化粧品は日割りでコスパを知ろう!1日あたり、それ何円?

4月からの消費税増税に向けて、これまで以上に“コスパが良い商品”に注目が集まっています。

“コスパが良い商品”と聞くと、=“価格が安い”というイメージを抱きますが、毎日使う、女性に欠かせない消耗品の代表格「コスメ」はどうでしょう? 近頃は安くていいものも増えていますが、深刻な肌悩みを解決するには、やはりそれなりの金額をかけたコスメを使う必要がある場合も。

『Oggi』3月号の「賢女は『コスメ』を『コスパ』で選ぶ!」では、高額コスメでも日割り計算をすると、“カフェラテ1杯”やコンビニで買うお菓子、ペットボトルのお茶などと大差がないことを検証しています。

毎日飲んでいるカフェラテ1杯(¥340/目安)で1日のコスメ代を置き換える=コスパでコスメを考える……という発想の転換ともいえる『コスパ美容』

化粧品は日割りでコスパを知ろう!1日あたり、それ何円?

 

例えば、高額な価格が多い「スキンケア編」で、費用対効果を見てみましょう。

塗って寝るだけで極上のエステを受けた後のような肌になれる『ラ・プレリー SC ラックス スリープマスク』(50ml/¥34,650)。週に1回使用したとして25回分を1週間にならして日割り計算すると、1日あたり約¥198。コンビニのちょっと高いチョコレート1箱とほぼ同じ価格ですね。

続いて、「ベースメイク編」では、ファンデーションに着目。スキンケア効果の高い美容液ファンデーション『ヘレナ ルビンスタイン プロディジー P.C. ファンデーション』(SPF15・PA++/30ml/¥10,500)は、約5か月使用する想定で計算すると、1日約¥70。少し値の張るアイテムでも、ファンデーションやパウダーなどは比較的モチがいいので、コスパがよくなる可能性が大!

さらに、「ポイントメイク編」は、コスメの中で最も1回分の使用量が少ないアイテム。優秀なプチプラなら、コスパがよすぎるぐらいです。例えば、ペンシルながら柔らかな芯でスルスル描けて落ちにくい『エテュセクリームアイライナーWPブラウン』(0.1g/¥1,050)なら、約45日分として計算すると、1日約¥23

こうやって日割り計算してコスメを見ると、目からウロコの発見が多数。商品の購入金額=コスパが良いとは限らないことがわかります。『コスパ美容』での効率のよいアイテム選びのコツは、ずばり、自分がどのジャンルに投資したいのか優先順位を考えて、使ってみたいアイテムを、カフェラテ1杯分の金額の中で自分なりにやりくりしてみること

もう高い商品をガマンしなくていいんです。コスメにお金をかけたいという人は、一度『コスパ美容』でコスメの計算をしてみては? 各コスメの1日分の使用分の値段、その費用対効果を知れば、賢いお金のかけどころがわかるはずです!(さとうのりこ)

 

Oggi2014年3月号表紙

(『Oggi』2014年3月号)

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