謎の存在?「浪人あるある」を経験者に聞いてみた!【大学生活編】

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それは、跳躍前の助走期間。

みなさんの中にも、経験された方がいるかもしれません。

今回は、浪人経験者の方々に、大学に入学してからのあるあるを聞いてきました。
経験しなかった人も、今となっては良い思い出となっている人も、一緒に見ていきましょう。

【謎の存在?経験者に「浪人あるある」を聞いてみた!大学生活編】

■「元同期」との距離感に悩む


高校生の頃は同期だったけど、相手は現役で大学に入ったというパターン。

高校時代から知り合いなら、「これまで通りタメ口で……」となりますが、とってもややこしい状況がたまに発生します。

例えば、浪人経験者の自分(現大学一年生)と、高校時代は自分と同期だった友人A(現大学二年生)、そして、Aにとっては大学の同期、自分にとっては大学の先輩であるBさん(現大学二年生)の三人が同じ場にいる状況です。

……ややこしいですけど、把握できましたか?

Aとはタメ口でいいけれど、Bさんには敬語で接したい……。でも、AとBさんは互いにタメ口だし、なんなら誕生日的にはBさんは自分より年下だし、あぁ、もう……!!!

結局、タメ口と敬語を交互に切り替えるのが面倒で、「~ッス!」語法をあみ出す、なんてことも……。

 

■カミングアウトは、わりと勇気が必要


だって、どのぐらい浪人経験者がいるかなんて、わからないじゃない!
どんな反応をされるのかも、わからないじゃない!
気を使うのも、使われるのも嫌だし……。

……などと、色々なことを考えると、どうしてもカミングアウトは勇気が必要になるようです。

 

■浪人だと知られた瞬間、同期が一瞬敬語を使う


カミングアウト関係でもうひとつ。「実は私、浪人で……」とカミングアウトした直後に、「あ、そうなんですね……!」と急に敬語になる同期。

いやいや! さっきまで思いっきりタメ口だったじゃん!

わあ! 顔に出てる! 「口調とか接し方とかどうしようかな」って顔に出てるよ!!!

 

「敬語の方が良いですか……?」「いやいや!全然タメ語で構わないよ!」という会話をするまでが様式美。

もし、浪人経験者であることを打ち明けられても、「そうなんだ!」と明るく流した方が、お互い気楽かもしれません。

 

■相手も浪人経験者だと知ると、絆が生まれる。


なんなら、カミングアウト前に「あれ……? この人も、『っぽい』ぞ…!?」と、察します。

なぜかその直感は当たります。

おそるおそる浪人経験者だとカミングアウトした結果、「実は、私も…!」と言われたときの「よかったー!」感は、すごいようです。

 

■自分が浪人経験者であることを忘れる


もはや、忘れるようです。

でもこれって、良いことですよね。
同期にちゃんと馴染んでいる証拠です。

 

過去は過去、今は今。
そういう割り切り方ができると、お互いハッピーですよね。

 

■少しのことでは動じなくなる


良くも悪くも、これです。

あのころに比べれば……」という思いがあるからこそ、たいていのことは跳ね除けられます。

過去に頑張った勲章が、くじけそうな今を支えてくれるのですね。

 

高校生と大学生のはざまに生きる、浪人生。
そこには、経験者しか知りえない多くのあるあるが存在したようです。

もちろん、経験しないに越したことはありませんが、経験したからといって即座に「黒歴史」になることでもありません。
自分を鍛錬し続けた一年間は、人生を通しても貴重な時間だったはずです。

結果的に、「浪人してよかった」と思えるなら、それが一番ですね。(あまみず)

 

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