お弁当を作ると、年間節約額9万円以上!?お弁当生活を楽に続ける3つのコツ

会社や学校で新年度がスタートする4月。新生活の始まりを機に、お弁当作りを考えている人も多いのでは?

お弁当
(c)Shutterstock.com

「お弁当は節約に効果的」と聞きますが、実際にいくらぐらい節約できるのでしょうか? 全国の男女約33,000人に聞いてみました!

 

▼毎日お弁当をつくるといくら節約できる?


社会人の大きな楽しみ、ランチタイム。外食やコンビニ飯は美味しくて手間要らずですが、それなりのお金がかかるのが悩みどころです。上手にやりくりしてランチ代をお小遣いに回したい……と考えたとき、気になるのが手作り弁当ですね。ここで疑問です。

「お弁当は節約できるって聞くけど、実際にいくらお金が浮くの?」

この疑問を解決するため、実際にお弁当づくりをしている男女に「お弁当一食あたりにかける費用」を聞いてみました。

結果、お弁当一食あたりの全国平均は、231.5円。ワンコインランチ500円と比べても、なんと半額以下の出費です。

お弁当一食当たりの全国平均

ちなみに男性会社員のランチ代(お弁当を除く)の平均は590円(*)なので、毎日お弁当をつくるとその差額は1日358.5円。平日毎日お弁当を持っていくとすれば、年間約93,210円もの節約になります。

お弁当の節約効果、思った以上に大きいようですね!

*株式会社新生銀行「2017年サラリーマンのお小遣い調査」より

▼都道府県別「やりくり上手」「ゴージャス弁当」TOP3は?


この金額を都道府県別に見てみましょう。お弁当一食にかける費用が最も少ない「やりくり上手な都道府県」TOP3は……

もっともお弁当で節約している県は?グラフ

1位 三重県(192.5円)
2位 福島県(199.6円)
3位 長野県(202.8円)

の3県でした。1位の三重県は年間103,350円の節約ができる計算です。

ちなみに、お弁当に入れるおかずの数が多い「ゴージャス弁当好きな都道府県」TOP3はというと……

もっともおかずの多い県は?グラフ

1位 山口県(5.6品)
2位 長野県(5.5品)
3位 青森県、鳥取県(同率/5.2品)

という結果に。おかず盛りだくさんのお弁当は、お腹も心も賑やかに満たしてくれそうですね。

 

▼節約に!お弁当づくりを長続きさせるコツ3つ


節約に大いに役立つお弁当。でも習慣として身につくまではちょっと大変そうなイメージがあるかもしれません。

そこで、CanCam.jp編集部は、職場にお弁当を持参している社会人の先輩たちに「お弁当づくりを続けるコツ」をさらに独自に調査。その結果をまとめて発表します♪

●コツ1 見た目にこだわらない

「基本、夕食の残りが翌日のお弁当になります。白米+肉の茶色いお弁当とか、全然インスタ映えはしないけどいいんです(笑)」(25歳・女性)

「具だくさんおにぎり2個だけ持参することが多い。手軽に食べられるから昼休みをゆっくり過ごせます」(38歳・女性)

雑誌やネットには素敵なお弁当が並んでいて、「あんなふうにはつくれない!」と思う方も多いかもしれませんが、大丈夫です。みんな、そんなもんです!

 

●コツ2 面倒くさいことは避ける

「洗い物を減らす。お弁当箱は1段のシンプルなもの、おかずカップは100均の使い捨てがおすすめ」(40歳・女性)

「一時期はマイ箸を持ち歩いていましたが、箸箱や箸袋を洗うのが面倒でやめました。今は割り箸をデスクに入れています」(38歳・女性)

負担に感じる手順は多少の経費をかけてでも減らす、というのも意識しましょう。

 

●コツ3 楽ちんな方法を選ぶ

「料理が得意じゃないから、おかずは冷凍食品です。詰めるだけで済むからこそ、疲れてても忙しくても続けられているんだと思います。私の場合はこれがベストと割り切っています」(29歳・女性)

サンドイッチ、麺もの、乗っけ弁(ご飯の上におかずを乗っけるお弁当)など、楽ちんレパートリーを増やすのも継続のコツ♡ 肩に力を入れない方が、お弁当習慣は続きやすいようですね。

 

▼イチゴと一緒に鶏ガラを…?お弁当失敗談


最後に、ニチレイフーズ調査による「お弁当にまつわる失敗談」から、楽しいものをご紹介しましょう!

「海苔でメッセージをデコレーションしたけれど、湿気で蓋に海苔がついてしまい気づいてもらえなかった」(36歳・女性)

「お弁当を食べようとタッパーふたつの蓋をあけたらどちらもおかずだった。一方父のお弁当はふたつとも白ごはんだった」(22歳・女性)

「イチゴと一緒に、イチゴ用のミルクパウダーを入れたつもりだったのですが……。息子がいつもどおりイチゴに振りかけて食べたところ、それは鶏ガラの粉だったらしく、酷い味で吹き出したそうです。友達にも味見させて、先生にも呆れられたとか……」(48歳・女性)

その瞬間はトホホですが、後から思い出すとほっこり笑える思い出ばかりのようです。

お弁当で始める節約生活は意外と楽しそう! この春からあなたもスタートしてみませんか?(豊島オリカ)

情報提供元:株式会社ニチレイフーズ

 

★他人に見せない!無理しない!「じぶん弁当」のルールが働く女の心に響く

★外食も旅行もして“1,000万円貯金”できたアラサー独女が絶対やらなかったこと5つ

【あわせて読みたい】

※作ればわかる!「やせおか弁当」はただ痩せるよりすごかった【32種類大公開】

※簡単うまい「やせおか弁当」ベスト3、栄えある1位は…あのおかず!

※そのお弁当、ホントに大丈夫?梅雨にコワ~イ「食中毒」を防ぐための3原則

※「非モテ」弁当から「モテ」弁当へ!女子力の高いお弁当のポイント4つ

※気になる!「お弁当男子」のリアルな実情、聞いてみた