片手でパパっと手軽に食べられる日本のソウルフード「おにぎり」。炊いたごはんを握るだけのシンプルな食べ物ですが、具材や調味料の組み合わせによって味のバリエーションは無限大。みなさんの好きなおにぎりの具材は何ですか?
株式会社リクルートが運営する「ホットペッパーグルメ外食総研」は、全国の20~60代の男女1,035人を対象にアンケートを行い『好きなおにぎりの具材ランキング』を発表。さっそくその結果を紹介していきます!
【全体】好きなおにぎりの具材ランキングTOP10
好きな具材を聞いてみると…1位は「鮭」で、全体の半数以上が回答する結果に。ふっくらとした鮭の身にはほどよい塩気と旨みがあり、白米と相性抜群。何度食べても飽きにくい素朴なおいしさと満足感のある食べ応えから「ごはんのおとも」としても日本人に親しまれているもの。タンパク質やビタミンなどが豊富で、低糖質・低カロリーなのも女性はとくに嬉しいですよね!
そして2位「ツナマヨ」3位「辛子明太子・焼き明太子」4位「たらこ」5位「梅干し」と続き、定番ものが上位にランクインする結果になりました。マヨネーズの甘さ、辛子明太子の辛さ、梅干しの酸っぱさ…どんな味覚にも合う白米ってやっぱり万能…♡
さて、続いて地域別のランキングも気になるところ。
【地域別】好きなおにぎりの具材ランキングTOP10
ほとんどの地方で1位が「鮭」であるのに対し、中部地方では「ツナマヨ(45.5%)」が「鮭(44.5%)」と僅差で1位に浮上しています。ツナの原料となるカツオ・マグロの水揚げ量が多い港があることが影響していると考えられるでしょうか。
また、北海道・東北地方では1位の「鮭(64.4%)」がほかの地方よりも支持率高め。2位には全国で8位の「いくら・すじこ(52.9%)」がランクインするなど、鮭漁が盛んな地域ならではの結果となっています。
九州地方では3位「辛子明太子・焼き明太子(46.1%)」や6位「高菜漬け(31.4%)」など地元の名産品が並び、ほかの地方よりも高い支持率となりました。
産地や水揚げ港がある地方ではその食材が上位にランクインしているなど「その地域に馴染み深いもの」が好きな具材として多く挙げられているのが特徴的。地元で慣れ親しんだものが、“推し”の具材として根強い人気を得ているようですね!
Q.おにぎりを選ぶときに重視するポイントは?
次に『おにぎりを買うとき、何にこだわりますか?』と聞いたところ、1位は「具材がおいしいこと」で、全体の6割近くの票を集めました。自分で作るにしてもコンビニなどで買うにしても、結局は「自分好みの味であること」が最も重視されているようです。
2位は「価格(コスパ)が良い」で、全体の半数以上が回答する結果に。そもそもおにぎりは「手頃な価格」であることも人気の理由のひとつなので、多くの人がコスパを重視する傾向にあるのも納得。最近は物価上昇の影響でおにぎりの価格も高くなっていることにより、さらにコスパを意識する人が増えているとも考えられそうです。
そして3位「米の品質」4位「全体のバランス」5位「具が多い」がランクイン。コンビニやおにぎり専門店などで売られているものは、お米にこだわっているところが多く、商品ごとに適した銘柄を選んで作っているところもあるんだとか! 企業努力のおかげでおいしいおにぎりを手軽に買えて食べることができるのは、とってもありがたいことですよね。
今回の調査では、昔から親しまれているような定番の具材が上位にランクインする結果になりました。しかし最近は、焼肉やチーズなど目新しい具材やアレンジおにぎり、人気店とのコラボおにぎりなども話題になっています。具材にマンネリを感じた場合は、自分だけのオリジナルおにぎりを作ってみて、おなかも心も満たされてみてはいかがでしょうか♡(Mai)
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