【スウェットコーデ16選】スタイリスト推奨! カジュアルすぎない「トレンドの着こなし術」

スウェットのレディーストレンドコーデ

楽ちんだけど女っぽいスウェットの着こなしが知りたい! トレンドアイテムとなった今、スウェットを取り入れたコーディネートはデイリーのおしゃれに必要不可欠。今回は、リラックス感のあるスウェット素材のワンピースやパーカを使ったおすすめコーデを紹介します♡

そもそも「スウェット」の定義とは?

スウェット

そもそも「スウェット」とは、コットン素材をジャージー織りにした伸縮性のある生地のこと。表面は滑らかな質感で裏面はタオルのようになっているもの(裏毛)と、起毛させてふんわりあたたかく仕上げているものと2種類あります。やわらかで吸湿性のある素材なので部屋着のイメージがありますが、コーデにこなれ感をプラスできることから今やデイリーのおしゃれに欠かせません!

一枚あると体温調節がしやすいスウェットは、気温が安定しない季節の変わり目コーデにもおすすめ。肌触りのいいコットン素材と寒さをしのげる厚手の風合いもポイントです。

人気スタイリストが教えるスウェットの着こなし方

スウェットコーデ

CanCamスタイリストの伊藤舞子さんは、毎回誌面でのスウェットコーデが「かわいい♡」と大人気。そのコーデのコツとは…?

スウェットの着こなしは、「ガーリー過ぎず、ボーイッシュっぽ過ぎず」を心がけています!

・コンパクトスエット×ガーリースカート→ガーリー過ぎて△
・ビッグスエット×パンツ→ボーイッシュ過ぎて△
・ビッグスエット×ガーリースカート→ガーリー過ぎず、ボーイッシュ過ぎず、ちょうどいい!◎

つまり、程よくゆとりのあるスウェットを選び、花柄やフレアシルエットなどガーリーなスカートに合わせるのがベストバランスへの近道!

スウェットコーデ

バレエシューズを合わせてフレンチっぽくしたり、華奢アクセサリーを足したり、女っぽい要素をプラスするとパジャマ感がなくなります。ユニセックスサイズでも、お尻が隠れないくらいの丈がスカートと相性◎。生地はしっかり厚手でやや重みがある素材を購入することが多いです

スウェットコーデのこなれポイント

スウェットコーデにこなれ感を出すには、合わせるアイテムとの甘辛バランスが重要! そこで、失敗しない着こなしアイデアを解説します。

■女らしいアウターやボトムでラフさを抑えて

スウェットコーデ

ジャケットやコートなどきれいめなアウターや、プリーツや柄物のフェミニンなスカートなど、スウェットのラフさとは異なるテイストのアイテムを合わせてみて。

レイヤードコーデにセーター感覚で投入する

スウェットのレイヤードコーデ

スウェットはセーターのようにジャケットのインナーに重ねてもおしゃれ。スウェットがちらっと見えることでシャレ感もアップ! レイヤードすることでスウェットの高見えも効果も期待できます。

×カーゴパンツで旬顔スポーティコーデに

スウェット×カーゴパンツコーデ

ワンピースに重ね着して、スウェット×スカートコーデのように見せるアイデアもおすすめ。一枚でもかわいいワンピースですが、スウェットとの合わせで着回しの幅が広がります。

部屋着に見えないスウェットの着こなし方

スウェットコーデ

  1. サイズ感は程よくゆとりがあるスウェットが使いやすい
  2. レイヤードで高見えとシャレ感をアップさせて
  3. フェミニンなボトムを合わせてきれいめカジュアルに

スウェットが主役のレディースコーデ

【1】スポーティなスウェットをオール白で大人かわいく

WHITE×MIMOZA『ミモザの花のように、見る人をハッピーにしてくれる春の黄色。白×ペールイエローのまろやか配色の着こなしは、透けるチュールや光沢あるニット、シャカ素材など、表情豊かな旬の質感を取り入れることでほっこりしないカジュアルに仕上げて!』

プリンセスみたいなティアードスカートをスウェット&スニーカーでカジュアルダウン。ニュアンシーなイエローのスカートと合わせることで、スエットの白はよりクリーンに、チュールはより甘さが際立ちます。甘いアイテムはスポーツMIXで着くずすのがおすすめ。

CanCam2024年5月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/小室安未(本誌専属) 構成/山下 樹

【2】スウェットやキャップでモノトーンをスポーティに

スポーティMIX『気張らないラフなデートには、スエットやキャップ、スニーカーのスポーティMIXなリンクコーデが気分♪スエットはきれいめベーシックな無地を選べば、大人っぽくまとまる!』

シンプルな黒スウェットには、ひらっと軽やかなレーススカートで女のコらしさをプラス♡ キャップやスニーカーでカジュアルダウンするだけで甘いスカートもバランスよく着こなせます。靴下+スニーカーは黒でまとめて足元もクールに。

CanCam2024年4月号より 撮影/曽根将樹 (PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 構成/浜田麻衣

【3】ロゴスウェットでジャケットセットアップをラフに

大人だってミニをはいて春を思う存分楽しみたい♡ 美美美なハンサムミニセットアップ『展示会で、美シルエットのミニセットアップが多発!大人っぽいデザインが豊富だから、着たい欲が高まりまくり♡オーバーサイズジャケット×ミニの韓国っぽスタイルが人気の模様。』

メンズっぽいピンストのジャケットセットアップは、インナーや靴の合わせがポイント! ロゴ入りのビッグスウェットとバッグで遊び心を加えて、ストリートに引き寄せて。

CanCam2024年3月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、鈴木麻莉 構成/安 彩楓

【4】ニット代わりのスウェットで旬顔レイヤードスタイル

ほんのりスポーティで脱マンネリ!『程よいカジュアル感が漂うスポーティアイテムを一点投入! も、簡単に味変を楽しめるアイディア。冬トップスの超定番=ニットをスエットにチェンジしてみると…、レディな着こなしが一気にキャッチーに!』

ドレスライクな黒のフレアスカートは、シャカシャカ素材やスウェット合わせでカジュアルダウン。ボウタイブラウスとレイヤードするひと手間で洒落感も上昇し、人とかぶらない新鮮コーデに仕上がります。ともすれば部屋着見えするスウェットは、短丈や地色と同色のロゴ使いなど、女のコらしく着られるものを選ぶのが都会的に魅せる秘訣。

CanCam2024年2月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【5】ロゴスウェットやダウンベストでアクティブに

トレンドに左右されない〝ひとクセ〟がポイント 佐々木莉佳子(アンジュルム)『「この冬は、前に比べて大人っぽいシックな色味の服が増えた」という莉佳子。もちろん変化球小物でエッジを効かせるのはそのままで♡ さらに、空前のミニブームが到来中! ブーツやニーハイを合わせて自分らしくミニを楽しみたい気分だとか♪』

ロゴスウェットに白スカートを合わせたきれいめカジュアル。イエローのダウンベストを差し色に、足元は黒ブーツで引き締めるのが正解。サイドがドロストになったスポーティなスカートはカジュアルにもきれいめにも使えます。

CanCam2024年1月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/MAKI モデル/佐々木莉佳子(本誌専属) 撮影協力/川崎 萌、渡邉奈穂 構成/田中絵理子、安 彩楓

【6】スウェットやカウチンカーデの今っぽモノトーン

白のスウェットトップス×チュールスカートにカジュアルなカウチンをプラス。ほっこりカウチンカーデはモノトーンで大人に振るのが正解。黒のトラックソールブーツで足元を盛ると、コーデが引き締まる&今っぽい全身バランスに。

CanCam2024年1月号より 撮影/古水 良 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/浜田麻衣

【7】スウェットで程カジュアルなブラウンワントーンに

BROWN×VELOUR ムードのあるブラウン でヴィンテージライクにベロア を楽しむ!『ベロアのヴィンテージ感を高めてくれる深みのあるブラウンで、おしゃれ通なスタイルに。リュクスな光沢感があるので、シャツジャケットやスエットなどのカジュアルなアイテムを組み合わせて、ドレッシーにしすぎないのがこなれた着こなしを叶えるコツ!』

映え度◎なベロアスカートは無地のスエットでさらりと投入。主張の強いアイテムだから、飾り気のないスエットで力まず着るのが洒落たバランス。アイキャッチな大判のベージュマフラーでブラウントーンに抜けとメリハリを加えて、さりげないのにセンスフルなスタイルに。アクセントのヒョウ柄バッグやヒールブーツも◎。

CanCam2024年1月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/山木晴菜

【8】グレーワントーンでスウェットコーデの洒落感UP

GRAY×GLITTER 知的なグレー で華やぐラメ を大人顔に『今季外せないギラギラ感強めのラメアイテムは、シックなグレーワントーンで落ち着かせて都会的に着るといい感じ。グレーならではの品のよさも漂って、ファンシーな輝きが大人リッチなスパイスに。』

存在感大なラメシャギースカートも、同じトーンのアイスグレーで上下をつなぐとすっきりとした印象に。仕上げは濃いグレーのニットと黒小物でメリハリをプラス。今季はミニマルに持てる筒型のミニバッグがトレンドです。

CanCam2024年1月号より 撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/山木晴菜

【9】スウェットとシャツの重ね着で大人カジュアルに

CELINE『いつの時代も意思ある女性の共感を得る、フランスの老舗ブランド・セリーヌ。遊び心あるキャッチーな〝トリオンフ〟モチーフが、黒バッグの自由さを教えてくれる!』

デニムにネイビーのロゴスウェットを合わせた定番のカジュアルも、ストライプシャツの重ね着でワンランク上の着こなしに。洒落感と防寒のどちらも叶うシャツレイヤードは肌寒い季節におすすめ。コーデのクラス感を高めるチェーンショルダーを斜めに掛けて、リッチで軽快な大人カジュアルを楽しんで。

CanCam2023年12月号より 撮影/三瓶康友 スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/河嶋 希(io) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/川崎 萌 構成/岩附永子、川口里那

【10】ネイビー×グレーの大人っぽスウェットコーデ

itブランドのロゴアイテムをドーンと主張♡『ロゴトップス×ハンサムパンツ』

人気ブランドの洒落ロゴニットと辛口パンツで印象をクールに。落ち着いたダークトーンでも、ネイビー×グレーなら重すぎず大人っぽく着こなせます。今っぽいビーニーもトレンドのアクセントに。

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂、田畑桃花、大沼奏保 構成/安 彩楓

【11】きれいめピンクスカートでスウェットを女っぽく

ミュートピンクはハンサムアイテムと合わせてキレよく仕上げて『発色が控えめで上品なミュートピンクなら、甘すぎず大人っぽい雰囲気。さらにピリッと辛口のアイテムを効かせることでコーデにメリハリが生まれ、洗練された着こなしに。』

女っぽいスリットスカートは、スウェットやスニーカーとのスポーティMIXでカジュアルダウン。立体感のあるケーブルニットを肩巻きにすることで、コーデに奥行きが生まれます。キャップ・バッグ・スニーカーなどスカート以外を白でまとめると、クリーンさのあるいちごミルク配色が楽しめる!

CanCam2023年11月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/浜田麻衣

【12】赤スウェットとフレアスカートのレディな着こなし

そのほか、個人的に気になっている、偏愛トレンドキーワードを教えて!

深みのある赤トップスにキャメルのボリュームスカートを合わせて今っぽく。こっくりカラーとキャメルの配色は秋冬ムード満点! スカートのおおげさなくらい広がるシルエットが鮮度アップに効果的。トレンドのシアーソックスとローファーパンプスの合わせもおしゃれ。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【13】チュールを重ねて定番カジュアルをアップデート

定番の デニムスタイル を秋らしくアプデするなら?

デニム×ロゴトップスの定番コーデは、チュールスカートでシルエットを刷新。チュールだけをデニムの上に合わせてボトムを透けさせることでコーデの鮮度がUPします。小物はキレイめなアクセやメリージェーンを合わせて子供っぽさを回避して。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/後藤若菜 モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【14】オフショルスウェットでほんのり色っぽく

旬色グレー×スモーキーパステル『〝グレー=地味〟なイメージを払拭する、洗練されたグレーアイテムがバリエ豊富に登場! おなじみのくすみパステルに合わせると、更新感のあるオトナきれいなイメージが即叶う!』

イエロースカートとオフショルスウェットで狙ってないのに色っぽいグレーコーデが完成。肌見せ具合の微調整が可能な切りっぱなしデザインなら、飾らない女らしさが目指せます。足元はこなれた白スニーカーで肌見せコーデをヘルシーに。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【15】きれい色パンツを合わせる大人カジュアルなスウェットコーデ

スウェット×カラーパンツコーデ

程ゆるスウェットときれい色パンツで作るキメすぎない大人カジュアル。リラックス感のあるスウェットも、女性らしいラベンダーの美脚パンツでシャープな印象にまとまります。メタリックのシルバーバッグやメッシュ靴でトレンド感を盛れば、脱甘コーデの出来上がり。

CanCam2023年3月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜 構成/浜田麻衣

【16】白インナーを仕込んで黒のスウェットコーデを抜けよく

黒スウェットのレイヤードコーデ

Vネックの女っぽいスウェットが程よいカジュアル感を叶えるパンツスタイル。シックで洗練見えするスウェットとイエローパンツの組み合わせがヘルシーでおしゃれです。スウェットに白のインナーを重ねておくと、コーデ感もアップ!

CanCam2023年2月号より 撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/石黒千晶

スウェットコーデは全身のバランスがカギ!

ボトムをフェミニンなスカートにしたり、アクセサリーで女性らしさをプラスしたり、スウェットコーデはリラクシーになりすぎない組み合わせが重要! カジュアルすぎたりダサく見えてしまうのを避けたいので、着用するスウェットはタイトすぎず大きすぎない、程よくゆとりのあるサイズ感が使いやすくておすすめです。