「子守熊」の読み方わかる?みんな知ってるモフモフなあの動物♡
誰でも知っている言葉なのに、漢字で書かれると読めなくなってしまう。そんな日本語は案外多いものです。とくに生き物や食べものの名前には、「見たことあるのに思い出せない」とか、「読めそうで読めない」と感じるものが多いですよね。
たとえば、「海星」、「鶉」、「牛蒡」、「甘藍」……などは、読み方を聞けば絶対にあなたも知っているであろう生き物や食べものの名前です。正解はリンク先をチェックしてみてくださいね♪
そんな読めそうで読めない日本語クイズ。本日のお題は、こちら。
子守する熊と書いて「子守熊」。
この日本語は、あなたもきっと知っているあの動物を表しているんです。
どんな動物かというと、体長はおよそ60〜85センチ。灰色の身体と大きな耳、縦長の黒い鼻が特徴的です。一見もふもふしていてかわいいのですが、けっこう気性が荒いという一面も。
動物園に行けば会えることも多いですが、夜行性なので昼間はたいてい寝ているかも。オーストラリア東部にたくさんいる動物で、木の上でユーカリの葉っぱを食べる姿は愛嬌があり、見ているだけで癒やされる人が続出♡
さて、もうお分かりですね? 正解は……
「子守熊」の読み方は「コアラ」でした。
小学館『デジタル大辞泉』によると、コアラとは、「有袋目コアラ科の哺乳類。体長60〜85センチ、身体は暗灰色で、顔は子グマに似る。夜行性で木の上にすみ、ユーカリの葉だけを食べる」とのこと。
またご存知のとおり、コアラの子どもは生まれてから数か月間、母親のお腹にある育児嚢(いくじのう)という袋の中で育ちます。お母さんのお腹の袋からひょっこりと顔を出す子どもコアラの姿は、抱っこで子守をされているようにも見えますよね。
そんな愛らしい姿と子グマに似た顔つきから、「子守熊」という漢字が当てられたのでしょうか。そう考えると、これはなかなか納得のネーミングかもしれません♡
(豊島オリカ)
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