最近やたらと銀行や証券会社のCMで見聞きする謎のコトバ「NISA(ニーサ)」。気になっている方も多いはず! 『SAKURA』春号にわかりやすい解説が載っています。
女性による女性のためのお金クリニック「エフピーウーマン」代表取締役でファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんに教えていただく「NISA」の基本と活用術について、Woman Insightでも一部をご紹介しちゃいます!
■NISAって何?
NISAとは「少額投資非課税制度」の愛称。簡単に言うと「年間100万円までの投資なら、そこから生じた利益が非課税になる」という制度で、2014年1月からスタートしたばかり。
投資をして利益が出た場合、通常はその利益の約20%は納税しないといけないのですが、銀行や証券会社で「NISA口座」を開いて投資すれば非課税になるので、利益がすべて手元に残ります。上手に活用すればとてもお得な制度です。
■NISA口座は誰でも作れる?
20歳以上で国内に住んでいる人なら誰でもOK。ただし、ひとり1つの口座しか作れないので、複数の金融機関でNISA口座を開設することはできません。注意しておきたいのは、口座を開く金融機関によって投資できる金融商品が異なるということ。NISAでは株式や投資信託に投資できますが、銀行で買えるのは投資信託のみ。株式投資をするなら証券会社でNISA口座を作ったほうがよい。またNISA口座で投資したお金を運用できるのは最長5年間なので注意が必要。
■NISAはどんなふうに活用するのがおすすめ?
大竹さんのおすすめは、大きく分けてふたつ。ひとつは、老後のお金をためる積み立ての一部をNISA口座での運用に回す活用法。例えば毎月3万円を貯蓄しているなら、そのうち1万円はNISAで投資信託の積み立てなどにしてみる。
もうひとつは、「せっかくだから楽しんじゃおう!」という発想で株式投資にチャレンジする活用法。例えばボーナスの中から10万円を株式投資に回すなど、少額から始めるのがおすすめ。株式投資には、株主優待で商品やクーポンなどもらえたりする楽しみもあり。
おしゃれでトレンドの変化にも敏感なWoman Insight読者なら、次に値上がりする銘柄を探すのが上手な人も多いかもしれないですね。私も、これはやるっきゃない! と考えたのですが、NISAをやる元金がないーさ…………スイマセン!いろいろと頑張ります!(坂田みやび)
(『SAKURA』2014年春号)
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