「友達」って、不思議な存在。
頑張って作るときもあれば、気付いたら自然にできているときもある。ついでに、「いつメン」とか「相方」とか「親友」とか、いろいろな種類の友達が存在する。
今回は、フリュー株式会社が女子高生・女子大生118人に調査した「コミュニケーションに関する意識調査」の結果を見てみましょう。友達って、どのくらいいるものなの？ どうやって作ってるの？ 親友と相方って、どっちが仲がいいの？ などなど、気になる調査結果、お届けします。
◆約6割が“入学前に友だちづくり”を経験。きっかけ第1位はコレだ！！
Q.入学前に同じ学校の人と友だちになったことがありますか？
ある 57.8％
ない 42.4％
まず女子高生・女子大生に、「入学前に同じ学校の人と友だちになったことがあるかどうか」を調査したところ、57.8%が「ある」と回答しました。なんと6割の女子高生・女子大生は入学前に友達がいるという結果に！ 昔では想像もできません。一体どうやって入学前に友達を作っているのでしょう？
Q.入学前の友達作りのきっかけはなんですか？
Twitter 34.6%
LINEのグループに招待されて 23.1％
直接話しかけた（入試、合格発表など） 19.2％
直接話しかけられた（入試、合格発表など） 17.3％
その他 5.8％
「入学前の友達作りのきっかけ」の1位は「Twitter（34.6%）」となり、次に「LINEのグループに招待されて（23.1%）」となりました。「直接話しかける、話しかけられた」の2つを合わせた数と「Twitter」の数があまり変わらないという結果に。Twitterの効果は絶大ですね。またSNSを活用することで、事前に人脈を広げてから入学する人が多いようです。これによって入学時に抱く友だちづくりへの不安を減らすことができるそう。
ちなみに、今回調査した女子高生・女子大生の、SNSの平均フォロワー数は以下。
＜Twitter＞
Twitterフォロワー数 平均554.4人
＜Instagram＞
Instagramフォロワー数 平均303.6人
＜LINE＞
LINEで繋がっている友だち 平均126.2人
またLINEの友達の人数よりもTwitterやInstagramのフォロワー数の方が多いことから、使用目的の違うSNSごとに友達も分けているようです。連絡手段であるLINEの友達の人数が少ないということからも、顔見知り程度の友達とはLINEは交換せず、TwitterやInstagramをフォローするという形になっているようです。
◆「相棒」か「相方」がいるJK・JDは約8割！
SNS以外の友だちの数についても調査しました。「親友」、「いつメン」、「全体の友達」、「相棒」、「相方」の数を尋ねたところ、以下のような結果になりました。
＜親友の数＞
＜いつメンの数＞
＜友だち全体の数＞
詳細はグラフを見ていただくとして、「親友」は平均2.6人、「いつメン」は平均5.6人、「友だち全体」としては平均90.1人でした。親友の数の平均が2.6人というのには驚きを感じました。心を許しあえている人が3人近くいるのはとても心強いですね！
さらに、最近では「相棒」や「相方」も友だちの一種として存在しているようで、「相棒」がいる人は79.7%、「相方」がいる人は87.3%と、いずれも約8割を占めました。
＜相棒の数＞
＜相方の数＞
またそれぞれの数は、「相棒」が平均1.3人、「相方」が平均1.4人でした。
「相棒」と「相方」は似た意味合いで使われているようで、「いつも一緒に行動する」、「なんでも相談できる・言える」といった意見が出ました。親友、いつメンとは別の相棒・相方。
イマドキの女子高生・女子大生の友達の種類は豊富ですね！
なお、それぞれの友だちの“仲良し度”を調べたところ、「親友」「相方・相棒」「いつメン」の順に仲がいいそうです。意外！ なんとなく「相棒・相方」は文字通りペアとなって行動する存在だから、親友よりも仲良しなのかと思いきや、やはり今も昔も「親友」がトップ。「相棒」や「相方」は、「親友」程ではないものの、いつも一緒に遊ぶ「いつメン」よりも親密な友だちのようです。
うーん、女子高生の交友関係は難解だ。（ほんじょうみゆき）
情報提供元：フリュー株式会社
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