【読めたら自慢できるレベル】木+骨から始まる「榾火」なんて読む?「ほねび」じゃないよ

ずっと日本で暮らしていても、見たことのない漢字ってまだまだあるものです。たとえば、口+愛で「噯」とか、行+鳥で「鵆」とか。形そのものがユニークな「卅」なんていう字もあります。
さて、そんな難読漢字シリーズから、本日のクイズはこちら!

「榾火」
火はともかく、木+骨で「榾」という字は初めて見た!という方が多いのではないでしょうか。この2文字の熟語を何と読むか、あなたは分かりますか?

■ここでヒント

一発で読めたらかなりスゴイ、今回のお題。少しでもヒントを得るために、いったん言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「榾火」の意味は……

「焚(た)き火」に同じ。

……とのこと。せっかくなので改めて「焚き火」の意味を調べてみると、

1 戸外で集めた落ち葉や木片などを燃やすこと。また、その火。
2 明かりや暖をとるためなどに薪を燃やすこと。また、その火。

とのことでした。ちなみに、今回の正答となる「榾火」の読み方も、焚き火(たきび)と同じ3文字です。

さて、そんな「榾火」は何と読むのでしょうか? この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!

「榾火」の読み方、正解は「ほたび」でした。
榾火とは、上述のとおり焚き火のこと。ちなみに「榾(ほた)」は焚き火にくべる薪のことです。「榾火」と「榾」はどちらも冬の季語になっていて、かの有名な小林一茶の句にも度々登場します。
とはいえ、国語が得意な人でもなかなか読めないであろう今回のお題。もし読めた人がいるとしたら、かなり自慢して良さそうです!

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中。聞いたことあるのに読めない言葉も続々追加中です♪ 他の問題も解いてみてくださいね。
(豊島オリカ)

★他にもチャレンジしてみる? 漢字クイズ 記事一覧はコチラ