【チュールスカートコーデ14選】シフォンも人気!大人かわいい着こなし例|トップス選び&合わせ方

チュールスカートの今っぽコーデを特集

透け感やふんわり素材が女っぽい「チュールスカート」と「シフォンスカート」は今季もトレンド! 甘く着るとかわいすぎちゃうアイテムなので、トップスの合わせ方や色選びがおしゃれコーデの分かれ道に。今年っぽいワントーンコーデや着回しアイデアなど、大人かわいく着こなす方法を紹介します。

「チュール」とはどんな素材?

チュールスカートコーデ

「チュール」とは、多角形、主に六角形の網目が連なったレース生地のこと。デジタル大辞泉で調べてみると…

絹・ナイロンなどのごく細い糸で、薄く網状に織った布。女性用のベール、帽子の飾りなどに用いる。

ボリューム感があり、繊細で高級感のある薄手の「ソフトチュール」と、厚手でハリ感がありパニエなどスカートのボリュームアップにも使われる「ハードチュール」にわけられます。一方で、より細い糸で織りあげられているのが「シフォン」。ハリ感がかわいい「チュール」に対して、透け感や揺れ感が繊細なのが特徴です。

チュール・シフォンスカートに合わせるアイテムは?

チュールスカートコーデ

華やかで女性らしいシアースカートは、無地のシンプルトップスに合わせるだけでおしゃれなコーデが即完成。ニュアンスのある素材なのでワントーンでまとめてものっぺり見えず、軽やかで今っぽいムードに仕上がります。

トップスや小物でかわいさを足していくより、大人っぽさを意識する着こなしがおすすめ♡ チュールスカートはボリュームがあるので、バッグを小ぶりにしてみたり小物の合わせ方も重要です。

チュールスカートコーデのポイント

チュールスカートコーデ

  1. シンプルトップスを合わせても地味見えしない
  2. ワントーンでも透け素材なら奥行きが出ておしゃれ
  3. カジュアルに振ったりシックな色味でまとめるのがポイント
  4. きれいめなアイテムを合わせると大人っぽい

【コーデ集】チュールスカートの大人かわいい着こなし

【1】シックな合わせにチュールスカートで軽やかさをプラス

MONOTONE×透け透け『ニットやコートなど重めのアイテムが多くなる時季だからこそ活きる、軽快な〝透け透け〟アイテム。肌の透け感やレイヤードの洒落感で周りと差がつくモノトーンコーデに仕上がる!』

華やかなチュールスカートの甘さをグレー×黒で落ち着かせてしなやかな女っぽさを演出。甘くなりがちなアイテムもスモーキーなブルーグレーで投入し、潔く無彩色でまとめると素材の魅力が引き立つこなれた着こなしに仕上がります。あえて真逆のテイストの辛口ブルゾンと合わせて感度高く。

CanCam2023年12月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/たなべさお  ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/菅 博子

【2】チュールスカートのクラシカルなモノトーンコーデ

【 素敵なあの人は… 】シックかつ華やかに映える一歩先ゆくモノトーンコーデが得意『ここ数年よりお出かけの予定が増えそうなこの冬。簡単に映えるきれい色も間違いないけれど、あえてのモノトーンも大人っぽくていい感じ。白と黒だけなんて地味見え?…そんな心配はナシ! 今年は、質感やディテールで盛ったアイテムが豊富だから、見慣れた色だけでも一目置かれるおしゃれが可能。リッチなレストランにもマッチするから、ちょっと背伸びしたい日にもぴったり♪』

フリルブラウスをレイヤードした黒ニットにゴールドのブローチをつけて、クラシカルムードをひと盛り。さらにスパンコールをたっぷりあしらったクチュール感のある白フレアスカートでドラマティックに魅せると、引いても寄っても印象的なレディ感が手に入ります。

CanCam2023年12月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/北原 果 モデル/山下美月(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【3】シンプルなアイテムでチュールの華やかさを引き立てて

SNIDELのチュールレイヤードスカート『大胆な大花柄に繊細なチュールをレイヤードした、通り過ぎる人も目を奪われること間違いなしのヒロインスカート!女性らしいバーガンディカラーでエレガントさも倍増♡』

華やかな花柄のチュールスカートは、トレンドのシャギーニットを合わせてトレンド感を底上げ。トップスをインして太ベルトでマークすれば、スタイルUP効果も見込めます。小さめのバッグとメリージェーンで品の良さも◎。

CanCam2023年11月号より 撮影/土山大輔(TRON) スタイリスト/杉本奈穂(KIND) ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI) モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/ 構成/田中絵理子

【4】チュールスカートとボアジレの異素材MIX

一点突破なitアウターも端正なタートルで受け止めるとどこか女っぽく好印象に♡『主役アウターが目白押しの秋。その存在感を引き立てるのは、やっぱりタートルニット♡合わせるものを選ばないだけでなく、ピタッとした首元が絶対的きれいめ感をプラスしてくれるから、安心して新顔アウターに挑戦できるんです♪』

流行りのボリューミーなファージレを重ねても、細身のリブタートルならすっきりとした印象がキープできて好バランス。ムダを削ぎ落としたミニマルなデザインだから、×チュールスカートの華やかな組み合わせも派手にならず洗練見えが叶います。濃すぎず薄すぎずな洒落感のあるカーキもいい感じ。

CanCam2023年11月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【5】チュールスカートを黒タートルでエレガントに

シネマ女優みたいなNEOクラシックでレディ気分に『レトロ映画でヒロインがまとっているような、タートルニット×フレアスカートをお手本に♡華ディテールや小物で今の気分を加えると、クラシカルながらも〝攻め〟なきれいめ感が手に入る!』

クチュール感のある映えスカートを端正なタートルニットで凛と、美人に。ボディラインに程よく沿うタートルニットでエレガントにまとめつつ、シアーソックスやカゴバッグで旬な遊びをプラスすればコンサバすぎないバランスがつくれます。

CanCam2023年11月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【6】ラフなデニムスタイルにチュールスカートでアクセントを

定番の デニムスタイル を秋らしくアプデするなら?

デニム×ロゴニットの定番コーデはチュールスカートでシルエットを刷新! チュールだけをデニムの上に合わせることでコーデの鮮度が一気にUP。小物はキレイめなアクセや靴を合わせて子供っぽさを回避して。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/後藤若菜 モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【7】肌見せニットやチュールの透け感で程よく色っぽく

肌感ニット×華やぎフレアスカート『肌感でギャップ』

スイートなふんわりスカートはさりげない肌見せでキレよく。エアリーに広がるオーガンジースカートなら、ロマンティックな着映え感もばっちりです。肩がのぞくレイヤードニットでシャープに振って、大人にちょうどいい甘さを目指すのが正解!

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【8】ビスチェレイヤードでチュールスカートを今旬に

親友とのホテルランチは、揺れ映えスカートをちょっぴりモードにまといたい♡『いつもよりおめかししたい日は    甘辛MIXで華やかさを加速』

ボリュームたっぷりのチュールスカートにトレンチ風ビスチェの辛さを効かせて、メリハリのあるワントーンコーデに。揺れるスカートを取り入れると、定番の白シャツにちょっぴり大人な色気がアピールできます。

CanCam2023年6月号より 撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) モデル/トラウデン直美(本誌専属) 構成/岩附永子、山下 樹

【9】甘めチュールスカートをハンサムジレでキリっと

贅沢なチュール3枚重ねがふんわりシルエットの秘密『Bilitis dix-sept ans ボリュームチュールフレア』

低身長さんがロングスカートを取り入れるなら、透け感があって軽やかなチュールスカートがおすすめ。ハンサムなジレと白Tを合わせることでチュールスカートの着こなしが今っぽく更新できます。ブルーグレーのスカートとグレーのジレをワントーン調で合わせて、かわいいよりもモードめハンサムに傾けて。

CanCam2023年5月号より 撮影/菊地泰久(vale.) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) モデル/加藤史帆(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/岩附永子

【10】チュールスカートはコンパクトトップスでメリハリを

ボリュームのあるチュールスカートに白のレースブラウスをプラス。トップスはコンパクトなデザインを選んでメリハリを出すのがおすすめです。白ラインを効かせたアイメイクをアクセ代わりに取り入れて、絵になるロマンティックコーデを楽しんで。

CanCam2023年5月号より 撮影/松岡一哲 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/福岡玲衣(TRON) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/小嶋明恵、手塚明菜、西村真樹

【11】チュールスカートとハンサムジャケットで甘辛に

持ってると洒落るセットアイテム!ビスチェ付きセットアップはON/OFFガンガン着回せる!『もはや定番化しつつある大人気のセットアップ。この春は旬なレイヤードスタイルに挑戦できるビスチェ付きのセットが推し!単品でもセットでも、着回しのバリエがより充実すること間違いなし♡』

フェミニンなチュールスカートとマニッシュなジャケットの甘辛MIXコーデ。ベージュ×シックなくすみブルーは簡単にこなれて見える色合わせ。全体にドライなムードが高まって今っぽさもGETできます。かわいらしいスカートのハズし役は抜け感も出せる白スニーカーでカジュアルダウン。

CanCam2023年4月号より 撮影/花村克彦 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/あきやまひとみ モデル/ほのか(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花 構成/田中絵理子

【12】レディなチュールスカートをブルゾンでカジュアルダウン

パッと目につくアウターこそカラーアイテムでアプデが効果的!ハンサムアウター『春らしいパステルカラーのアウターは、コーデを瞬時にアップデートしてくれる優れもの。甘さ控えめのちょっぴりメンズライクなアイテムを選べば、モードな洒落感を高めてくれる。透明感のあるアイシーカラーが顔周りにあると肌がトーンアップして見える効果も♡』

シトラスカラーのブルゾンが女っぽい端境期のきれいめコーデ。甘さのあるチュールスカートはかわいいより美人に魅せる着こなしが必須。あえてスポーティなブルゾンを合わせてハズすと、コーデが上級者っぽくまとまります。

CanCam2023年4月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/山下美月(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花、齋藤千夏、鈴木麻莉 構成/安 彩楓

【13】シックな色でチュールスカートを大人かわいい印象に

あったかワザ で冬からトレンチを楽しむ♡『冬アウターをトレンチにチェンジするだけで、瞬時にシーズンムードがアップ! とはいえまだ寒さが気になるから、重ね着やアームウォーマーを投入してあたたかく着こなして♪』

アウターからのぞくチュールスカートが大人かわいいブラックコーデ。トップスは甘いパール付きカーデの首元に透けニットをチラ見せ。鮮やかブルーの差し色も季節感のあるアクセントになってます。

CanCam2023年3月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/岩瀨博美 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/石黒千晶

【14】デート向け♡清楚なチュールスカートコーデ

ワンピース&セットアップ編

透け感がきれいなチュールスカートとトレンドのクロップドカーディガンのオールブラックコーデ。上品さと今っぽさが程よくアピールできるので、どんなデートシーンにもマッチするはず。クロップド丈でウエストラインが上にくるので、こっそりスタイルアップも叶います。

CanCam2023年2月号より 撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/あきやま ひとみ モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/有田梨菜、齋藤千夏 構成/西村真樹

ふんわり感がかわいい♡「チュールスカート」を投入!

軽やかで女っぽいコーデが楽しめるチュールスカートは、トップスをシンプルにしたり、ワントーンで上品にまとめたり、甘すぎないコーデを意識すれば大人かわいく着こなせます。清楚なイメージでありながら華やかな印象もGETできるので、お出かけやデートコーデに取り入れてみて下さいね。