2014年はマネーニュース花盛り! 4月1日から消費税がとうとう8%になり、新しい投資制度「NISA」も始まります。生きていく上で切っても切り離せないお金の問題。「増税前の駆け込み購入はすべき?」「みんなどれくらい貯金してるものなの?」など、気になる情報がキャリア女性向けファッション誌『Oggi』3月号「初心者歓迎!Oggi世代のマネー学」に一挙掲載されているのを発見したので、一部ご紹介します。
【1】消費税率アップで、年間支出は約20万増える!?
4月1日からとうとう消費税が5%から8%にアップ。Oggi読者の収入(手取り449万)だと、年間20万円程度支出が増える計算に。支出アップを乗り切るためにまずできることは、通信費や保険料をはじめとする固定費を中心に、家計を見直すこと。また、「増税前にこれを買っておかなきゃ!」という駆け込みの買い物も慎重に。それほど必要ではないものまで買ってしまったら、お得どころかムダ使いです。
【2】パソコン、スマホ、テレビ、住宅は増税前に駆け込み購入しなくてOK!
家電の中でも価格の変動が激しいのが、パソコン・スマートフォン・テレビ。4月以降、増税された分以上に値下がりする可能性が高いです。また、住宅の購入を検討している方は、価格変動に加え、増税と同時に「住宅ローン減税」という優遇措置が拡充されるので焦る必要はありません。また、そもそも土地は消費税非課税です。
【3】Oggi読者の貯金額の平均581万円!
Oggi読者の年収は、国税庁調べの30代前半平均年収が300万円を切るのに対し、平均が手取り449万円! それもあり、同世代の平均と比べるとOggi読者の貯蓄額は高めの581万円。とはいえ、0~100万円が19%、101~300万円が22%、301~500万円が32%、501~800万円が20%、801万円以上が7%と、かなりばらけています。貯める理由は「漠然と将来が不安だから」が1位。ちなみに、老後資金は夫婦で3000万円、シングルで2000万円が最低ラインと言われています。
【4】支出の把握の有無は、貯蓄額と相関性アリ!?
毎月の支出をきちんと把握している人は66%。そのうち4人に3人は毎月決まった金額を貯蓄し、平均貯蓄額は702万円。一方、支出を把握していない人の平均貯蓄額は430万円と大きな差が。きちんと貯めるための第一ステップは、まず自分がいくら使っているのか知ることから始まるのかもしれません!
「消費税はどこまで上がるんだろう?」「私たちの世代は年金はきちんともらえるのかな?」など、お金にまつわる悩みはつきない昨今。どんな時代でもしっかり生き抜いていけるよう、賢く使って賢く貯められる女性になっていきましょう!(後藤香織)
【あわせて読みたい】
※AneCan編集長が2013年を総括!「消費に積極的な子たちを世間は見ていない」
※ダメな女ほど、お金も時間もムダ多し!? 解決策は、ながら美容!