが際立ちます。甘いアイテムはスポーツMIXで着くずすのがおすすめ。
【2】スウェットやキャップでモノトーンをスポーティに
シンプルな黒スウェットには、ひらっと軽やかなレーススカートで女のコらしさをプラス♡ キャップやスニーカーでカジュアルダウンするだけで甘いスカートもバランスよく着こなせます。靴下+スニーカーは黒でまとめて足元もクールに。
【3】ロゴスウェットでジャケットセットアップをラフに
メンズっぽいピンストのジャケットセットアップは、インナーや靴の合わせがポイント! ロゴ入りのビッグスウェットとバッグで遊び心を加えて、ストリートに引き寄せて。
【4】ニット代わりのスウェットで旬顔レイヤードスタイル
ドレスライクな黒のフレアスカートは、シャカシャカ素材やスウェット合わせでカジュアルダウン。ボウタイブラウスとレイヤードするひと手間で洒落感も上昇し、人とかぶらない新鮮コーデに仕上がります。ともすれば部屋着見えするスウェットは、短丈や地色と同色のロゴ使いなど、女のコらしく着られるものを選ぶのが都会的に魅せる秘訣。
【5】ロゴスウェットやダウンベストでアクティブに
ロゴスウェットに白スカートを合わせたきれいめカジュアル。イエローのダウンベストを差し色に、足元は黒ブーツで引き締めるのが正解。サイドがドロストになったスポーティなスカートはカジュアルにもきれいめにも使えます。
【6】スウェットやカウチンカーデの今っぽモノトーン
白のスウェットトップス×チュールスカートにカジュアルなカウチンをプラス。ほっこりカウチンカーデはモノトーンで大人に振るのが正解。黒のトラックソールブーツで足元を盛ると、コーデが引き締まる&今っぽい全身バランスに。
【7】スウェットで程カジュアルなブラウンワントーンに
映え度◎なベロアスカートは無地のスエットでさらりと投入。主張の強いアイテムだから、飾り気のないスエットで力まず着るのが洒落たバランス。アイキャッチな大判のベージュマフラーでブラウントーンに抜けとメリハリを加えて、さりげないのにセンスフルなスタイルに。アクセントのヒョウ柄バッグやヒールブーツも◎。
【8】グレーワントーンでスウェットコーデの洒落感UP
存在感大なラメシャギースカートも、同じトーンのアイスグレーで上下をつなぐとすっきりとした印象に。仕上げは濃いグレーのニットと黒小物でメリハリをプラス。今季はミニマルに持てる筒型のミニバッグがトレンドです。
【9】スウェットとシャツの重ね着で大人カジュアルに
デニムにネイビーのロゴスウェットを合わせた定番のカジュアルも、ストライプシャツの重ね着でワンランク上の着こなしに。洒落感と防寒のどちらも叶うシャツレイヤードは肌寒い季節におすすめ。コーデのクラス感を高めるチェーンショルダーを斜めに掛けて、リッチで軽快な大人カジュアルを楽しんで。
【10】ネイビー×グレーの大人っぽスウェットコーデ
人気ブランドの洒落ロゴニットと辛口パンツで印象をクールに。落ち着いたダークトーンでも、ネイビー×グレーなら重すぎず大人っぽく着こなせます。今っぽいビーニーもトレンドのアクセントに。
【11】きれいめピンクスカートでスウェットを女っぽく
女っぽいスリットスカートは、スウェットやスニーカーとのスポーティMIXでカジュアルダウン。立体感のあるケーブルニットを肩巻きにすることで、コーデに奥行きが生まれます。キャップ・バッグ・スニーカーなどスカート以外を白でまとめると、クリーンさのあるいちごミルク配色が楽しめる!
【12】赤スウェットとフレアスカートのレディな着こなし
深みのある赤トップスにキャメルのボリュームスカートを合わせて今っぽく。こっくりカラーとキャメルの配色は秋冬ムード満点! スカートのおおげさなくらい広がるシルエットが鮮度アップに効果的。トレンドのシアーソックスとローファーパンプスの合わせもおしゃれ。
【13】チュールを重ねて定番カジュアルをアップデート
デニム×ロゴトップスの定番コーデは、チュールスカートでシルエットを刷新。チュールだけをデニムの上に合わせてボトムを透けさせることでコーデの鮮度がUPします。小物はキレイめなアクセやメリージェーンを合わせて子供っぽさを回避して。
【14】オフショルスウェットでほんのり色っぽく
イエロースカートとオフショルスウェットで狙ってないのに色っぽいグレーコーデが完成。肌見せ具合の微調整が可能な切りっぱなしデザインなら、飾らない女らしさが目指せます。足元はこなれた白スニーカーで肌見せコーデをヘルシーに。
【15】きれい色パンツを合わせる大人カジュアルなスウェットコーデ
程ゆるスウェットときれい色パンツで作るキメすぎない大人カジュアル。リラックス感のあるスウェットも、女性らしいラベンダーの美脚パンツでシャープな印象にまとまります。メタリックのシルバーバッグやメッシュ靴でトレンド感を盛れば、脱甘コーデの出来上がり。
【16】白インナーを仕込んで黒のスウェットコーデを抜けよく
Vネックの女っぽいスウェットが程よいカジュアル感を叶えるパンツスタイル。シックで洗練見えするスウェットとイエローパンツの組み合わせがヘルシーでおしゃれです。スウェットに白のインナーを重ねておくと、コーデ感もアップ!
スウェットコーデは全身のバランスがカギ!
ボトムをフェミニンなスカートにしたり、アクセサリーで女性らしさをプラスしたり、スウェットコーデはリラクシーになりすぎない組み合わせが重要! カジュアルすぎたりダサく見えてしまうのを避けたいので、着用するスウェットはタイトすぎず大きすぎない、程よくゆとりのあるサイズ感が使いやすくておすすめです。