「ASMR」って何の略?好きな「食べ物の音」ランキング
みなさんは食事をする時、何を重視していますか? 「食は“五味五感”で楽しむ」と言われているように、私たちは味覚に視覚、嗅覚と様々な感覚を用いて食事をしていますが、その中で「音(聴覚)」も、意外と大事な要素ですよね。サクサク、パリッ、ジュワッ…不思議と音だけでも「美味しそう」と感じることはあります。
2017年に「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれてから早2年半。「フォトジェニック」という言葉も流行しましたが、実は最近「音ジェニック」という言葉が登場しているんです!
そこで今回は、オハヨー乳業が411名の女性を対象に行った、食事の時の「音」に関するアンケート結果をご紹介します!
7割の人は、好きな「食べ物の音」がある
全世代を通じて約7割の人が「音が好きな食べ物がある」と回答しました。だいぶ多い結果になりましたね…! ちなみに「食べているときの音」が好きな食べ物があるのは、30代以上では各世代6〜7割程度にとどまりましたが、20代は86.4%が「ある!」と回答。「食べている時の音が好きな食べ物がある」「食べている時の音が好きで食品を選ぶことがある」のいずれの質問も、若い世代ほど数値が高くなっています。
Youtubeで「ASMR」や「モッパン」が流行していることも、若い世代への影響と関係がありそうですね。
果たして皆さん、どのような音が好きなのでしょうか??
Q.食べているときの音で「好きな音」は何?
好きな音1位は「サクサク」で、63.0%と圧倒的首位を獲得しました! クッキーやビスケットがこの部類に入りそうですね。「サクサク」という言葉は、お菓子のパッケージにもよく使われているので、美味しさを表現する音として最適です!
そして2位は「パリパリ」で、44.8%をマークしました。オハヨー乳業の分析によると、「“割る体験”を伴うため、口の中だけでなく、食事全体で幅広い接点があります。これまでトレンドだった「サクサク」に代わり、次の音ブームの牽引役として期待され」るそうです。次の時代を担う「サクサク」に要注目ですね!
3位にランクインしたのは「シャキシャキ」。この音を聞くと、野菜や果物が思い出される人が多いのではないでしょうか。キャベツやリンゴ、レンコンは「シャキシャキ」を代表する食材ですよね! 新鮮な食材にしか出せないこの音の人気には頷けます!
上位にランクインしたのは、さわやかで軽快なものが多い印象でした。「音」好きにとって、これらは必須条件になりそうですね。逆に「ずるずる」「ぐにぐに」「ガリガリ」など、濁点が入っているものはあまり好まれていないよう。「音が嫌いだから買わない」という食品があるという方もいました。
こんな「音」に注目した文化のひとつに「ASMR」というものがあります。あなたは「ASMR」とは何か、知っていますか?
Q.ASMRって何か知ってる?
最近どんどん普及してきているように感じますが、実はまだまだ。7割の人が「聞いたことがない」と答えあまり認知度は高くないようですが、最近はYoutubeでASMRを扱った動画が登場し、若い世代を中心に注目を集めています。
ちなみに、ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略(ちょっと難しいですね)。そのまま単語を直訳すると「自立感覚絶頂反応」。まだ正式な訳語は存在していませんが、ざっくりいうと「見る・聞く・触れるなどの刺激によって得られる、心地良い感覚」のことを指します。
ASMRで検索するとさまざまなものが出てきますが、上記の食べ物の音に加えて、たとえばタイピングの音、シャンプーの音、水を注ぐ音など、いろいろな「不思議な心地よさ」を感じる音があります。
ASMRは、Google検索数も2017年に比べてなんと6倍に急増中。新しいトレンドを生み出す存在になりそうです。
これからは「音」が食にとってもさらに重要になってくる時代がやってきそうですね。ぜひこの機会に、みなさんも自分の好きな音を見つけてみてはいかがでしょうか。(平田真碧)
情報提供元/オハヨー乳業株式会社
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