野菜ソムリエプロが食べていた、ダイエット中のおすすめおやつ
11月に発売されて以降、簡単で美味しくキレイにやせられる……と話題のレシピ本『#モデルが撮影前に飲んでいる 魔法の即ヤセ低糖質スープ』。
たんぱく質がしっかり入っているのでしっかりボリューミー、すべてのレシピは10分以下で作れる……といいことずくめのこの1冊。
著者である野菜ソムリエプロのAtsushiさんも、実際にこのスープダイエットで2か月で6kgやせたとのこと。朝はフルーツ、昼夜はスープ……というと非常にストイックなダイエットに思えます。でも、外食もして、毎日お酒も飲んで、おやつも食べて、と、ガマンしすぎないストレスフリーなダイエット。
そんなAtsushiさんがおすすめするおやつや食材をうかがいました。早速見ていきましょう♪
おやつは干し芋!
ダイエット中、小腹が空いたらナッツやチーズ、そして干し芋を食べていました。
おやつにお芋を食べていると言うと、やっぱりほぼ100%「糖分は大丈夫なの?」と聞かれます。確かに糖質高めではありますが、さつまいもの糖分は「ヤラピン」という成分に包まれていて、血糖値が上がりにくいもの。玄米やおそばよりもGI値が低いんです。
その上食物繊維が豊富で便通にもいいし、カリウムが豊富で余計な水分を排出してくれてむくみもスッキリ、代謝を促進するビタミンB群やビタミンCも豊富……と、いいことずくめ。
僕のダイエット期間は夏だったので通年売っている干し芋を食べていましたが、もちろん秋冬なら美味しい焼き芋を買ってきたり、自宅でふかし芋を作るのもおすすめです。
最近は、韓国のアイドルもみんなダイエットのときはトレーナーさんに指導されて「コグマ(韓国語でさつまいものこと)」を食べているというくらい、注目食材です。
きな粉のスゴい効果
家の近くにセブンイレブンがふたつあるので、あらゆるセブンプレミアム商品を愛用しているのですが(笑)、その中でも最近注目しているのは「きな粉」。おなかがすいたときに豆乳で割って飲んでいます。
きな粉は大豆の粉なので、もちろん高たんぱく質だし大豆イソフラボンも入っている。それに実は、きな粉は食後の血糖値上昇を抑える効果が2~3時間続く……という、かなり嬉しい効果があるんです。だから今日はちょっと糖質が高いものを食べたいな、というときは、食前にきな粉を摂っておくといいですよ。
あたためても効果は変わらないので、ホットきな粉豆乳ドリンクもおすすめです。
僕が愛用しているセブンプレミアムのものは砂糖が入っていないのですが、中には砂糖が入っているものもあるので、買う前には成分表示をチェックしてくださいね。
食べ過ぎた翌日、どうする?
飲み会などで食べ過ぎた翌日は、今回のレシピ本で言うと、たんぱく質が入っていなくて消化が早い「美腸スープ」がおすすめです。
お肉は消化に時間がかかります。普段は腹持ちがよくなるのである程度積極的に食べてほしいんですが、食べ過ぎた翌日はまだおなかに残っていると思うんですよね。まだ胃が本調子ではないときは、消化のいい食材を入れたスープをいただきましょう。
美腸スープのところでよく使っている食材は、食物繊維豊富な「きのこ」、そしてマグネシウム豊富な「白ごま」「干しエビ」。あとは乳酸菌を含む「キムチ」や、麹菌を含む「塩麹」など発酵食品もおすすめです。
また、まだお酒が残っている日に特におすすめなのは、レシピ本116ページの「のりときのこと梅のスープ」。のりも梅干しも二日酔いに良いですし、梅干しの塩気と味付けに使っている塩麹の旨みがとても美味しいスープです。
冬の時期、おすすめの食材
やっぱりどんな季節であっても「旬のもの」が安くて美味しくて栄養価が高いので積極的にいただきましょう。冬ならキャベツやブロッコリー、小松菜に大根。冬野菜は体をあたためてくれる効果もあります。中でも特におすすめなのは、ブロッコリーとかぼちゃでしょうか。
・ブロッコリー
ビタミンCはもちろん、野菜の中ではたんぱく質がかなり豊富という嬉しい食材。さらに筋力アップに効果的な成分が入っていると言われています。冬なら100円くらいで売っているので、スーパーに行ったらまず買っておきたい野菜です。
ひとつ注意したいのは、ブロッコリーはとても劣化しやすく、買ったまま放置しているとどんどんビタミンCも減っていってしまう野菜だということ。買ったらできればすぐ料理してしまうことをおすすめします。すぐ使い切る自信がなければ、冷凍のものを買ったほうがいいかもしれません。
緑の色と食感を際立たせるために、レンジ調理ではなく、お塩を多めに入れたお湯で20秒くらいさっと茹でたほうが断然美味しいです。芯の部分は捨ててしまう方も多いのですが、栄養価も高いので、是非刻んで食べてください。
・かぼちゃ
風邪対策という面ではかぼちゃがおすすめです。菌から体を守ってくれるビタミンCと、体内に入るとビタミンAに変わり、鼻や喉など粘膜を強化してくれるβカロテンが含まれています。粘膜が弱っていると風邪を引きやすくなってしまうので、かぼちゃやブロッコリーに代表される緑黄色野菜を積極的に摂ってください。
食べるもので本当に体は変わります。美容面でも健康面でも、老化は誰にでもやってきます。でも、そのスピードは食事でコントロールできます。何を選んで食べるか……20代のうちからその意識を持っておくと、体は全然違ってくると思います。是非意識してみてくださいね!
【まとめ】
今日の帰りは干し芋、きな粉、ブロッコリーを買うしかないと思えてきますね。どれも比較的どこのスーパーにもあるのはもちろん、コンビニで売っていることが多いのも嬉しいポイント。「どこにでもある食材で、最大限の効果」を引き出してくれるAtsushiさんの食事法は、学ぶことばかり。
さらなる数々のレシピや食材に関する豆知識も多数掲載されているレシピ本『#モデルが撮影前に飲んでいる 魔法の即ヤセ低糖質スープ』、書店で見かけたら是非チェックしてみてくださいね!(後藤香織)
【これまでの記事はコチラ】
#モデルが撮影前に飲んでいる 魔法の即ヤセ低糖質スープ
Atsushi 著
1280円+税/宝島社
Atsushi
Fashion&Life style producer
ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスとして独立。
野菜ソムリエプロ、漢方養生指導士初級の資格を習得。
現在もPRコンサルタントとしてさまざまなブランドに携わり、ファッション&ライフスタイルプロデューサーとしても数多くのプロデュースアイテムを発表し、TV、ラジオ、イベント、雑誌などでも活躍中。ナチュラルスキンケアブランド「abotanical」をプロデュース。
2013年8月初の著書「人生の9割は自信があればうまくいく」(KADOKAWA)、2017年12月「#モデルがこっそり飲んでいる3日で2㎏やせる魔法のスープ」、2018年6月「#モデルがこっそり食べている3日で2㎏やせるごちそうサラダ」(共に宝島社)を出版。
Instagram @atsushi_416
ブログ https://ameblo.jp/official-atsushi/
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